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ダイヤモンドの塊でできた直径4000km余りの星を見つけた、と米国のハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者が17日、発表しました。この星は地球から50光年の場所、ケンタウルス座にあるBPM37093。恒星が燃え尽き、冷え固まった「白色わい星」という星のひとつです。この星の振動などを詳しく観測したところ、星の核がダイヤモンドと同じ結晶構造を持った炭素でできていることが判明。ビートルズの歌「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」にちなんで「ルーシー」とも呼ばれています。ちなみに、この星をカラットで試算すると、1の後ろにゼロが34個並びます。
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米・ロサンゼルス市サンファーナンドバレーに住む17歳の少年が、インターネット検索エンジン「グーグル」で自分の名前を入力してみたところ、カナダの「失踪児童サイト」に同姓同名の人物がおり、同サイトには3歳当時の自分の写真が掲載されていたことに気づきました。14年前にカナダから「連れ去られた」ことを知った少年は学校の教師に相談。学校側から連絡を受けたロサンゼルス当局は、カナダ当局に確認後、今月11日、母親のジゼル・マリー・グードロー容疑者(45)を児童連れ去り容疑で逮捕しました。調べによると、少年は同容疑者とカナダ・アルバータ州に住む父親(43)の間に生まれた子どもですが、父親が養育権を持っていたのです。同容疑者は約14年前、裁判所が定めた週末の面会で、父親と住んでいた少年と会い、そのまま連れ去ったとみられています。
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伊・ローマ市内の私立病院で、偽名を使って豊胸手術を受けた女性が高額の費用を支払わず、逃げ回っていましたが、「巨大なブラジャー」や写真が決め手となって身元が判明。警察に逮捕されるという事件がありました。女性が受けた手術は胸を2倍の大きさにするもの。所要時間は2時間程度で、費用は7500ユーロ(約101万円)でした。ところがこの女性は、手術翌日に病院から逃走、行方をくらませていたのです。警察は女性の写真などを手掛かりに地道な捜査を続け、最終的には身に着けていた「巨大ブラジャー」で本人だと確認し、逮捕したそう。手術を担当したジャマール・サルヒ医師は、「患者が偽名を使って手術費用の支払いから逃れようとする事件は珍しいことではない」と嘆いています。
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カラフルな色のチョコレート「M&M’s」が大好きな米・プリンストン大学の物理学教授に、学生らが冗談半分で約200リットル缶入りのM&M’sを贈ったところ、この教授は受け取ったチョコをヒントに研究を行い、容器内で高密度に詰められるのは、球よりも平べったいチョコの方だと突き止め、成果を米科学誌「サイエンス」の最新号に発表しました。チョコを受け取ったポール・チェイキン博士は、同僚の化学者サルバトーレ・トルクアート博士とともに、偏球形のM&M’sチョコと球形のベアリングを用いて、大きさや形が異なる様々な容器にそれぞれを詰め込み、どちらの形がより高密度に容器に詰められるかを調査。その結果、容器を振動させながら粒子を無作為に詰める際には、偏球形の方がより高密度に詰められたそう。効率よく空間を埋める物体の形については、一般的に球形が効率がよいとされていました。
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チャールズ・ダーウィンが「種の起源」を著すきっかけとなった航海で乗った「ビーグル号」と見られる船体が、英東部エセックス州の沼地に沈んでいることがわかったそう。地中レーダーなどを利用した調査によると、船体は地中約4メートルの泥に埋まっており、ビーグル号と確定するためにこれから詳しい調査を行う予定。ダーウィンは、1831年測量航海に出たビーグル号に同乗し、約5年間で世界各地を訪問。この航海で採集した動植物の多様性などから、進化論を導き出したとされています。が、ビーグル号は、1870年に地元のスクラップ業者に売却された後、どのような運命をたどったのかは明らかになっていませんでした。調査を行ったセント・アンドリュース大学ロバート・プレスコット博士は「科学研究史のなかでもビーグルは最重要なもののひとつ」と話しています。
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米国で「コーベビーフ」が人気を呼んでいます。といっても、日本の「神戸ビーフ」ではなく、和牛と米国の肉牛を掛け合わせた米国産。大手牧場では昨年の売り上げも2倍以上に急増しているとか。米国でも、高級和牛は、ビールを飲ませマッサージで育てるなどの逸話で知られ、日本でプレーした大リーガーたちが「おいしかったのは神戸ビーフ」と伝えたことも評判を呼ぶ一因になったともいいます。しかし、単なる交雑種を「コーベビーフ」と呼べるのでしょうか?本家本元の神戸肉流通推進協議会は、兵庫県産の但馬牛で県内の登録会員が育て、検査で一定水準以上と認定された牛肉――などの厳密な規定を設けています。が、名称に関しては、「一般名称として普及しているため商標登録もできず、海外までは口出しできない」そうです。
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オーストラリア・シドニーの中心部に近い、先住民アボリジニが多数住むレッドファーン地区で15日夜、住民約150人が爆竹や火炎瓶を投げるなどの暴動を起こし、警官約40人が負傷、住民4人が逮捕されました。地元警察は「近年にない大規模な暴動」とコメントしています。これは、アボリジニの少年(17)が、14日、自転車で走行中に倒れてフェンスに激突し、死亡したのがきっかけ。事故時、少年の近くをパトカーが走っていたため、少年の母親らが「警察に追われたのが事故の原因だ」と話したことから、警察への不満を持つ一部の住民が騒ぎ始め、石やビール瓶を投げたり、駐車している乗用車に放火したりしたそう。警察は「少年を追い回した事実はない」としていますが…。
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