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ケイジバン
番組へのご意見
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――松岡さんは今年の初め以来の出演ですよね。
今回もやっぱり緊張してしまいました。番組ってよりは、六本木ヒルズに(笑)。プライベートで六本木ヒルズにご飯を食べに来たことはあるんですけど、テレビの仕事で来るのは初めてだったんで…。でも、慎吾ちゃんと久しぶりに会えたんで良かったです。

――もしかして、香取編集長と会うのは前回のスマステ以来ですか?
はい。マッサージ店でサインを見たくらいで(笑)。だから、今日はつもる話もあったんですけど、あんまり話す時間もなくてね。でも、またスマステに来ますよ! そうでないと、なかなか会う機会もないですから。

――また、おふたりでのベラベラに期待したいですね。
次は絶対に挽回しますよ! 次に呼んで頂けることが決定したら、英会話合宿します(笑)。外国人の友達がいなかったり、海外へあまり行ってないと、なかなか英語を使う機会もないですしね。

――ところで、今回は他にもいろいろコーナーがありましたが…。
ありましたねぇ。1プンドックも、気になりますね。僕も30歳を越えてるんで…。親父が無呼吸症候群なんですよ。だから、ちょっと怖いんで、これを機会に耳鼻咽喉科でマメにチェックしようかと。職業柄、耳鼻咽喉科には結構行くんですけど、気をつけるに越したことはないですからね。だから、慎吾ちゃんもぜひ行ってほしいですね、耳鼻咽喉科に! 彼は忙しいし、頑張り屋さん過ぎますから、ヤバいと思うんですよ。

――あと総選挙を控えて、今日は選挙の話題も扱いましたけど…。
ちょっとズキッとしましたね。正直言って、僕も忙しさにかまけて、毎回行ってるわけじゃないんで。VTRで「なぜ選挙に行かないのか」という人々の声が出てたじゃないですか。「あー、わかる」っていう理由もいっぱい出てきたたんだけど、行かなかったらゼロはゼロですからね。あと、中には「なぜ20歳からなのか?」っていう疑問も出てましたけど、僕はもっと若い時から選挙権を与えることも良いことだと思いますね。若い時から個人主義に走るんじゃなくて、自分の国なんだっていう意識を持てるんだったら、教育にもいいと思いますしね。

――日本は政治や選挙に対する意識が低いですからね。
個人主義なんですよね。自分さえ良ければいい! みたいな。他の国でどんな揉め事があろうが、知らんぷりじゃないですか。今日のセカイノニュースであった「JAP呼ばわりされた」ということには、すごく反応するけど。それは当然なんだけど、それと同じようにもっとね…。例えば、いま日本とアメリカと北朝鮮が揉め事の中心になってたりするでしょ。僕らは同じ世界に住んでいるのに…なんだか悲しいですよね。マイケル・ムーアのことも話題で出てましたけど、言わなかったらゼロなんですよ。もちろん、彼の言うことがすべて正しいとは思わないですけど、意見を言うことは人間に与えられた権限だと思うんです。だから、日本人はもっと自分の信念を表明していくべきなんじゃないかな。それこそ、まずは選挙から…とか。

――でも松岡さんには音楽という手段があって、恵まれてますよね。広く思いを伝えることができるわけじゃないですか。
そうですね。それはとても幸せだなって思います。自己表現をできる場所があるし、その方法論を知っているわけだから。でも、それを当たり前と思うんじゃなくて、「僕は恵まれてる環境にいるんだ。それを無駄にしちゃいけない」という気持ちで常に音楽をやってるんです。

――それこそセカイノニュースで紹介した、ハリウッドで活躍する日本人CGデザイナーがいたり、個人で自己表現をしながら頑張ってる人はたくさんいるんですよね。
でも、日本全体で応援するヒーローっていないんですよね。世の中を変えてくれたり、みんなが賛同できるヒーローっていうのがいないんですよ。世界のいろんな場所で活躍している日本人がたくさんいることは誇りに思うべきだし、みんなで応援すればいいんですよね。そういう人たちがまた日本に帰ってきて、「日本のみんなで!」ってなればいいなって思うし、僕もそんなひとりになれればなって。だからってわけじゃないですけど、SOPHIAとは別に、新たに自己表現できるクリエイター・チームを作ったんですよ。ホームページ(http://www.7zoo7.com)を作ったんで、そちらの方にもぜひ皆さんに来て頂ければなって思ってます。

(松岡充さん・談)
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