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2021/04/21 アナウンサーにスポーツの神様が微笑んだ瞬間

はじめまして。
アナウンス部入社2年目の安藤萌々です。

私が初めて担当する
「アナウンス部ch.」は
「アナウンサーにスポーツの神様が微笑んだ瞬間」
をお伝えします。

現在担当しているサンデーステーションのスポーツコーナーの中で
スポーツの神様が微笑んだ瞬間をお伝えする「スポ神」
というコーナーがあります!

ちなみに、これがスポ神ポーズです。

両手を重ねて天使の羽を表現しています。

サンデーステーションでは、
ゴルフのスーパーショットや、豪快なダンクシュートなど
プロの神技をお伝えしていますが……
スポ神はプロフェッショナルだけではなく
アマチュアにも微笑む!という事で
3人のアナウンサーに聞きました。

まずは
中学生のころ、バドミントン部に所属していていたという
富川悠太アナウンサー。


  • 富川アナ

富川アナにスポーツの神様がほほ笑んだ瞬間はありますか?

スポーツの神様が微笑んだと感じたことは残念ながら一度もありません。

ただ……中三の春のことです。
バドミントンで東京都のベスト4をかけた戦いで、
1時間半に及ぶ一進一退の攻防を繰り広げていました。
1セット目を取り、2セット目は取られ、
勝負の行方はファイナルセットへ。
当時はサーブ権を持っている時にラリーに勝たないとポイントが入らなかったので、試合は長引いていたのです。

2セット終了時点で僕の体力は底をつき足にも力が入らなくなっていました。

そのインターバルの時に!
学校の仲間たちが僕の元へと駆けつけてくれて、
団扇で扇いでくれたりマッサージをしてくれたりしたのです!
そこで
「みんなのためにも勝ちたい!」という気持ちが芽生えました。
ファイナルセットは気持ちが身体を凌駕することを初めて実感し、試合を制することが出来ました。

僕たちの中学校としては開校以来初の都大会3位入賞(当時)です。
今考えると
仲間の「勝利を信じる思い」が僕を突き動かしてくれ、
実力以上の力を出せたのは間違いなく、
僕にとってはその「みんなの思い」こそがスポ神のような存在だったのかもしれません。

「みんなの思い」こそがスポ神……
素敵なお話をありがとうございます。
プロの神技も、アマチュアの神技も、
その裏には「強い思い」があるのかもしれませんね。
実際に試合に出る選手も、そして応援する側も、
皆で感情を1つにして盛り上がれるのがスポーツの良いところですよね!

ちなみに富川アナは、数年前からまたバドミントンを楽しんでいるそうです!
鋭いスマッシュが飛んできそうな躍動感あふれる写真ですよね!

続いては……
剣道歴は17年!
最高成績は高校、大学で全国大会個人ベスト8、団体ベスト4という
森葉子アナウンサー


  • 森アナ

17年という競技歴の中で、スポーツの神が微笑んだ瞬間はありましたか?

対戦相手を見ただけで相手の強さレベルやオーラみたいなものが見えた事がありました。

漫画の世界のような話ですね!どういう状態ですか?

その時は「負け」という概念が自分の中から消えていて、
不安も迷いも何もなく「あっ!勝てる」としか思わなかったです。
剣道歴17年間で1度か2度あった感覚。
もしかしたら神が舞い降りていたのかもしれません。

また、剣道から離れて10年、
番組でチャンカワイさんと剣道対決をさせてもらった時には
いわゆる「ゾーン」に入りました!
恐らく「突き」という現役時代はあまり繰り出せなかった技を好きなだけ使ったことにより、
自分の中に眠っていた何かが完全に目覚めた感覚
……
本当に気持ちよかったです。(笑)
チャンさん、あの時はすみませんでした。

見ただけで対戦相手の戦闘力が分かり、
戦いの途中で能力が覚醒するだなんて……
バトル漫画の主人公かと思いました!

漫画の主人公のような格好いいお話を教えてくれた森アナをイメージして
イラストを描いてみました!
またいつか森アナが剣道をするところが見たいです。

最後は、大学で水上スキー部に所属していた
井澤健太朗アナウンサーに聞きました!


  • 井澤アナ

まず、水上スキーがどのような競技なのか教えてください!

簡単に説明をすると……。
3種目あるのですが、私がやっていたのはスラロームという種目です。

このようにボートに引っ張られて、
左右に浮いているブイを回っていきます。
クリアをするとスピードがアップします。
最終的に、いくつブイを回れたかを競います!

では、井澤アナにスポ神が微笑んだ瞬間を教えてください!

スポ神が舞い降りてくれたのは、
引退試合にもなる全日本学生選手権(インカレ)です。
個人スポーツですが、大学の総合点で競います。

ライバル校と接戦が続いた中で回ってきた私の番。
競技中のことはあまり覚えていないのですが、ゆったりと時間が流れていました。

終わって聞こえてきたのは、仲間たちの歓声。
試合での自己ベストを更新して、差を広げることが出来ました。

その後、チームメイトもいい結果を残し続けて、
インカレ優勝
忘れられない瞬間です。

井澤アナウンサーも、森アナウンサーと同じく、
「ゾーン」に入っていたのでしょうか!
ゾーンに入るほどの練習の積み重ねがあったのだろうなと想像してしまいます。

実は、私の祖父も水上スキーの選手だったので、
私も何度か挑戦したことがあるんです!
中学生の私は水面でバランスが保てず、
引っ張られて立つことすらできませんでした……。
体幹やバランス感覚などが必要な難しい競技だなと感じたのを覚えています。
井澤アナのスポ神エピソードを聞いて、
もう一度水上スキーに挑戦してみたくなりました!

ちなみに……
サンデーステーションでは、私がスタジオで実際にスポーツに挑戦する
「スポ神チャレンジ」を行っています。

スタジオでゴルフのパターに挑戦したり、
バスケットボールのフリースローに挑戦したり、
色々な競技に挑戦しているのですが、
なかなか、スポ神が微笑みません。
練習でいくらうまくいっても、本番では入らないんですよね……。

大学時代にゴルフ部に所属していた際、
試合でハーフベストである37のスコアが出た時には
球が思い通りに操れる感覚がありました。

あの時はスポ神をそばに感じたのですが、
今ではその感覚は全くありません。

今までのチャレンジの様子はサンデーステーションのTwitterにアップされています。

https://twitter.com/Station_sun

チャレンジの成功率は低いですが、
全力で挑んでいますので、ご覧ください!

この春からはサンデーステーションに加え、
報道ステーションでもスポーツコーナーを担当しております。
(月曜日から木曜日までの担当です。)

報道ステーション・スポーツのtwitterもありますよ!
https://twitter.com/hst_sports

スポーツの神様が私にも微笑んでくれるよう、
しっかりとスポーツをお伝えしていきます!

よろしくお願いいたします。