アナウンス部ch

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2021/11/03 全日本大学駅伝

タイトルにもある通り
今年もついにこの季節がやってきました……。

テレビ朝日系列で
11月7日(日)あさ7時45分~放送です!

というわけで今回のアナウンス部ch.では、
アナウンス部の駅伝メンバーに
大会に向けてどんな準備をしているのか、や
今年の注目ポイントなどを聞きました!

と、その前に……
実は全日本大学駅伝見たことがないという方のために
基礎知識を抑えておきましょう◎

☆全日本大学駅伝は出雲駅伝、箱根駅伝と並ぶ学生三大駅伝の一つ。

☆コースは、名古屋市の熱田神宮をスタートし、
三重県伊勢市にあるゴールの伊勢神宮まで106.8km


☆前半は小刻みなアップダウンが多く、後半は比較的フラットなコース。
8区間設定で、2018年の50回記念大会から7区間で区間距離が変更された。

☆前大会は、駒澤大学が5時間11分8秒(大会新記録)で6大会ぶりの優勝。

前大会の最終区。
駒澤大学 田澤選手、東海大学 名取選手の一騎打ちという展開。
私もテレビの前でドキドキしながら見守りましたが
もうあれから1年……。あっという間です。

さあ、ここまで基礎知識をお伝えしてきましたが、
ここからはアナウンス部の駅伝チームのメンバーに話を聞いていきます!

まずは今回駅伝メンバーに加わった新人の
佐々木快アナウンサー!

佐々木アナは資料作成や取材を担当していますが、
初めて駅伝メンバーに加わってみてどうですか?


佐々木快アナ

実は中学時代に駅伝をやっていたということもあり、
今回駅伝チームの一員として携われるのはすごく嬉しいです。

現在は、中継用の資料作成のために
選手たちの過去の大会結果をまとめているのですが、
選手たちのタイムを見ながらいろいろと思うことがあります。

ふむふむ……。それは何でしょうか?


佐々木快アナ

「このタイムを出すのにどれだけ努力したんだろう…」ということです。
恥ずかしい話、私は中学時代、
1キロ4分台のペースで走るのも苦しくて
途中で諦めてしまったのですが、
各大学の選手の結果を見ると1キロ2分台がズラリ。
これまでの人生でたくさんの努力をしてきたんだろうなと伝わってきます。

それぞれタイムのデータ入力をしながら、
選手たちの努力が詰まったタイムを
間違えることはできないなと気を引き締めています。
一つ一つの数字に想いを馳せながら丁寧に準備を進めていきたいです。

気持ちわかります!
私も去年資料を作成したんですが
間違いがないか何度もチェックをしました。

作成した資料は当日実況を担当するアナウンサーが使うので
地味な作業に思えるかもしれませんが、
とても重要な役割なんですよね!

続いて、昨年に引き続き、
公式インスタグラムでのPRを担当している
下村彩里アナウンサー!

インスタグラムでの投稿は、どんなことに気を付けていますか?


下村アナ

駅伝をよく知っている人にとって有益な情報を発信することはもちろん、
駅伝を見たことがない人にとっても、
興味がわく情報を発信していけるように心がけています。

初めて大会に関わる新人アナウンサーの目線で、
駅伝の基礎知識や豆知識について投稿したり、
各大学の選手たちの“思い”や“意気込み”を
積極的に発信したりしています。

一方平成のスターランナー、
駅伝の解説でもおなじみの渡辺康幸さんに
「今年の注目選手」についてお話を伺うなど、
スペシャルゲストによるインタビューも
このインスタグラムのみで発信しています。

スペシャルゲストというと、
昨年、本番当日に増田明美さんが監督車からリポートする様子を
ストーリーで投稿していたのもすごく印象的です!
あれはどのようにポストしていたのですか?


下村アナ

このインスタグラムのアカウントは、
スポーツ局とアナウンサーで協力をして、投稿をしています。
当日の増田明美さんのリポート投稿は、
同じ中継車に乗っていたスポーツ局のディレクターが撮影し、発信してくれました!
ほぼ、リアルタイムの投稿、まるで生中継のようでしたよね!

私たちアナウンサーは東京から、
区間ごとの通過順位をストーリーで発信したり、
スピード感をもって投稿できるよう心掛けていました!

大会当日はテレビで駅伝を見ながら
インスタもチェックするとより楽しめますね!

ちなみに、チーム全体でのリモート会議では
目標フォロワー数をそれぞれが掲げたそうです。

テレビ朝日の5チャンネルにちなんで5555を掲げる人もいる中……
一番多いのは下村アナの10000!
数字の大きさからも駅伝を盛り上げたいという思いが伝わってきます!

そんなインスタ班の思いが詰まった
全日本大学駅伝公式インスタグラムはこちらから!
(写真をクリックしてぜひフォローしてください^^)


@tv.asahi_ekiden

続いて、住田紗里アナウンサー!
住田アナは昨年に引き続き今年も
スタート前の中継を担当します。

昨年初めて中継を務めた感想、今年の意気込みをお願いします!


住田アナ

まず、大好きな駅伝の中継現場に、
仕事として行くことが出来たことが本当に嬉しくて、
その場にいられる喜びと感謝をかみしめていました。
冒頭で「第52回全日本大学駅伝」と言った瞬間から終始緊張していて、
その時できることはやりきったかなと思っていたんですが、
放送を見返すと、下手で……。
今年は、駅伝が好きな人から、たまたまテレビをつけた人まで、
様々な視聴者の方がワクワクできるような中継になるよう努めます!!

パワーアップした住田アナの現地からのリポート、
私も楽しみにしています!

前大会の時は現場の雰囲気や
現地駅伝メンバーの様子はどうでしたか?


住田アナ

私が担当するのはスタート地点からの中継です。
ですので、あと何分後かに走りだす選手たちの緊迫感が伝わってきますし、
上着を脱いでユニフォーム姿になる選手たちを見ると、
こちらも非常に身が引き締まります!!

駅伝中継はチームワークが本当に大切な現場です。
名古屋についてからは、メーテレの皆さんと合流し、
今まで準備してきたことの最終まとめをそれぞれ行ったり、
一緒に監督の前日会見を見たり、情報を共有したり、
中継独自の緊張感を持ちながらも、
ふとした時に和気あいあいとしています。
資料作成、取材、当日とみんなで一緒に作り上げているので、
中継が終わった後、達成感を共有する瞬間には
色々な思いがこみ上げてきました。

選手のスタート前の緊迫感や中継独特の雰囲気、中継後の達成感……
現場に行かないとわからないことが
たくさんあるのだなと改めて感じて羨ましくなりました(笑)
駅伝が大好きな住田アナのスタート前の中継、必見です!

最後は駅伝チームの全体統括。
“駅伝おじさん”こと
野上慎平アナウンサー!

野上アナにはやっぱりこれを聞きたい……。
ズバリ、今年の注目ポイントを教えてください!!


野上アナ

出雲駅伝で、初出場初優勝という、
史上初の快挙を成し遂げた‘東京国際大学’に、大注目です。

レース前の予想では、
昨年度、全日本と箱根を制し二冠を達成した駒澤大学が、
圧倒的に有力視されていました。
「駒澤一強」と今年の学生駅伝を占う専門誌もあったほどです。

ところが・・・・・!
東京国際です!
まぁ~びっくりしました!

2011年創部。まだ、創部から10年です。
当初は部員3人から始まり、
その部員も校内放送を使って呼びかけた、なんていう話も聞きました。
勢いそのままに、一気に全日本も制して二冠達成となるでしょうか?

いやいや。
連覇を狙う駒澤も、このままでは黙っていないはず。
「史上最強」と原監督が表現した今年の青学も、
早稲田も東洋も順天堂も…。東海、明治、國學院、帝京も…。
予想がなんとも難しい…。

あ。最後にもうひとつ!
中継点の実況で、
テレ朝から柳下アナ、メ~テレから島貫アナが、
それぞれ駅伝実況デビューします。
彼らの全力実況にも、ご注目を!!

出雲駅伝で優勝を飾った東京国際大学に注目とのことですが
野上アナでも予想が難しい今大会……。
最後まで目が離せませんね。

そして、柳下アナ、島貫アナの駅伝実況デビュー。
こちらも見逃せません!!

中継をよりよいものとするため
アナウンス部駅伝チームは一丸となって準備を進めています。
身内ながら本当にカッコイイです。
駅伝チームの思いを知って少しでも多くの人が
全日本大学駅伝に興味を持ってもらえたら嬉しいです!

では改めて……伊勢で決まる、日本一。
第53回全日本大学駅伝 11月7日(日)号砲です。
選手たちの活躍を見届けましょう!