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――NASA特集での会見風景、VTR見ているだけでも、緊張しました。
いやー、VTRでは半分くらいしか伝わってなかったと思いますよ。もう、あんなもんじゃなかった。言葉の壁もあったと思うけど、慎吾の緊張感は、ハンパじゃなかった。とにかく、あんなに緊張することもそうそうないってくらい。ホント、凄かったですよ。
――質問する香取さんのヒザを、思わずさすられていました。
そうね。僕は、モスクワに行ったときもそうだったけど、今回も無責任なくらいやることがなかったので、あのくらいしかできなかったんですよ(笑)。でも、慎吾の質問で場が和んで、野口さんも喜んでくれていたのが嬉しかったですよね。番組中に慎吾も言っていたけど、会見では当たり前なんでしょうけど、とにかくシビアで硬い質問が続いていたんだよね。「宇宙で聴くのにもっともいい音楽」という質問がよかったのかどうかはわからないけど、場の雰囲気を柔らかくする効果はあったんでね。
――野口さんは、SMAPを宇宙に持っていくとおっしゃっていましたね。
嬉しいよね。でも、野口さんって凄い人ですよね。日本人のなかから選ばれたっていうより、世界のなかから選ばれた人がたまたま日本人だったっていう感じですよね。しかも、凄くフランクな方でね。僕らが行ったことも、日本の友達が遊びに来てくれたって感じのムードで迎えてくれて。以前、スマスマにも出てくださって、その後、飛行機の話をしたりしたんですよ。そしたら、実際にご自身が飛行機の練習機で空撮した写真とかを送ってくださって。あれは、嬉しかったですね。
――来週のスペースシャトルの打ち上げは、他人事とは思えないですね。
そうですね。簡単な打ち上げではないから、一瞬、不安はよぎるけど、本当に頑張っていただきたいです。もちろん、成功すると確信してますけど。僕らにはできない夢を託したわけですし。気をつけて行ってきていただきたいですね。
――今、思い返して、NASAとは、どんなところでしたか?
う〜ん。広すぎるってこともあるけど、とにかく漠然としていて、つかみづらくてわかりにくいんですよ。一言で“こんなところ”とは、とても言えない。見ていない部分があまりにも多いので。
――飛行機好きの稲垣さんらしく、ロケットや宇宙ステーションにかなり興奮されているように見えましたが。
そうね。スペースシャトルも、大きいだろうとは思っていましたけど、その何倍も大きかったしね。あと、アメリカが初の有人飛行に成功したときのロケットも残っていて。それは、意外に小さくてビックリしたけど、やっぱり本物を見られた感動はあったかな。
――ところで。久しぶりのスタジオいかがでしたか。
なんかね、自分が準レギュラーでやっているとは思えないような、独特な空気があるんですよね。スマってついているけど、よその番組に遊びに来たような感じかな。慎吾ワールドだから、SMAPでやっているときと空気も全然違うし。でも、「月イチゴロー」とは違った緊張感と面白さがあるので、また、何かあれば呼んでいただきたいですね。 |
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(稲垣吾郎さん) |
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