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カトリが行く!NASA初潜入&緊張の記者会見に挑む!
延期されていたスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが来週13日に決定しました。日本人飛行士としては5人目となる野口聡一さんをはじめ、7人のクルーが2年ぶりに宇宙へと旅立つのです。そのアメリカ・ヒューストンを訪れたのは、我らが香取編集長と稲垣吾郎さん。目的は、全世界に向け配信されるNASAオフィシャル会見に記者として参加し、宇宙飛行士たちに質問を試みるというもの。果たしてその結果は…。
香取&稲垣がヒューストンへ
1958年、それまで陸、海、空軍で進められていた宇宙探査計画が、アメリカ航空諮問委員会と統合され創設されたのが「NASA(アメリカ航空宇宙局)」。活動の中心は、有人による宇宙飛行活動――つまり、スペースシャトルの運行。更に、国際宇宙ステーションの建設や宇宙空間におけるさまざまな基礎研究も行われているのです。本部は首都ワシントンDC。他に、今回香取編集長たちが訪れたテキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターや、フロリダ州のジョンFケネディ宇宙センターなど、全米各地に20箇所ほどの施設を有しています。
最初に訪れたのは「スペースセンターヒューストン」。宇宙の事を楽しく学ぶことを目的に、ジョンソン宇宙センター内に設けられたエリアです。さまざまな宇宙関連物の展示や宇宙飛行士体験をできるアトラクションなどがあります。1972年に月面着陸したアポロ17号の実物や、1973年に世界で初めて作られた宇宙ステーション「スカイラブ」内部、1992年に打ち上げられたスペースシャトル「エンデバー号」のコックピット、無重力状態をつくり、船外宇宙飛行士のように宇宙遊泳が体感出来る「宇宙遊泳体感装置」などを見学する香取編集長&吾郎さん。

広大な敷地を有するNASA。広さは東京ドーム、なんと140個分ほど。発電所、消防署、病院から、カフェテリアまで、全てがこの敷地内に完備。勿論、取材不可能な機密施設も数多く存在します。1969年7月20日、アポロ11号月面着陸時に「こちらヒューストン!」の呼びかけで一躍有名となった管制室「ミッション・コントロール・センター」に続いて案内されたのは、NASAの宇宙飛行士達が実際に訓練を積む施設。space vehicle mock-up facility 訓練施設です。日本をはじめ世界各国の最先端宇宙技術が結集したこの施設には、スペースシャトルとインターナショナル宇宙ステーションの実物大の模型が。飛行士達は宇宙に飛び立つ前にここで100時間の訓練を行うのです。
そして最後に案内されたのが、NASAの象徴とも言うべき施設。「リトルジョー II」は、1961年に始まったアポロ計画の第一歩として作られたのがこのロケット。打ち上げの時などに問題が生じた場合、クルーが乗る先端部分だけを切り離すことが出来るよう作られています。「マーキュリー・レッドストーン」は、1959年から始まったマーキュリー計画の際に作られ、1962年、アメリカ人宇宙飛行士を初めて宇宙に運んだロケットです。このロケットの成功により有人飛行の基本的な技術は確立されました。
NASA公式記者会見に潜入!
今回、香取編集長たちがここヒューストンを訪れた最大の目的は、NASA公式記者会見で宇宙飛行士達に質問をすること。2年ぶりに打ち上げられるスペースシャトルとあって、世界各国からプレスが集結したこの会見の模様は、当然、世界中へと配信されます。香取編集長は、待ち時間の間も英語の質問内容を練習するなど、緊張の中、準備に余念がありません。そして会見が始まりました。クルーの紹介が終わりいよいよ質問タイム。香取編集長も幾度となく挙手しましたが、なかなか指名されません。その間にもシビアな質問が続き、キャプテンもナーバスになってきているようでした。そして遂に香取編集長が指名されました。「Katori Shingo of SMAP from Japan. I have a question for everyone. When you've in space and looking back at the earth, whose music goes best?(日本から来たSMAPの香取慎吾です。みなさんに質問します。宇宙空間から地球を眺めたとき、一番聞きたい音楽は何ですか?)」。その質問に場内が和みました。「必ず3つの“B”を持っていきます。ベートーベン、バッハ、ビートルズです」「音楽の持ち込みは自由なんです。7人がそれぞれ20枚ほどのCDを持っていくので、量が多すぎてミッションを延長する必要があるかもしれないですね。帰還したらどれが一番かお答えします」などと笑顔で答えてくれるクルーたち。しかし、野口さんが答える前に次の質問へと移ってしまい…。会見終了後は、フォトセッションへ。野口さんに答えてもらうにはここしかない、とクルーがフォトセッションを終えて退場するタイミングを狙う香取編集長&稲垣吾郎さん。その狙いが当たり、最後のチャンスをものにした編集長は野口さんにもう一度同じ質問をすることが出来ました。すると野口さんは「SMAP!」と即答してくれて…。嬉しさのあまり、吾郎さんに抱きつく香取編集長。最後の最後で野口さんが答えてくれて本当に良かったですね。
NASAクイズ byイナガキゴロー
クイズ1 スペースシャトルは、東京〜大阪間をどのくらいの時間で飛ぶでしょう?
■正解は、1分10秒。
スペースシャトルの速度はマッハ29、時速にして28800キロ。これは新幹線のおよそ100倍のスピードで、東京〜大阪間は1分10秒。ニューヨークまでもたったの24分、更に地球一周を1時間30分で飛ぶのです。
クイズ2 船外活動で着る宇宙服の中にある特殊な下着とは一体何でしょう?
■正解は冷却装置。
太陽光にさらされた船外活動では、宇宙服の中は蒸し風呂状態。そのため冷却の必要がるのです。下着にはプラスティック製の細いチューブが組み込ませていて、ポンプで水を循環させ体内の熱を吸収する仕組みになっています。
クイズ3 宇宙飛行士の給料は、アメリカ大統領の給料より高い?安い?
■正解は安い。
アメリカ大統領の給料は年間40万ドル、日本円にして約4400万円。これに対し、宇宙飛行士は在職年数と専門分野で違いはありますが、6万ドルから10万ドル程度となっています(660万円〜1100万円)。これは政府の仕事として扱われているためで、政府機関で働く職員と同じ金額なのです。
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