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7月23日 東日本大会準優勝!


ついにこの日がやってきました。7月4日(日曜日)
結成3年目を迎えた「東京バンバータ」にとって、
初めての「プロスタゲーム」

そう、草野球日本一決定戦「第33回サンスポ野球大会」
その東日本決勝大会の舞台は「西武ドーム」です。



「フレッツ」の同僚、新関さん・山本さんが
写真を撮りに来て下さいました!多謝!!

「初出場・初優勝」と、その伝統とレベルの高さから言えば
無謀とも言える目標を掲げて臨んだバンバータは、奇跡的な逆転劇の連続。
有言実行までの関門はあと3試合!

この1ヶ月間、他の大会に出場しながらも、あるものは走りこみ、
あるものは手のマメを破り、そしてあるものは有休を取り、
この日に備えてきました。




東日本大会決勝トーナメント表 Wヘッターでしかも
決勝は9イニング制。体力も試されます。

準決勝の相手は、バンバータとは対照的に、
圧倒的強さでブロックを勝ち上がって来た東北代表『K−STYLE』
全国大会優勝経験もあるという、文句無しの強豪です。

大会の規定で、西武ドームに入れるのは、試合開始わずか30分前。
となると、別にアップ行う必要があるのですが、
なんとその場所は・・・



普段ファームが使っている『西武第二球場』
立地・施設なにもかもが完璧 西武ライオンズの皆さん多謝!

西武第二からは余裕を持って本球場入り。
心身ともに完璧な状態で準決勝を迎えます。



37歳。私も1ヶ月掛け、大学時代と変わらぬ肉体を
作り上げました。


心をひとつに。揃っての「声だし」が何とも心地よい!

そして特筆すべきは、西武ドームのスタンド!
なんとグリーン一色!



ステックバルーンもチームカラーで統一!
大会関係者の方も驚く応援団!

実は熊本監督を初め主要メンバー3人が今なお、
口蹄疫被害に揺れる宮崎県出身ということもあり、
選手全員が胸に「がんばれ!MIYAZAKI」
ステッカーを貼って出場。




チームのクリエイティブデザイン担当 ♯7工藤のデザイン
何から何まで自前でやってしまうバンバータ!

さらに収益金の一部を義援金として寄付しようとバンバータTシャツ
チャリティー販売したところ、多数の方が購入してくださったのです!


子供たちもミニバンバータTシャツを着て
「パパがんばれ〜!!」

草野球としては異例のファン300人!
これで恥ずかしい試合は出来ません。

午後二時いよいよプレイボール!



体格では互角か。さすがは東北の雄
相手にとって不足なし!

先攻のバンバータ。
初回、先頭、「フレッツ」が四球で出塁すると、
バントで送ってスコアリングポジション。

そして、4番廣島の内野ゴロできっちり先制!
これぞ軟式という緻密な野球で先に欲しかった1点をもぎ取ります。



センス抜群!「フレッツ」のナイス走塁!

レベルが上がればあがるほど、ロースコアの接戦になることの多い
軟式野球ですが、
3回には打線が爆発!



♯10 キャプテン大塚
(元・パイレーツ3A)強振!

♯8 庄司(元・オリックス)
ジャストミート!

♯16 勝田選手会長!
捉えた!?

私もセーフティーで出塁し、チャンスメイク。
なんと4回を終え、8−0と圧倒します。



電光掲示板にチーム名っていうのも嬉しいですね♪

投げては並木&廣島がわずか被安打1の完封リレー!



豪腕!140キロストレートに
「味方で良かった・・・」

スタメンマスクからマウンドへ。
元日通の4番打者も
西武ドームのマウンドには大興奮!

「緻密なお祭り野球」を標榜するバンバータが
大舞台で最高の野球を披露しました!



見事なコールド勝ちは予想外!


「顔では勝ってる勝田です!決勝も応援お願いします!」
とさわやか挨拶でスタンドを盛り上げる選手会長。


みといさん、下平・竹内両アナウンサーもバンバータTシャツを
     着て応援してくれました!!

いよいよ東日本制覇、そして東京ドーム進出まであとひとつ。

その相手は、
同じく準決勝であの日大三高の全国制覇メンバー+元プロ数名という
「FS」を破って、三年連続で決勝に勝ち上がってきた、
「東京実業健保組合」
平日も練習を積み重ねていて、隙の見当たらない企業チーム。
もちろん超・強豪です。

試合前ミーティングでは監督以下
「準決勝の快勝は忘れよう」
「ミスしたら負け!1−0で勝とう!」と声を合わせ、
心をひとつにしました。



試合展開をイメージしてのミーティング


決勝戦。試合前の雰囲気が全然違います。


ベンチでもグラウンドでも全員がゲームに集中していました。


チームの方針通り、10球近くファールを打ち続ける
♯12シーサー・山内(明治大学OB)

でも・・・

何かが足りなかった。

相手の分析もやった。個々の準備も万全。チームの意思統一も文句無し。

1点ビハインドを土壇場で追いつく地力も見せた。

しかし、結果は7回サヨナラ押し出しで、1-2×の敗戦・・・・。



悔しさ余りある準優勝

それでも今大会、得られたものは非常に大きかった。
神がかり的な2.3.4回戦の逆転劇
そして快勝の準決勝に、これぞ最高峰という
緊張感のある決勝戦。

初の全国レベルのトーナメントで互角以上の戦いが出来たこと。
目標達成はならなかったが、チームにとっては間違いなく
「経験」という最高の糧を得られました。



99%の悔しさとほんの少しの高揚感


ベンチで応援を続けたメンバーが賞状を受け取る。


涙で応援団に挨拶する大塚キャプテン
その後ろで大喜びの相手チーム!東日本代表として
是非日本一になって欲しい!

そして何より、「たかが草野球」の試合にこんなにも多くの方が
応援に駆けつけてくれたこと。

2年前、わずか10人少しで立ち上がったチームが
わずか創部3年目で全国トップクラスの戦いが出来る
チームに成長しているという事実。



チーム初めての集合写真。素人感丸出し!

今度はこの写真を是非、東京ドームで!

チームが歩むべき道は間違っていない
そう、自信が確信に変わった大会になりました。

多くの応援団、スタンドでの盛り上げ、Tシャツの販売を
ボランティアで手伝ってくれた皆さんのためにも、
今年中にまた大舞台まで必ずたどり着きます!



   
 
    
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