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6月3日 祝!西武ドーム進出決定!!


朝から雨が降り続いていた5月23日(日)
結成3年目を迎えた「東京バンバータ」にとって、初めての大一番を迎えました。

歴史と伝統を誇る草野球日本一決定戦「第33回サンスポ野球大会」

勝てば西武ドームで行われる「東日本決勝大会」に進出する大事な試合、
Aブロックの決勝戦は初出場同士の対決
「八千代クラブB」vs「東京バンバータ」




3ブロックの中でも特に全国クラスのチームが集中し、
サンスポ紙面でも「死のAブロック」と紹介された激戦区

相手は、昨年まで企業チーム「八千代銀行」として活動し、
軟式野球界の最高峰、あの天皇杯の優勝経験もある古豪。
相手にとって不足はありません。

試合は第3試合。

雨は強まるばかりとコンディションは最悪でしたが、我がバンバータの
熊本監督が本部に「絶対、今日やらせて下さい!」とお願いし、
急遽状態の良いグラウンドに変更してプレイボール!

気合十分で臨んだ試合は、
1,2回とアッと言う間に、試合巧者の八千代に2点を
許してしまいます。

レベルが高くなればなるほど、ほとんど得点が入らない軟式野球、
しかもトーナメントにおいては非常に苦しい展開・・・

バンバータも3回に1点を返えしましたが、降り続く雨の中、
両チームの投手が踏ん張り、その後両者点が入らず、
「1点ビハインド」のまま、最終回に突入。
しかし、こんな展開でも「なんとかなる」と思えるのが、今のバンバータ!
社会人野球の強豪・JR東日本のメンバーが主体の『全力ルパン』
サンスポ杯優勝経験チーム『ヤンキース』との試合でも、
最終回1点ビハインドを撥ね退けた「自信」が、
チームを確実に強くしていました!

最終回、3番に入った庄司(元・オリックス)出塁すると、
最終回では必ず打つ男4番廣島(元・日本通運4番)のセンター前で
ノーアウト1,2塁!

しかし、後続が倒れ「2アウト満塁」

まさに土壇場、追い込まれたバンバータ。
西武ドームを目の前にしてここで終わってしまうのか・・・
ここで、監督が審判を呼び止めると、

代打!宮森(元・亜細亜大学応援団長)をコール!

サンスポは、2回戦以来の出場。

しかも、この場面での代打。

しかし、こういう場面でこそ「仕事をしてくれるはず」

監督は今年36歳のベテランに
掛けたのです。

結果は、

まさに起死回生!

レフト前タイムリー!!



ベンチ戻って祝福を受ける#5ミヤモリマン!
ベテラン恐るべし!

これで同点!
尚も勝ち越しのチャンスで、打席は膝を痛め
3試合ぶりの出場となった私・川島!

この場面はとにかく形はどうでもいい!
なんとか宮森が繋いだチャンスを生かしたい!

初球!見送り「外・ストライク」
さすが相手エースも、最後の力を振り絞っての渾身のストレート。
まだまだ力があります。

2球目。

私の選択は「3塁線へのセーフティー」
守備不利のぬかるむグラウンド、ライン際に転がった打球
自分としてはほぼ完璧な狙いでしたが、惜しくも「ファール」

追い込まれた、でもなんとかしたい!
思いっきりベースよりに立ち、

2−1からの4球目。

チーム全員で「粘って球数を投げさせる」戦略が
結実しました!

相手エースの133球目、やや握力のなくなった右腕から放たれた
ストレートはシュート回転でインコースへ!

決勝押し出しデッドボール!

またまた、土壇場での逆転劇!

まさにミラクルバンバータ!!
そして、優勝決定!



裏の攻撃をしのぎ、試合終了!


自然とマウンドに集まります!


Aブロック表彰式 このころには小雨に。


トロフィーを突き上げる熊本監督


チーム初めての胴上げ!クマカン宙に舞う!!

リードされても決して焦らず、浮き足立たず、じっくり確実に
攻略していくというチーム方針が、最後に結果に結びついた!

こんなに嬉しいことはありません!




2回戦から4試合連続、1点差以内ゲームでAブロック制覇!!


サンスポのインタビューを受ける私と宮森選手を
見つめる熊本監督

さぁこれで日本一まであと、3試合!




7月4日、東日本大会は4チームによるトーナメント!
総合力が問われるWヘッター!!ここで優勝すれば、
西日本代表との「日本一決定戦!IN 東京ドーム」

一戦必勝!!ミラクルバンバータを西武ドームでも見せつけます!!


   
 
    
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