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今回は「パニック・ルーム」。おすぎさんの評価はいかに!?
 今回、おすぎさんにベラベラしてもらうのは、鬼才デヴィッド・フィンチャー監督の新作「パニック・ルーム」。「セブン」や「ファイト・クラブ」で見せたような、観客の意表をつく演出が施された、スリリングなサスペンスです。物語の舞台はマンハッタンの高級住宅。離婚したメグ(J・フォスター)は、11歳の娘と2人でこの豪邸に引っ越してきます。その日の夜、彼女の家に強盗が侵入。メグと娘は“パニック・ルーム”と呼ばれる隠し部屋に避難するが…。主演には「告発の行方」と「羊たちの沈黙」で、アカデミー主演女優賞に2度も輝いたジョディ・フォスター。撮影当時、妊娠中だった彼女が体を張って挑んでいます。ほかジャレッド・レト、フォレスト・ウィテカー。さて、おすぎさんはこの作品に、いくら払うのでしょうか?
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 デビッド・フィンチャーという監督さんは「セブン」とか「ファイトクラブ」とかいう映画で話題になりました。ブラッド・ピットをよく出演させたりしてる監督さんなんだけど、その監督さんがいよいよ第4作を作る! だから“また、どんでん返しがあるんじゃないか!?”って、期待がものすご〜く膨らむんですけど、そんなものは一切ありません。だけど“密室サスペンス”という点では、こんなに良く出来た映画はないです。映画が終わる前に自分の神経が切れちゃうんじゃないか!? っていうほどの緊張感がある映画です。
大富豪のダンナが浮気しちゃって、性悪な女と一緒になっちゃったのに腹が立ったジョディ・フォスターが、子供を連れて、ダンナへの当てつけのように、マンハッタンの一番高級なおうちを買うんですね。そのお金を全部ダンナに付けちゃうんです。映画はその不動産を見るところから始まります。これは18世紀に作られた建物で、1階から4階までどんどん上がって見て行くんです。すると、4階に上がったところで、ジョディ・フォスターが「あら、どうしたんでしょうね。この部屋、外から見た感じよりもずいぶん狭いのね」って言うんですよ。それに対して、不動産屋さんが「よく分かりましたね」って、バーンと鏡を開けるんですね。その先が“パニック・ルーム”なんです。前に住んでた大富豪が、強盗なんかから身を守るために、コンクリートやスチールで作った部屋で、モニター8台、カメラ16台を入れて、電話回線もすべて独立しちゃってるんです。で、そこにジョディ・フォスターたちは雨の日に――デビッド・フィンチャーだから、いつも雨ですよ――引っ越してくるんです。そこへ夜中に、強盗が入ってくる。この強盗は、前に住んでた富豪の孫で、おじいちゃんが隠した物を盗りに来たんです。そこから、その親子に向かって、どんどんどんどん悪の手が来る! どうなるんでしょう!? っていうところなんですけど、ジョディ・フォスターだから強い、強い。どうやってその3人をやっつけていくかっていう…そこは緊張のしっぱなし。
う〜ん…2万円でも払って見ます!!
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