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 世界で活躍する日本人
第一作「マトリックス」を見たときは学生だったという三橋さんは現在ハリウッドでCG制作を中心的に行っている。ESCエンタテインメントに所属。三橋さんはESCをはじめた創立メンバー。同時進行で行われた第2作「リローデッド」と最新作「レボリューション」で三橋さんはリード・テクニカル・デザイナーというCGそのものの制作とCGを作る技術開発をしています。
Q:関わった作品は?
A: 最新作「レボリューションズ」ではネオとスミスの格闘シーンを6ヶ月に渡り制作しました。“スーパーパンチ”というスミスの顔に刻まれたネオのパンチ跡は、ロスで行われたプレミア試写会会場で配られたメダルのモチーフとなり、メダルは僕の宝物。映画館でこのシーンを見たら、僕が作ったことを思い出してください。

「リローデッド」でネオが炎に追いかけられ、ビルから脱出するシーン(フレーミング・ツナミと呼ばれている)と、エージェント・スミスが100人以上出てくる公園での格闘シーン。この中では300カット以上を編集しており、3年がかりの作品。すべてがCGの場面も多数あります。


プロとして初めての仕事があの「ミッションインポッシブル2」。CGを多用する作品ではないがトムクルーズが爆弾を使って脱出するシーンなど大掛かりなCGを担当しました。

Q:今後の予定は?
A:現在、ハルベリーー主演の「キャットウーマン」、キアヌ・リーヴス主演「コンスタンティン」、コーエン兄弟の「レディーキラーズ」の3本の制作に携わっています。

Q:世界レベルのCGを目指す人に一言。
A:一番は言葉の問題。あとは常識にとらわれずに生きることが大事。日本では常識でもアメリカでは違うということがよくある。味気ない人間にならないためにもこだわりを持つことも大事。でも最終的には“自分を信じること”かな。

Q:将来の夢は?
A:日本人の精神性は特殊でアニメなどでもわかるように、ポテンシャルが高い。もっとクリエイティブな影響を与えていけると思う。下火になっている日本映画のためにも、この技術を持ってかえって日本映画で世界が驚くエフェクトを作りたい。
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