担当者
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- Reported by
下村彩里
入社直後に様々な番組でデビューした「今年の4人」。
現在は番組に出演しながら
研修に励んでいます。
リモート研修の様子
この日の研修を行っているのは幹事の佐々木亮太アナ。
出演がない日は自宅から研修講師をしています。
原稿読みやフリートーク、常識テストなどを行っています。
新型コロナウィルスの影響もあり、
自宅からオンラインでの研修を行うという、
これまでどの先輩も経験したことがない状況の中、
日々鍛錬を続けている4人。(5月6日時点)
まだまだ知られざる彼、彼女らの
「人物像」や「今の想い」を
色々な方に知ってもらいたい……!
そこで今回から入社2年目の私達が、
3月撮影
佐藤アナ、安藤アナ、佐々木アナ、渡辺アナの順番に
1人ずつ紹介していきます!
今回取り上げるのは
入社直後から
『サンデーステーション』日曜日午後4時30分~
お天気コーナー
(気象情報は関東地方のみ)
『ABEMA Prime』平日よる9時~
月・水曜日 出演中
佐藤ちひろアナウンサー!
一体彼女はどんな人物なのか……?
(わたくし下村彩里も、初めての後輩との出会いに今、
好奇心の高まりを抑えきれません。)
“根掘り葉掘り”聞いてみました!
佐藤ちひろアナってどんな人?
福島県出身の佐藤アナは
中学1年生の時に自身も被災。
その後は復興ボランティアに参加しました。
私が参加したボランティアは“津波で汚れた写真を洗浄する”というものでした。
とても神経を使う仕事で、写真を洗うときは気づいたら息がとまっていました。強くこすると写真が消えてしまうので、優しく泥を落とせるように集中していた為です。
その数日後……テレビでその写真を受け取っている家族の笑顔をみて、このボランティアに参加してよかったなと心から思いました。
伝える仕事の大切さを感じ、この出来事がアナウンサーを目指したきっかけの1つでもあります。
佐藤アナの原点は故郷での体験にあったのですね。
さらに!同期の安藤萌々アナウンサーにも話を聞きました!
すると佐藤アナの意外な一面が……?!
『大人しくてマイペースな子、と思っていたけど……
タイの村で「昆虫食」に挑戦する大胆さも!』
大学四年生の夏に、タイの村へボランティアで行き、その村で昆虫を食べたそうです。普段は癒し系でマイペースな佐藤。漫画が好きだったりと、インドアなイメージもあったので驚きました!!
なんという挑戦心と度胸……!
佐藤アナ、タイの村に飛び込んだきっかけは?
タイのムラブリという村にいきました。この村では助け合うことが当たり前なので「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉を持たないのです。その少数民族の生活に興味を惹かれたのがきっかけです。毎日火をおこすことから始まり、幼虫(白い芋虫)を食べたり、濁った水で体を洗ったり、日本ではできない経験をたくさんしました。一回り大きな人間になれたような気がします(笑)
学生時代に強い精神力を培ったのですね!
そんな佐藤アナは入社からわずか4日後に
サンデーステーション
お天気コーナーに出演
「大胆さ」と「強い精神力」はここでも発揮されたのでしょうか?
最初デビューが決まった時はどんな心境だった?
はじめは「担当させてもらえるなんて!」と嬉しかったのですが、徐々に現実に戻り、わたしにつとまるのかと不安になりました。
デビューまでの研修で難しいと感じたことは……?
発声、アクセント、イントネーション
すべて難しいです!
アクセント辞典がずっと手放せません。
こちらが、そのアクセント辞典。
「放送で用いるのにふさわしいことばの発音・アクセント」などが書かれています。
日本語はちょっとしたイントネーションの違いで、
同じ言葉でも違う意味にも捉えられることもあります。
(例えば「カキ」なら「柿」「牡蠣」など……)
アナウンサーにとってアクセント辞典での確認作業はとても大切です。
20年以上使ってきた
自分の日本語の癖を見直すのは、
大変ですよね。
(私も日々葛藤しています。)
佐藤アナのデビューをスタジオから見守っていた
板倉朋希アナウンサーに
その時の話を聞きました!
本番中スタジオはどんな雰囲気?でしたか?
それはもう、もしかしたら本人以上に、
呼吸を忘れるほどの緊張感に包まれていました。
佐藤の表情や一挙手一投足に視線は釘付け。
もし読み間違えてしまったら、詰まって言葉がでなくなってしまったら……
そんな不安が頭をよぎりつつも、
佐藤がんばれ~!!と、僕だけでなく、長野さんも後藤さんも林美桜アナも
皆心の中で叫んでいたと思います。
本人は……どんな心境だったのでしょうか?!
緊張して本番のことはあまりよく覚えていません。(笑)
一番印象に残っているのは、支えてくださる方々がとても優しかったことです!
わたしが大勢の視聴者に正しい情報を届けられるように、
サンデーステーションのディレクターやウェザーセンターの方々が手厚くサポートして下さいました。
技術不足でできないところをメインキャスターの長野さんが引き取ってくださったり、板倉アナは屋上までリハーサルを見に来てくれました!
林アナも「緊張するね、頑張ろうね」と素敵な笑顔で送り出してくれました。
ずっと付き添ってくださった寺川アナやリハから本番まで見守ってくれた研修幹事の本間アナなど皆さんの温かさに支えられ、なんとかデビューできました!
先輩の応援が伝わり、
佐藤アナはそれらを力に変えていたようです!!
なんとかお天気を伝え終えた瞬間は、どっと力が抜けました。
もちろんまだまだ改善点はありますが、
それにしても佐藤はよくがんばったと思います。
焦らず成長していってほしいですね。
次も楽しみです!
持ち前の「大胆さ」「度胸」「精神力」を生かし
無事アナウンサーとしての一歩を踏み出した佐藤アナ。
今の想い、
そしてこれからの意気込みを聞きました
研修では先輩方がいつも丁寧に教えて下さり感謝の気持ちでいっぱいです。
在宅研修になったことで今までより時間は少なくはなりましたが、少しでも成長しなくては!と焦って自分でも創意工夫して練習しています。
まだまだ未熟ですが、任された仕事は、責任を持って、明るく元気に丁寧にテレビの前の皆様に情報を届けていきたいです!見守ってください。
根掘り葉掘り質問攻めにしてしまいましたが、
どんな質問にもまっすぐ答えてくれました。
柔らかな印象の一方で、大胆不敵な一面も垣間見える佐藤アナ。
初めての本番でも
自分のことだけでも精一杯のはずなのに、
周りの方への感謝の気持ちを忘れない姿勢が素敵だなと感じました。
佐藤ちひろがどんな人物か少しでも伝わるページになれば幸いです。
次回は斎藤ちはるアナが、安藤萌々アナウンサーをご紹介します!
お楽しみに……!!