相手は、昨年まで企業チーム「八千代銀行」として活動し、
軟式野球界の最高峰、あの天皇杯の優勝経験もある古豪。
相手にとって不足はありません。
試合は第3試合。
雨は強まるばかりとコンディションは最悪でしたが、我がバンバータの
熊本監督が本部に「絶対、今日やらせて下さい!」とお願いし、
急遽状態の良いグラウンドに変更してプレイボール!
気合十分で臨んだ試合は、
1,2回とアッと言う間に、試合巧者の八千代に2点を
許してしまいます。
レベルが高くなればなるほど、ほとんど得点が入らない軟式野球、
しかもトーナメントにおいては非常に苦しい展開・・・
バンバータも3回に1点を返えしましたが、降り続く雨の中、
両チームの投手が踏ん張り、その後両者点が入らず、
「1点ビハインド」のまま、最終回に突入。
しかし、こんな展開でも「なんとかなる」と思えるのが、今のバンバータ!
社会人野球の強豪・JR東日本のメンバーが主体の『全力ルパン』や
サンスポ杯優勝経験チーム『ヤンキース』との試合でも、
最終回1点ビハインドを撥ね退けた「自信」が、
チームを確実に強くしていました!
最終回、3番に入った庄司(元・オリックス)出塁すると、
最終回では必ず打つ男4番廣島(元・日本通運4番)のセンター前で
ノーアウト1,2塁!
しかし、後続が倒れ「2アウト満塁」
まさに土壇場、追い込まれたバンバータ。
西武ドームを目の前にしてここで終わってしまうのか・・・
ここで、監督が審判を呼び止めると、
代打!宮森(元・亜細亜大学応援団長)をコール!
サンスポは、2回戦以来の出場。
しかも、この場面での代打。
しかし、こういう場面でこそ「仕事をしてくれるはず」
監督は今年36歳のベテランに
掛けたのです。
結果は、
まさに起死回生!
レフト前タイムリー!! |