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2002年の後半から「voice3ワーキンググループ」が始動。このコーナーでも徐々にそのベールを脱いでは参りましたが、遂にこの時がやってきました!! 2003年1月15日(水)。外は北風がビュービューと吹き荒れる極寒の中、テレビ朝日のスタジオに、袴姿3人を含む8人のアナウンサーが集結。「voice3、今回は何をやってくれるのだろう」と、お忙しい中お集まりいただいた記者の皆さんの前で、役柄・そして意気込みなどを熱く語りました。 椅子に腰掛けただけでたかれるフラッシュの嵐に少々圧倒され気味の8人ですが、田畑アナウンサーの進行のもと、まずは一人ずつ役柄・意気込みを語っていただきましょ。 まずは、故・壇一雄さん作「光る道」で16歳の姫君を演じる袴姿のお三方から。 川北アナウンサー:「今回の役は、16歳になったばかりの姫君。でもワタクシ…28歳でございます。この年の差が、ちょ〜っと気になるところではございますが、豪華な衣装と若めのメークの力も使って 姫に成りきります!さらに「目を閉じれば、16歳の姫の姿が浮ぶ」という状況を作り出せるように頑張りますので ぜひ、いらしてくださいね。」 生まれて初めて袴を身にまとったと言う川北アナウンサー、年齢ではなく
龍円アナウンサー:「もともとお芝居を見るのは好きなのですが、いざ自分が舞台に立ってみると、お客さまの表情や反応がよく見えることに気づかされます。だから『作品』は、舞台の上だけではなくて、皆さんの反応まで含めて できあがるものなのだと感じています。川北さんと二人で1人の姫を演じるわけですが、外の世界を全く知らない純粋さ、初々しさ、そして高貴さを表現できれば、と思っています。」
ここで、田畑アナウンサーの「今回演じるメンバーに限らず、アナウンス部には姫気質な女性は多いですよね。」というフォロー・・・、いいや完全なるつっこみ。良いのか悪いのか、この際良いほうに捉えましょう。 野村真季アナウンサー:「お姫さま… 想像もつかない世界ですが、純粋さやまっすぐさと同時に、内に秘める強さ、残酷さをも表現したいです。1年目はただ夢中で、舞台に立つだけで精一杯。2年目はセリフを言うことでゾクッとしました。3年目は見ている人にゾクッとして欲しいです。舞台と客席の心のパイプがつながった瞬間にゾクッ!があると思います。ただ、身長171cmのお姫さまがどんな風に見えるのかは気になるところですが…。」
いや、「姫君」ですからその時代の良い物を食べて、もしかしたら真季さんの様に長身だったかもしれませんよ。長身の「スラ〜リ姫君」期待しています。 さて、続いては朗読劇から4人のアナウンサーです。今回の朗読劇は、アナウンス部を舞台にした近未来SFストーリー『フィギュアナ』です。完璧な日本語を駆使するアンドロイドアナ「フィギュアナ」が 参入したことでアナウンサー達の中に起こる、反発や迷い・自己反省・苛立ちなどの感情を描きながらフィクションとは思えないストーリーが展開します。今年も 堤康之氏の書き下ろし作品です。 上山アナウンサー:「ロボット役の上山です。アナウンス部では「顔がCGっぽい」と言われているので、この役になったのでしょうか? 今回の役柄は、自分に近い部分も かけ離れた部分もあるように感じていますが、いつも悩んでばかりいる私には、パーフェクトなフィギュアナを演じるのは重責です。本当に面白い作品ですので、例年に負けないものを披露したいと思います。
徳永アナウンサー:「これまでのvoiceでは、詩の朗読を担当しましたが、頭の中にある声や言葉を音にして伝えることは、想像していた以上に難しいと感じていました。しかも、自分は演技なんて絶対にできない人間だと思っているので、朗読劇に参加するのは正直言ってハードルが高い…。でも、やるからには頑張ります!!
そして、私(武内)。「フィギアナを目の前にして葛藤する後輩アナウンサーを演じます。等身大の役柄ではありますが、台詞を自分の言葉にして演じきります!中学・高校時代は音楽部というミュージカルなどをやる部活に入っていたので、演技は経験ありますが、それと今回とは話が別なので、心機一転がんばります。」 実は緊張のあまり、途中で言いたかった事を忘れてしまっていたんです。記者の皆さんの視線に、気持ちは半歩後ろに下がっていました。本番は頑張りますよ!! 丸川アナウンサー:「1年目のvoiceは、皆で朗読劇に取り組むことが楽しくてシビレました。2年目は、3人で舞台に立って作品の空気を作る難しさにシビレました。今回は、改めて朗読劇に参加するわけですが、自分としては非常に難しい役で「できるのかな?」という不安もあります。
さすが、丸川姉〜。急遽欠席の堀越部長に代わってのご挨拶、ありがとうございます。 下平アナウンサー:「自分が狙った通りの反応は、お客サマから返ってこない。笑いを取れるかと思って間を取っているとしーんとしていたり、まじめに読んでいるとクスッと笑いが聞こえたり…。そんなところが、舞台の魅力というか 魔力なのかもしれません。今回は実況、時空を超えた恐竜プロレスを担当します。皆さんの目に、血で血を洗う闘いをしている場面がリアルに見えてくるはず! 思えば、「voice1」で下平アナウンサーと焼き芋やさんの実況に挑戦した私。その時の下平さんの独特な世界、忘れません。今回も楽しみにしています。
このように、笑いあり、涙あり(?!)で滞りなく終了した記者発表会見。 川瀬眞由美リーダー:「皆のモチベーション、やる気が今までの中で一番高いよね!!」 と胸を張って答えるように、私達のやる気は十分余りある程です!! |
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