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2020年7月30日

今夜、ついに迎える最終回…撮影を終えた木村拓哉が包み隠さず語る“今の思い”!
「今の自分たちにできることは160%やり尽くした」

新シリーズの撮影は「“今までにない戦いの日々”。悔しい思いもたくさんしました」

――新シリーズも、無事にクランクアップしましたね。

 「出演者もスタッフも含め、現場にいる人間から誰か一人でもコロナの感染者が出てしまったら、撮影もストップしてしまう…。そういう状況の中、“何としてでも最後まで無事に撮影を続けなければいけない”のが、今回の現場だったと思います。全7話に縮小されたことをお知らせしただけで、『えーっ!?』と残念がってくださった視聴者の皆さんに対して、撮影が再びストップすることは一番やってはいけないことですから。しかも、相手は“見えない敵”。だからこそ、すごくシビアになって撮影していましたね。“今までにない戦いの日々”でした」

――“今までにない戦いの日々”の中、木村さん自身はどんな心境でしたか?

 「正直なところ、悔しい思いもたくさんしましたね。来てくださったゲストの方と握手もできないし、いいカットが撮れたときにハイタッチもできないし…すごく悔しいよ! 出演者が次々とクランクアップしていく中でも、本当だったら最後に『ありがとう!』と言ってハグもしたいし、ハイタッチもしたいし、握手もしたいけど……できませんからね。すべての撮影が終了した後も、普通はスタッフの労をねぎらう会があるじゃないですか。でも、それも当たり前のようにないですから」

――悔しい思いをしながらも、この逆境を飛び越えられたという手応えは、今ありますか?

 「まだ飛び越えられてはいない、と思いますね。僕らは今回それぞれの責任は果たしたけれど、コロナに伴う逆境はこれからも続くわけで…。現場そのものが存在しないと、僕らは何もできない。でも、そういった現場の存続もまだまだ危うい状況ですから。逆境を飛び越えるには、まだしばらく時間がかかる気がします」

逆境の中で大きな支えとなったのは、本気で撮影に挑む現場の仲間たち――
「すごく幸せでした。最終回、僕らの160%を受け取っていただけたら、うれしいです!」

――そんな一筋縄ではいかない逆境の中、今回共に戦った現場の仲間たちは心強い存在だったのではないでしょうか?

 「本当に暑い中、着ている服をすべて汗に染めながら、次のカットの準備を一生懸命進める人たちが現場にいてくれて、すごく幸せでした。本気になってくれる現場の人たちを目の当たりにすることで、僕もギアを入れさせてもらえることが多々あったんですよ。だから、僕自身も皆さんのギアを入れられるような存在として、これからも現場に立ちたいですし、もしまたこのチームと会えるときが来るならば、お互いに全力を出し合いたいです。そのために、フィジカル面もメンタル面もさらに鍛え、整えておこうと思います」

――最後に…本日、ついに最終回を皆さんにお届けできる日がやって来ました。これまで温かく応援してくださった視聴者の皆さんに、ぜひメッセージをお願いします。

 「話数も短縮になり、僕としては正直なところ、本来お届けするはずだったメニューは最後まで出しきれていない感があって…。そこに関しては、皆さんに対して『本当にごめんなさい』という気持ちでいっぱいです。ただ、今の自分たちにできることは、160%やり尽くしたと自負しています。皆さんにもどうか最終回、僕らの160%を受け取っていただけたら、うれしいです!」

 撮影の日々と自らの心境を冷静に振り返えると同時に、“本気の言葉”で今の熱い思いを語ってくれた木村――。そんな木村と『BG』チームの160%が詰まった最終回は、今夜9:00から拡大スペシャルで放送します!
 最終回では、これまで最強バディを組んできた高梨雅也(斎藤工)と決裂した島崎章(木村拓哉)が、たった一人、死を覚悟で最大の敵・劉光明(仲村トオル)を警護。しかも、劉を血眼で捜索する警察と「KICKSガード」の追手が迫る中、追い詰められた章が、眼前に立ちはだかる高梨を崖から突き落とすという暴挙に…!? さらには、章自身の命も危機にさらされてしまい…!
 まさに《衝撃に次ぐ衝撃の展開》が襲いかかる最終回――。主演・木村の“不退転の覚悟”と“本気”に触発され、『BG』チームが全力で生み出した胸熱の最高エンターテインメントを、最後までその目に焼き付けてください。

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