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ケイジバン
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――初めてのスマステはいかがでしたか?
いや〜、なんせ生放送ですからねぇ。松尾貴史さんに「オチは?」って言われた時に、編集できないからヘンなこと言っちゃいけないなって思ったら、言葉が出てこなくって(笑)。あれとベラベラで問題を振られた時は焦りましたね。生放送の恐ろしさに改めて気づいて、ハッとしました。

――でも、英語の方はバッチリ決まりましたよね。
1問目正解で良かったぁ。実は、うちの奥さんが英語堪能なんですよ。一緒に暮らし始めた時に「やっぱり俺も英語くらい喋れるようにならないといけないから、うちでは日本語禁止にしよう」って提案したんですけどね。夫婦の会話がなくなってしまったので、4日後に中止にしたんです。奥さんが近寄ってくるんですけど、僕が逃げていってしまって(笑)。語学は下地がないとダメですよね。

――今回はハリウッド映画の日本人大スターであるナンシー梅木さんとマコ岩松さんを取り上げましたが、同じ俳優として彼らの存在をどのように感じられますか?
そういう存在をもっと、国内に知らせるべきですよね。何だかんだ言って、映画をやってる人はみんな「ハリウッドに行きたい」って憧れてたりするじゃないですか。ただ実際に行っても「東洋人には役がないんだ」って帰ってきちゃったりする。あと英語ができないから使ってもらえなくて帰ってきたり…。でも、そんな憧れの世界で実際に活躍していた人がいるとなると、具体的に後を追えるし、心強くなるじゃないですか。しかも、マコさんなんかは現役でやってらっしゃるわけでしょ。大スターだし、中田(英寿)のようなものですよ! もっともっと知らせて、僕たちがみんな誇りに思うような存在にしてほしいですよ。それこそ(北野)たけしさんの「座頭市」の全米公開だって快挙ですし、号外が出たっていいくらい! 結局、日本は島国で、今でも何だかんだ言っても“鎖国”なんだなって思ってしまいますね。

――勝村さんご自身は「ハリウッドに行きたい!」というお気持ちはありますか?
「行きたい!」とは思いませんけど、例えば渡辺謙さんとかが良い例ですけど、日本人の役のオファーがあれば「やってみたい」とは思いますよね。そういえば、北村一輝さんが「キル・ビル」に出てるじゃないですか。彼、タランティーノの大ファンなんですけど、オーディションがあるのを知った時はもう締め切ってたんですって。でも、どうしてもタランティーノに会いたくて、泊まってるホテルを突き止めて待ってたらしいんですよ。で、やっと会えて挨拶したら、「(日本映画をよく見てるから)お前のこと知ってるよ。よかったら出演しないか?」って言われて出演する運びになったという…。その話を聞いて、どこに何があるかわからないなって。いきなり大作じゃなくていいですけど、そういう関係が出来るのっていいですよね。

――話は変わりますが、スマステでの香取編集長からはどんな印象を受けましたか?
やっぱり、ガチンコ勝負に慣れてるなって。香取くんとは何回か一緒に仕事してますけど、忙しいからセリフなんて覚えてるヒマないんですよ。今日、香取くんがセリフを覚えないって話題が出ましたけど、僕は全然そんな風には思わない。だって彼、本番前に台本に目を通すんですけど、その後はもう完璧なんですよ。香取くん含めSMAPの5人は恐ろしい存在ですよ。誰もやらなかったことを、彼らはやって来てるんですから、僕らはみんな後を必死で追うしかない。そんな5人とお近づきになれただけで、僕は嬉しくて…。今後も5人がどんなことをやってくれるのか、凄く楽しみなんです。
(勝村政信さん・談)
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