担当者
-
- Reported by
布施宏倖
今年度も残りわずか!
私(布施)はまもなく2年目を終えます。
昨年の今頃は、
初めての後輩を迎えることに
とてもワクワクしていました!
数週間後には後輩たちも、
「新人」から
「2年目」になります。
日常生活でも変化が大きかったこの一年。
この異例の年を「新人」として駆け抜けた彼らに、
今の思いを聞きました!
1年を振り返ってみてどう?
安藤萌々アナウンサー
今までの人生で一番濃い1年間でした。
力不足で悩む事も多くありましたが、
沢山の人に支えて頂き、毎日が学びの連続でした。
入社式の日から担当させて頂いている「グッド!モーニング」では、
「おはようございます」の一言に苦戦しました。
先輩とタイミングを合わせるのが難しく、はじめは棒読みの挨拶でした。
番組内でニュース、エンタメ、リポートと、様々な役割をさせて頂く中で、
場面にあった伝え方が大切だと学び、
今では「おはようございます」の伝え方も変わってきたと思います。
また、秋からはサンデーステーションのスポーツコーナーも担当しています。
スポーツの喜怒哀楽を伝えられるよう、もっともっと表現力を磨きたいです。2年目も頑張ります!
入社してから研修期間を経て、
デビューすることが多い中、
入社式当日から大役を任され、
堂々とやり遂げている姿に驚いたよ!!
渡辺瑠海アナウンサー
アナウンス部研修と並行して番組を担当することになり、
入社直後は不安でいっぱいでしたが、
その不安も忘れてしまうくらいの刺激的で忙しい毎日でした。
この1年、4つのレギュラー番組以外にも、年始の特番に出演したり、スポーツのナレーションに挑戦と、多くのことを経験しました。
自分の未熟さに悔しい思いをすることもありましたが、
それをばねにここまで駆け抜けてこられたのだと思います。
困難に直面した時こそ、成長するチャンス。
2年目もこの気持ちを忘れず、成長し続けます!
色々な番組で活躍していますが、
特にナレーションは
上手だと部内でも噂に……。
今度、声色を自在に操るコツを教えてー!!
佐藤ちひろアナウンサー
この一年は初めてのことが多く、濃密過ぎて何を書けば良いのか迷ってしまいます……。
ですが、特に印象に残ったものをあげるとしたら、
絵本「きぼうのとり」の朗読のお仕事をいただいたことです。
練習をしているうちに、しっかり朗読できているのか自分では分からなくなってしまったので、
母に朗読を聞いてもらったところ、母の目に涙が・・・・・・。
絵本の力もありますが、人に感動を届けることができる素晴らしい仕事だと感動した瞬間でした。
いつも仕事を任されると
コツコツと練習している姿を見かけます。
努力を怠らない姿勢に
いつも刺激を受けているよ!
佐々木一真アナウンサー
僕たちは入社前はずっと「東京オリンピック・パラリンピック入社」と言われてきた代です。
それがいつの間にか「コロナ禍での入社」に変わっていました。
グッド!モーニングを担当してからも、コロナ関連の取材が続きました。
お店の経営は破綻寸前、けれどお客さんや従業員を感染させないためにも来て欲しいとは言えない……。
取材をしていると、私の想像をはるかに超える現実がそこにはありました。
この1年でどれほどの方に取材をしたのか、数えきれませんが、「この人ならではの言葉を聞いて伝えたい」その一心で日々取材をしていました。
私と同じ番組を担当していることもあり、
新人アナの中で一番関わりが多く、
後輩というよりは「弟」のような存在です。
仕事一つ一つに対して真摯に取り組む姿が印象的でとても頼もしいよ!
失敗や経験から学んだことは?
安藤萌々アナウンサー
「わからないことはしっかり調べる」
時間のない生放送の中で、これって合っているのかな?と不安に思ったまま本番に臨んでしまいミスをしてしまったことがありました。当たり前の事ですが、大切にして知識を増やしていきたいです。
渡辺瑠海アナウンサー
スポーツのニュースやナレーションを読むとき、実況アナ“風”だと指摘されたことがあります。
理想とする先輩方の話し方をどんなに上手に真似しても、そこに私の感情はありませんでした。誰かの真似をするのではなく、自分の言葉で話すことの大切さを学びました。
佐藤ちひろアナウンサー
つい最近まで「どうして私はこんなにもできないのだろう」と、自分のことばかり考え卑屈になっていたのですが、その悩みから解放されつつあります。
自分ばかり見ているのではなく、周りに目を向けてみたんです。
するとそこには、初めて知る世界が広がっていました。
今は世界を見たり聞いたり学んだりと忙しく、卑屈になっている余裕がなくなり、前向きに物事を考えられるようになりました。
佐々木一真アナウンサー
銀座で松茸料理を提供するお店を取材したときのこと…
網の上で焼かれている松茸を見て、
「わぁ、こんがり焦げ目もついてきて、いい匂い!」とリポートしました。
料理長の方の顔が一瞬曇ったように見えました。
カメラが止まると、「焦げ目ではなく焼き目。匂いじゃなくて香りだよ。がんばれ新人!」と
教えてくれました。教えてくださったこと、そして温かい言葉をかけてくださったこと感謝の念に堪えません。
そういえばある先輩がこんなことを言っていました。
「リポーターは取材をさせていただく相手に育ててもらうものなんだよ」と。
この出来事以降、焦げ目と匂いという言葉を、食リポで使ったことはありません。(笑)
今後挑戦してみたいことは?
安藤萌々アナウンサー
「スポーツの現場取材」に挑戦したいです!
昨年、バスケットボールのウィンターカップの取材に行かせて頂きました。
実際に足を運び間近で見ると、選手達の熱を感じることができ、伝え方にも熱が入りました。
コロナ禍でスポーツの大会も大きな影響を受けていますが、
感染状況が落ち着いたら現場取材に挑戦したいです。
渡辺瑠海アナウンサー
テレビ朝日で行われた企画「未来をここからWEEK」
ワイド!スクランブルでは1週間、
自身が思い描く未来に向かって活動する5人の女性を取り上げました。
私はナレーションを担当したのですが、初めて原稿を目にした時に、どうしたら女性たちの思いまで視聴者に届けられるか、すごく悩みました。
5人の女性たちの代弁者として、優しくも力強い言葉になるよう試行錯誤。
そして、ナレーションを聴いた方々から有難いことにお褒めの言葉をいただきました。
大きな自信になりましたし、声で表現することの奥深さを改めて実感した経験でした。
今後も声の表現を磨きつつ、多種多様なナレーションに挑戦したいです!
佐藤ちひろアナウンサー
育てた野菜を使ったどら焼きやお煎餅を作ってみたいです。
アベマプライムの仕事が終わった深夜、お腹が空くので毎回お弁当を食べていたのですが、
気づくと就職前に比べ体重が増加……。
このままでは危ないと思い、体を気遣った軽食にしようと決意しました!
野菜を育てることにも興味があるので、大好きなどら焼きやお煎餅に、育てた野菜を練り込んだこだわりの一品を作ろうと思います。
佐々木一真アナウンサー
ニュースの企画を提案して、取材をしたいです。
入社してからニュースには大きく分けて2種類あることを学びました。
1つは発生と呼ばれるもの。「〇〇で事故が起きた」「政治家が辞任した」など…
各テレビ局や新聞社などが一斉に報じることが多いです。
もう1つはメディアがスポットライトを当てることでニュースになるものです。
新しい挑戦をする人を取材したり、表面化していない不正や詐欺について取り上げたり…
ドキュメンタリーに近いでしょうか。
私が提案したいのは後者です。
普段何気なく過ごしているとついつい忘れがちだったり、あまり知られていないこと、
中にはなかなか声を上げることができない人がいるかもしれません。
そしてそういった人は案外、身近なところにいるのかもしれません。
そういった方のもとで話を聞いて、テレビという媒体を使ってみんなで考える機会を作ることができたらと考えています。
いよいよ後輩が入社し、先輩になることについて意気込みを!
安藤萌々アナウンサー
この1年間、沢山の先輩に支えてもらったので
次は後輩達を少しでも支えられるようになりたいです。
そのためにも、仕事への取り組み方や、私生活の過ごし方など、胸を張って後輩にアドバイスできるよう気を引き締めて頑張ります!
渡辺瑠海アナウンサー
入社して以来、先輩方からは多くのことを学んでいます。
仕事に対する姿勢、現場での動き方、物事のとらえ方まで、
先輩方の言動からは学ぶことばかりで…ただの雑談ですら、私にとっては勉強会なのです(笑)
私も先輩方のように、言動から学びを得てもらえるような、そんな先輩になりたいですね。
佐藤ちひろアナウンサー
先輩としてかなり力不足な私ですが、
1年間は頑張って働いてきたので後輩に教えられることが何かあるかもしれません。
もし、教えられることがあった時は、優しく教えてあげたいと思います。
佐々木一真アナウンサー
正直、先輩になる実感はまだありません(笑)
まだ、自分自身未熟です。
後輩に何かを教えるということはなかなか難しいですが、
唯一の一期上、一番近い先輩となるのでどんな些細な悩み事でも、気軽に相談してもらえるような先輩になれたらなと思います。
と、ここで、
新人たちの活躍を日頃から見つめている
先輩アナウンサーからメッセージ!
森川夕貴アナウンサー
から安藤アナウンサーへ
去年10月からサンデーステーションで初めて一緒にお仕事をした安藤ちゃん。
初めて安藤アナがスタジオに立った時から新人と感じさせないオーラと技術がありました。
普段から明るくはきはきしている安藤アナには私が助けられっぱなしのような……(笑)
放送を重ねるたびに、表情はやわらかく、明るく、どんどんパワーアップしてます。
たのもしいよ!安藤ちゃん!
平石直之アナウンサー
から渡辺アナウンサーへ
入社早々、いきなり難度の高い仕事にもかかわらず、
生放送でも新人らしからぬ(!?)落ち着きぶりで驚きました。
番組そのものを楽しんでいる姿が印象的で、その後、番組内での新たな役割もどんどん加わり、
さらに担当する番組も増え、活躍の幅を広げる1年になりました。
今後は、コロナが落ち着いてきて、取材に出たりもできるようになれば、渡辺アナの成長のループが、より一層、大きくなっていくのではと楽しみです。期待しています!
島本真衣アナウンサー
から佐々木アナウンサーへ
佐々木君は入社当初から物おじせず堂々としていました。
そのせいか私は彼が新人であることを時々忘れています。佐々木くんごめんね。(笑)
ロケ続きで忙しくても常にコンディションが安定しているように見え感心します。
スタジオでの構えない自然な受け応えが課題でしたが経験を重ね日に日に上達してきました‼︎
大好きな甘い物で時にエナジーチャージをしながらこのまま全力で頑張って欲しいです。
大西洋平アナウンサー
から佐藤アナウンサーへ
佐藤アナはこの1年で、表情が自然になりましたね!
入社当時は、蛇ににらまれたカエルのような、ライオンに狙われた小鹿のような、人間に見つかったアライグマのような…
とにかく、怯えと緊張が張り付いたような表情でした(笑)
それが徐々に自然な笑顔になり、自分の気持ちを話せるようになり…
それって、日常では誰もがしていることですが、
カメラの前でするのはすごく難しいんです。
技術的にはまだまだですが、
人間・佐藤ちひろの魅力は、徐々に表現できているんじゃないですか!?
最後に同期の尊敬しているところを聞きました!
「勉強熱心でテレビオタク」な所を尊敬しています。
一人暮らし佐々木の家には、テレビが3台もあるんです!
3台のテレビを駆使して色々な番組を研究している、勉強熱心な所を尊敬しています。
また、体調を気遣ってくれたり、仕事を手伝ってくれたり、
細やかな気配りに日々助けられています。
彼女の魅力はなんといっても当意即妙なコメント力です。
ワイド!スクランブルやアベプラ、ミラクル9など
コメンテーターやお笑い芸人の方と一緒に仕事をすることが多い渡辺。
ついつい次に自分が話すことで頭がいっぱいになってしまいそうですが…
共演者の話をしっかりと聞いて、一言コメントしてから次に進める、その間が絶妙で心地よい…
少しマニアックな目線ですが、注目して番組を見てみてください!
と、こんなことを書くとプレッシャーになってしまうかな…(笑)
佐藤は、いつでも自分のペースを崩さないところが凄いです!
曜日は異なりますが、佐藤とは同じ番組を担当しています。
私なら焦ってしまうという状況でも自分のペースで進行していて、肝が据わっているな~と感心しています。
ありすぎて絞るのが難しいのですが、一番尊敬していることは、まっすぐに努力し続ける姿勢です。安藤を見ていると悩むより行動しなきゃと勇気づけられます。
ただ、頑張りすぎて身体を壊さないか心配です。
これからも同期と一緒に頑張っていきたいです。
この一年、
濃密な時間を過ごし、成長してきた4人。
今後のさらなる活躍が楽しみですね!
私もまもなく3年目。
後輩が増えることはとても楽しみです。
わからないことや悩みなど
共に助け合って頑張っていきましょう!!