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2017年12月12日
大門未知子、余命3カ月!絶体絶命“最後のオペ”!!
正真正銘の(!?)最終回に米倉涼子「寂しい…こんな気持ちは初めて」
■大門未知子、余命3カ月! 米倉涼子、細めの体型を維持して、この局面に臨む
『ドクターX』が12月14日(木)、とうとう最終回を迎えることに! 先週放送された第9話のラストで大門未知子(米倉)が倒れる…という衝撃の展開を見せた本作。しかし、最終話ではさらにショッキングな事実が判明! なんと、未知子が後腹膜肉腫を患い、余命3カ月であることが発覚してしまいます。
「この展開について知ったのは、今シリーズの撮影中盤だった」という米倉は、「視聴者の方々にどう見せていくべきか悩んだ」と明かします。その結果、「具合が悪いという予兆が見えては面白さが半減してしまう。立ち居振る舞いはあくまで元気なままにして、体型だけは細めを維持しよう」と決意したそう。今シリーズの放送中、世間でも話題になっていた“通常に輪をかけたスレンダーな米倉のスタイル”には、こんな秘密があったのです!
■『ドクターX』史上初、未知子が患者に! 米倉、患者としての芝居に頭を悩ませる
5シリーズにわたる『ドクターX』史上、未知子が病に倒れて患者になるのは初めて。最終回では自らの治療を後回しにして、日本医療界のトップに君臨する「医師倶楽部」会長・内神田景信(草刈正雄)のオペに挑もうとする未知子ですが、かつて類を見ない“絶体絶命の危機”が襲い掛かります。
患者としての芝居に一番悩んだという米倉。中でも「内神田さんのオペの最中、未知子の苦しさをどう調整すべきか、自分のお芝居をちゃんと伝えるにはどうしたらいいか…という点については、すごく考えた」といいます。実はこのシーン、「自分ではどれがベストなのか決めきれなかったので、撮影ではいろんなパターンで演じた」という米倉。彼女自身も「完成した本編を見るまで、どうなっているか分からない」と話す、かつてない未知子の姿に注目です。
■米倉、岸部一徳との撮影で“最後”を実感…「寂しさで胸が締め付けられました」
最終回では、未知子と彼女の師匠である「名医紹介所」所長・神原晶(岸部一徳)が寄り添って涙するシーンも! 米倉は「一徳さんの顔を見るだけで涙腺のスイッチが入っちゃうので、撮影でも泣く場面まではなるべく見ないようにしていました」と、撮影時の心境を明かします。
そんな名医紹介所のラストシュートでは、岸部と2人で「この後に名医紹介所のセットも本当に壊れるのよね」と話したという米倉。そのときを振り返り、「寂しさで胸が締め付けられましたね…。こんな気持ちは初めて。長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました」と、しんみり…。何度も「寂しい」と口にしていました。
■未知子を演じて足掛け5年――「一度も嫌いになったことがないんですよ」
5年にわたり、失敗しない外科医・大門未知子を演じてきた米倉。「こんなに長いシリーズに出演するのは初めてでしたけど、すごく楽しくて、一度も嫌いになったことがないんですよ」と、片時も薄れることのなかった『ドクターX』愛を明かします。しかし、そんな『ドクターX』もひとまずこれで最終回。米倉は「最後だと思うと、心の中では不思議な気持ちや悲しい気持ちが入り乱れますが」と前置きしつつも、力強い声で「キャストもスタッフも強い思いを込めて撮影していますので、ぜひ見ていただきたいです」と、長きにわたって『ドクターX』を愛してくれた視聴者に呼びかけました。
そんな米倉に全撮影を終えた後に何をするか尋ねると…「何もいたしません!」と、未知子さながらの返答。続けて「でも、縫う練習は続けておこうかな(笑)」とも…! いつの日かまた鮮やかなオペをする未知子、あるいは米倉が見られる可能性もあるのか、ないのか…。いや、その前にそもそも未知子の命は助かるのか…!? 命を懸けた“最後のオペ”に立ち向かっていく未知子を迎え撃つ、衝撃の結末にどうぞご期待ください!
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【米倉涼子 コメント】
――未知子が病で倒れるという衝撃の展開を、米倉さんはどんな気持ちで受け止めましたか?ラストへ向けた物語としてはいい流れだと思いましたけど、視聴者の方々にどう見せていくべきかについては悩みましたね。実は、私がこの展開について知ったのは、今シリーズの撮影中盤だったんです。そこから、お芝居の照準の合わせ方も含め、スタッフさんと相談して…。視聴者の皆さんにはビックリしていただきたいし、具合が悪いという予兆が見えては面白さが半減してしまう。立ち居振る舞いはあくまで元気なままにして、体型だけは細めを維持しようと決めました。でも、もう最終回なんて…寂しいですよね…。
――寂しさを感じる中で未知子を演じていると、これまでと違う感情も湧いてきますか?
お芝居に私情を挟んではいけないと思っているので、本番中は平常心でいられるんです。でも、撮影合間にはどうしても最後というのを意識してしまいますね。名医紹介所の撮影最終日には、(岸部)一徳さんとお互い、あまりそばにいないようにしていました。一徳さんと「この後に名医紹介所のセットも本当に壊れるのよね」という話をしたときは、寂しさで胸が締め付けられましたね…。こんな気持ちは初めて。長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました。
――名医紹介所のシーンでは、晶さんと寄り添い、2人して泣くシーンもあります。
一徳さんの顔を見るだけで涙腺のスイッチが入っちゃうので、撮影でも泣く場面まではなるべく見ないようにしていました。一徳さんのお芝居は…素晴らしかったです! 晶さんの愛情がすごく伝わってきて、未知子と晶さんの信頼関係を改めて実感しましたね。
――未知子が患者になるのは初めてですが、演じる上で一番悩まれたシーンはどこですか?
内神田さんのオペの最中、未知子の苦しさをどう調整すべきか、自分のお芝居をちゃんと伝えるにはどうしたらいいか…という点については、すごく考えましたね。自分ではどれがベストなのか決めきれなかったので、撮影ではいろんなパターンで演じさせていただきました。だから、私も完成した本編を見るまで、どうなっているか分からないんですよ。私自身も最終回を見るのが楽しみです。
――5シリーズにわたり支えてくださった視聴者の皆さんに、メッセージをお願いします。
私たちが想像する以上にたくさんの方が見てくださったおかげで、ここまで続けることができましたし、未知子や他のキャラクターの存在を皆さんの心の中に植え付けることもできたと思うんです。その幸福感を今しみじみと感じて、『ドクターX』に心から感謝しています。実は私自身、こんなに長いシリーズに出演するのは初めてでしたけど、すごく楽しくて、一度も嫌いになったことがないんですよ。最後だと思うと、心の中では不思議な気持ちや悲しい気持ちが入り乱れますが、キャストもスタッフも強い思いを込めて撮影していますので、ぜひ見ていただきたいです。
――全撮影が終わったら、何をしましょうか?
何もいたしません! ひとまずボーッとして…でも、縫う練習は続けておこうかな(笑)。