いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお肉の料理

材料
鶏もも肉…2枚(皮を取って350~400g)
<たれ>
・塩…小さじ1/2
・こしょう…少々
・ベーキングパウダー…小さじ1
・サラダ油…小さじ1
小麦粉…適量
サラダ油…大さじ1
<タルタルソース>
・ゆで卵(みじん切り)…1個分
・玉ねぎ(みじん切り)…1/8個(30g)
・パセリ(みじん切り)…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ4
・酢…小さじ2
・こしょう…少々
トマト(湯むき)…1個
パセリ…適量
作り方

1. 鶏肉は皮を取り、脂身を除き、厚い部分は厚みを開いて、1枚を2つに切る。表に5~8mm幅の格子状に切り目を入れ、裏は筋を切るように4~5本の切り目を入れる。

2. 混ぜ合わせたたれに1を漬けて常温で30分おく。かるく水気をふき取り、小麦粉をまぶし、余分な粉をはらう。

3. 直径24cmのフライパンを中火で2~3分熱し、サラダ油を入れる。皮目だった側から鶏肉を入れて表4分、裏2分焼き、ふたをして弱火で5分焼く。火を止めてそのまま5分蒸らす。

4. タルタルソースの材料を混ぜ合わせる。

5. 3をそぎ切りにして器に盛り、4をかけ、湯むきしたトマトを4~6等分して添え4をかけ、ちぎったパセリをちらす。

ワンポイント!
  • *厚い部分は包丁で開いて、厚みを均一にする
    鶏肉は厚みのある部分には切り目を入れ、全体の厚さを均一にする。同じ厚みだと同じように火が入るため、加熱むらがなく、噛み切りやすい。
  • *ふたをして、余熱で鶏肉に火を通す
    焼いた後にふたをして火を止めて5分蒸らす。余熱で火を通すことで、鶏肉がふっくらやわらかく仕上がる。
  • *鶏肉をそぎ切りにする
    肉は斜めにそぎ切りにして、ほどよい厚みにする。厚すぎたり、薄すぎたりすると噛みにくい。
たれに漬けておくだけで、肉がふんわりやわらかく!
焼き肉などのように下味をつけた肉は、全体に味がしっかりからみ、おいしく感じますよね。その下味をつけるためのたれやマリネ液で、おいしくなるだけでなく、肉が食べやすくなるのをご存知でしたか?タンドリーチキンで使ったヨーグルトや味噌、また今回の料理3品で使っているサラダ油などの油脂類、そして玉ねぎやパイナップル、キウイなどの消化分解酵素が豊富な野菜や果物をたれの材料に入れて漬けておくだけで、鶏肉がふっくらやわらかく仕上がるんです。漬けている間の手間はありませんから、ぜひお試しを。たれやマリネ液の量はたくさんでなくても、鶏肉の全体に塗れる量があれば充分。肉質の違いが大きい牛肉や豚肉にくらべて、鶏肉はそこまで大きな差はありません。ということは、手のかけかた次第で、噛みやすくおいしくいただける、ということですね。
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