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  reported by
吉野真治

いよいよ「世界水泳メルボルン2007」が始まりました。
開会式はシンクロ・競泳会場となるロッドレーバーアリーナで行われ、
「真の水泳世界一決定戦」にふさわしい熱気溢れるイベントでした。
開会式は「ノリの良い」オーストラリア人の特質を最大限活かした、観客参加型で、
ロッドレーバーアリーナを埋めた満員の観客は積極的に開会式に加わり、
熱狂的な盛り上がりの原動力となっていました。
例えば、会場の入口では観客に小型のカラーライトが手渡されます。
イベント中に暗転した会場の中で、そのカラーライトを観客がスイッチを入れ、
まるで暗闇に浮かぶ蛍のような、幻想的な空間を作り出すなどの演出がなされていました。


観客が参加しての幻想的な空間

オーストラリア大陸の先住民族、アボリジニーの儀式。
オーストラリアで有名なボイスパフォーマーによる、コミカルなパフォーマンス。
競泳・シンクロ・飛び込み、ウォーターポロ、水球といった各種目で偉業を達成してきた「伝説の選手」の紹介。
そして、一番会場が沸いたのは日本でもお馴染み、「イアン・ソープ」の特別表彰でした。
今回の世界水泳を前に引退を表明したオーストラリアの英雄イアン・ソープ。
特設ステージに登ったイアン・ソープが見つめる中、
会場では過去のイアン・ソープの偉業がVTRで流されました。
そして、栄光の歴史が詰まったVTRが終わり、会場のスポットライトがイアン・ソープに降りると、ロッドレーバーアリーナが地鳴りのような大歓声に包まれました。
競泳のテレビ視聴率が60%を超える、水泳大国オーストラリアが誇る
イアン・ソープの存在感の大きさをあらためて感じることができました。


イアン・ソープ登場

「世界水泳メルボルン2007」
英雄イアン・ソープは去りました。
次なる「リビング・レジェンド」は誰になるのか?
いよいよ「世界で一番ドラマチックな15日間」が始まります。


進藤アナと開会式での一枚

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