いつもおいしく旬の味わい ~季節ならではの食感を楽しむ~

四季がある日本だからこそ、季節季節の食材を様々な食感や調理法で味わい・・・。
年齢を重ねても、その楽しみは変わりません。食べる楽しみは、人生を豊かにします。
歯の健康と食事の関係を考え、噛みやすく、食べやすくするテクニックを紹介していきます。
最新のレシピお肉の料理

材料
豚肩ロース肉(しゃぶしゃぶ用)
         … 15~18枚(150g)
塩 … 少々
コショウ … 少々
小麦粉 … 大さじ3
<A>
・溶き卵 … 1個
・水 … 大さじ2
・小麦粉 … 大さじ2
パン粉 … 1/3カップ
揚げ油 … 適宜
<おろしマヨネーズだれ>
・大根おろし … 200g
・マヨネーズ … 大さじ1
・醤油 … 小さじ1
万能ねぎ(小口切り)… 5本分
作り方

1. パン粉は万能こしきでこして、細かくする。

2. Aを混ぜ合わせる。

3. 豚肉は半量にわけ、1枚を広げ、塩、コショウをふって1枚ずつ重ねていく。同様に、もう1組作る。

4. 3に小麦粉、21の順で衣をつける。

5. 揚げ油を170℃に熱し、4を入れて5分ほど揚げる。

6. 大根おろしはかるく水気をきり、マヨネーズと醤油を加え混ぜ、おろしマヨネーズだれを作る。

7. 5を食べやすく切って器に盛り、6をたっぷりとかけ、衣をしっとりさせて、万能ねぎをちらしてからいただく。

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ワンポイント!
  • *パン粉をこす
    パン粉を万能こしきでこしで細かくする。
    Point:揚げた硬い衣が口の中の粘膜に当たったり、入れ歯と粘膜の間に挟まって痛むなど危険性が高いので細かくしたほうが安全です。 普段、フライやコロッケに使う衣もこのようにするとより食べやすくなります。
  • *薄い肉を重ねる
    筋のないやわらかい部位を選び、何枚か重ねる。
    Point:豚に限らず、肉は脂身の多いほうが柔らかく、噛み切りやすくなりますが、高カロリーの動物性脂肪をあまり多く取るのは避けたいもの。赤みでも薄くした肉を重ねることで噛むことができる十分な柔らかさを保てます。
  • *衣をしっとりさせる
    たれにはマヨネーズを加える。
    Point:マヨネーズの油分が衣をしっとりとやわらかくさせ、唾液の分泌が少ないかたでも食べやすくなります。てんぷらやフライを食べるときも、つゆやソースを先にかけておくといいでしょう。
たくさんパワーがもらえる豚肉
梅雨があけたらいよいよ夏本番!年々、日本の夏は暑くなっていますが、この夏こそ積極的に摂りたいのが豚肉です。牛肉や鶏肉に比べても、スタミナのもとになるビタミンB1が豊富。また良質なたんぱく質は病気に対する抵抗力を高めてくれます。
今回から2回に渡って豚肉をおいしく食べられるメニューをご紹介します。豚肉の定番メニューといえば「トンカツ」です。しかし、レストランや食堂で一般的に出てくる分厚い豚肉を使ったトンカツは弾力があって入れ歯では食べにくいですね。これを薄切りの豚肉を使って作ると無理なく噛み切れるカツを作ることができるのです。そしてたれでしっとりさせてからいただきましょう。 カツにキャベツを添えたいときは、生のまま千切りをするより、キャベツをさっとゆでたあと、くるくるまいて一口大に切って添えると食べやすくなりますよ。
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