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W杯サッカー日本代表選手決定、M6・9を記録した台湾大地震、高額納税者発表など、今週もたくさんのニュースがありました。そんな中、香取編集長が迎えた対戦相手は、2度目の登場となるスポーツライター/作家の乙武洋匡さん。前回、乙武さんの知識の広さを見せつけられた香取編集長は、「ニュースとか新聞、あんまり見ないでください。ホント完璧に答えたりするんですよ、嫌です!」と、対決前からちょっぴり弱気な?発言をしていましたが…。


  「ワールドカップ、香取くんの優勝国予想は?」と乙武さんに問われ、力強く「日本!」と答えた編集長。そう、みなさんもご存じのように、香取編集長は、一貫して「日本」のW杯優勝を唱えているひとり。「大きく出ましたね」と乙武さんに言われても、「僕らが応援しなくて、一体誰が応援するんだ!」と答えた場面はさすがでしたよね。それはともかく、肝心の答えの方ですが、「イングランド、グレートブリテン、ユナイテッドキングダム…いっぱい呼び名があるんですよ。広いんですよ」と香取編集長。残念ながらtoo bad!です。イギリスはもともと4つの別々の国からできた連合国です。首都ロンドンがあり、一番人口の多い「イングランド」、ゴルフ発祥の地・セントアンドリュースがあり、スコッチウイスキーの原産地として有名な「スコットランド」、巨石の遺跡がある「ウェールズ」、分離独立を求め、紛争にゆれる「北アイルランド」の4つの地域から構成されます。イギリス国旗のユニオンジャックはこれらの国旗を重ね合わせたものなのです。サッカーはイギリスで始まったスポーツで、1904年に国際サッカー連盟のFIFAが出来る以前に、これら4つの地域で既にサッカー協会が出来てたんです。そこで、「サッカー発祥の国」として特別な地位が与えられ、ワールドカップにはこれら4つの地域が独自に参加できるようになったのです。これは、日本でいえば、北海道、本州、四国、九州が独自に出場できるようなものですね。「もし、相撲のワールドカップがあったら…日本だよね」と、妙なことを言い出したのは香取編集長。すると「北海道代表とか四国代表が出るみたいな感じで」と、本当に言いたかったことを乙武さんにフォローされてしまい…。「また全部俺の言いたいこと言われちゃった」と、悔しがっていましたよね。

*放送で「ストーンヘンジ」がウェールズにある、とお伝えしましたが、イングランドの間違いでした。お詫びして訂正いたします。
  「車がセンサーみたいな機械を取り付けなければいけなんだけど、その機械が高すぎる」「料金を後払いにする手続きが面倒くさい」と、乙武さん。香取編集長は、最初too bad!を押しましたが、あとで「機械は高いんだ…あってるじゃん」と判定をパーフェクトベラベラに変えていましたけど、編集長的な正解は「領収書が出ないこと」。高速道路の渋滞の最大の原因となっている料金所。無線を使って自動的に料金を支払い、料金所をノンストップで通り抜けられる「ETC」は利用者にとっては夢のシステム…のはずなのに、この「ETC」、領収書が出ないために、全く人気がないんです。高速道路を一番使うのは運送業者のトラックや、長距離バス、タクシー。仕事で使うこれらの車にとって、領収書は必要不可欠です。しかし料金が自動的に支払われる「ETC」では領収書が出ないので使いたくても使えないのです。また、車に搭載する機械の値段が3万円から4万円と高いのもネック。こんなことで「ETC」を利用する車は全体のたった2%。料金所の渋滞がなくなるどころか、ETCゲートが出来たせいで、普通のゲートが減り、「かえって渋滞がひどくなった」という声もあるほど。
一体どうなってるの!実はETCを通るとかかった料金が印刷されるプリンターも発売されているんですが、これも1台5000円以上するんですよ。これじゃ、普及しろってほうが無理がありますよね。「俺も気づかなかったけど、大勢の人間がこのシステムの開発に携わっているはずのに、誰も気づかなかったのかな?」と乙武さん。香取編集長も「領収書を発行しない理由を教えて欲しい」と不思議がっていました。
  「僕もこの事件は気になってたから、いろんな人に聞いたりしてたんですよ。その国に何らかの理由でいられなくなった人たちが、領事館に駆け込むと助けてくれる」と答えた香取編集長。good!です。「亡命」の「亡」は「捨てる」、「命」は命ではなく、「戸籍」を意味し、政治や宗教などの理由で、自分の住んでいる国を脱出して別の国に住むことを言います。日本の領事館に駆け込み、中国の警官にとらわれた家族は北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国の人たちです。北朝鮮では自由に外国には行けません。要するに彼らは、北朝鮮から見れば不法に逃げた人なのです。中国は北朝鮮と仲が良く、そういう人たちを見つけると、捕まえて北朝鮮に送り返してしまいます。そこで、逃げてきた人達が目指すのが、各国の大使館や領事館です。ここは、中国の中にあって中国でない、つまり外国の領土。だから、中国の警官が入って来られないのです。にもかかわらず今回、中国の警官が領事館の中に勝手に入ってきたため、大問題となっているのです。じゃあ、この家族も不法侵入じゃないの?と疑問に思うかもしれません。しかしここで彼らを追い返してしまったら、本国に戻されて厳しく罰せられ、最悪殺されたりするかもしれないのです。そういった「人道的」立場から、各国、亡命希望者を保護しているのです。ちなみに日本は、外国での日本大使館に助けを求める亡命者に対して受け入れる法律がないんです。だから基本的に『亡命自体を受け入れない』という姿勢なんですよね。「俺がもし、アメリカ大使館にサッと入ったらどうなるんですかね?」と香取編集長。それに対して乙武さんは「捕まるんじゃないですか?」とあっさり答えていたのも妙におかしかったですよね?
というわけで、香取編集長、乙武さんともに1問正解でした。

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