いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお肉の料理

材料
鶏もも肉 … 1枚(正味200g)
グリーンアスパラガス … 3本
小麦粉 … 大さじ1
サラダ油 … 大さじ1
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・砂糖 … 大さじ1
・醤油 … 大さじ1
・みりん … 大さじ1
・水 … 大さじ1
作り方

1. 鶏肉は皮を取って筋を取り除く。厚みを均一にして開き、6等分にする。麺棒などでよくたたいて、水分を拭き取る。

2. グリーンアスパラガスは根元のかたい部分を切り、ピーラーで皮をむいて長さ2cmに切る。

3. 1の鶏肉に小麦粉をまぶして余分な粉をはたく。フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして並べる。あいているところに2を入れる。鶏肉は中火で2分焼き、裏を返して2分焼く。アスパラガスもまんべんなく焼き色がつくように焼く。余分な脂が出てきたら、ペーパータオルで拭き取る。火を止めて合わせたAを回し入れてふたをし、弱火で3分ほど蒸し焼きにする。

ワンポイント!
  • *鶏肉をたたく
    厚みを均一にしてから麺棒などでしっかりたたく。
    Point:鶏肉は食べにくい皮や筋を取り除き、厚みを均一にすることで火を通りやすくします。 さらに麺棒などでたたいて伸ばせば、身がやわらかくなって食べやすくなります。
毎日の献立に取り入れやすい鶏肉を下処理で食べやすく。
定番料理としても親しまれている鶏の照り焼きですが、実はおせち料理の一品でもあるんです。ご存知でしたか?高たんぱくで低脂肪の鶏肉は、淡白でいろんなものと合わせやすく、料理のしやすい食材。でも、肉のパサつきや噛み切りにくさが気になることはありませんか? そこで今回は、少しの手間で鶏が食べやすくなる下処理を紹介します。まず、かたい皮は取り除き、肉をたたいて繊維を壊し、噛み切りやすくします。さらに小麦粉をまぶして焼けば、水分がとびすぎず、しっとりした食感に仕上がります。小麦粉はたれをからみやすくしてくれるメリットもあるんですよ。また、最後に蒸し焼きにすることで、パサつきを防いでふっくらやわらかに。付け合わせのアスパラガスは繊維の多い野菜ですが、皮をむくことで、ずいぶん噛み切りやすくなります。ほんのひと手間で、食べにくいと思っている食材も、驚くほど食べやすくなります。定番おかずとして活用しやすい素材なので、ぜひ試してみてください。“食べにくいから”と避けずに、料理に取り入れられますよ。
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