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2023年4月14日

豪華キャストが制作発表記者会見に集結!

注目度No.1の衝撃ラブサスペンス『unknown』
高畑充希&田中圭ら豪華キャストが
制作発表記者会見に集結!
高畑に《食いしん坊》疑惑がぼっ発!?
「キスシーン直前に弁当を食べる強いメンタル」(田中)
「見るたび何か食べている」(町田)など証言が続々!!
吉田鋼太郎は麻生久美子にゾッコン!?
暴露大会でキャストの“unknown”が続出!!

4月18日(火)の初回放送を前に、テレビ朝日本社で制作発表記者会見を開催!
W主演を務める高畑充希&田中圭、2人の恋に波風を立てることになる町田啓太、高畑の両親役の麻生久美子&吉田鋼太郎が赤と黒の“吸血鬼イメージ”でドレスアップして登壇し、和気あいあいとした現場の雰囲気そのままに、爆笑トークを繰り広げました。

高畑&田中がラブラブ&イチャイチャシーンに意欲! 「ほっこりしてもらいたい」(田中)
総再生回数100万回突破の《桜吹雪ラブシーン》に「そのうち10万回は私(笑)」(高畑)

 高畑演じる闇原こころと田中演じる朝田虎松のラブストーリーに注目が集まる本作ですが、本編PR映像が公開されるやいなや、総再生回数100万回を突破(※4月14日現在。YouTubeとインスタグラムを合わせた総再生回数)! 中でも桜吹雪が舞う中でのラブシーンが「美しすぎる」と大きな話題を呼んでいます。これを受けて高畑は「そのうち10万回は私なんじゃないかと思うくらい見ちゃいました(笑)」と笑いつつも、「RADWIMPSさんの曲が入るとまたよくて…どんな風に見ていただけるのかとても楽しみです」とニッコリ。また、ラブラブ&イチャイチャなシーンが多いことについて、高畑が「めちゃくちゃ多いんですよ、キスシーン!」と言い始めると、田中が「スタッフさんが、『もうここはキスシーンじゃなくてドロップキックにする?』なんて話しているくらい多い(笑)」と裏話を暴露! しかし、田中が「『イチャイチャするシーンでほっこりしてもらえるように、飽きられないようにしようね』って充希ちゃんとも話しています」と語るなど、2人で誰も見たことのないラブ・ストーリーを作り上げる意欲を見せました。

田中&吉田“おっさんずコンビ”再来! 田中が町田に《吉田鋼太郎攻略法》を伝授!?

 放送を楽しみにしている皆さんから熱視線を集めているのは、何といっても『おっさんずラブ』の制作陣が5年ぶりに再集結すること、そして田中&吉田の“おっさんずコンビ”再来! 「ホームグランドに帰ってきた感じ。監督も“何かやるんじゃないか”ってセリフが終わってもカットをかけないんですよ。それがストレス(笑)!」とこれぞホームといえるあうんの呼吸で撮影を行っている様子を披露しました。
 そんな吉田に戦々恐々としているのは、こころの親友で仕事の相棒・加賀美圭介を演じる町田。実は笑い上戸という町田が、「僕が一番恐れているのは鋼太郎さんとのシーンです。今からビクビクしています(笑)」と告白すると、田中が「笑って芝居ができないという鋼太郎さんの洗礼を受けていただきたい(笑)。諦めが肝心」とニヤリ。「この会見で抗体を作って帰りたい」と息巻く町田が、ほかのメンバーに対策を聞くと、高畑が「無理! 笑っちゃいます。ただ撮り直すだけ(笑)」と即答。すると町田も、「なるほど! 諦めればいいんですね(笑)」と腹をくくった様子なのでした。

吉田が麻生にゾッコン!「麻生さんに会えるという日々…いま人生で最高に幸せです」

 本作で初共演、チャーミングが過ぎる吸血鬼夫婦を演じるのは麻生&吉田。以前、娘役の高畑が「鋼太郎さんが麻生さんにメロメロ」と語っていたとおり、共演者陣も認めるほどにゾッコンの様子で…。
 その真相を問われた吉田は、「麻生さんのことが大好きになってしまいました」と激白! 「田中圭くんや高畑充希ちゃんは、さほど新鮮さもないですし、会っても会わなくてもどっちでもいいんですけど(笑)、麻生さんに会えるという日々…いま人生で最高に幸せ」と、うわさとおりのデレデレぶりを披露しました。吉田の熱烈ラブコールに麻生も「ホントですか!? うれしい!」とニッコリ。本編では、そんな2人が演じるとにかくチャーミングな吸血鬼夫婦にご期待ください。

共演者の秘密をジェスチャーだけで大暴露! 高畑の《食いしん坊》疑惑が続出!

 5人の爆笑トークからもわかるように、キャスト・スタッフは超仲良し! 笑いが絶えない現場で、日々撮影が行われています。そこで、ここではキャスト陣が撮影現場で見つけた『私の大好きな○○さんの秘密』を、ジェスチャーだけで伝える難易度高めのクイズ形式で発表することに!
 まず田中が、「高畑充希さんはキスシーンの直前にご飯を食べる強いメンタルの持ち主」をジェスチャーで表現し始めると、吉田が鋭い意見で正解に近づけていくなど、《おっさんずコンビ》がさすがのコンビネーションを見せます。さらに、田中だけでなく町田も「高畑充希さんは食いしん坊」と大暴露! 「見るたびに何か食べてる」(町田)、「いま自分が何かを食べているって自覚してないんじゃない(笑)?」(吉田)など、男性陣から一斉に《食いしん坊》だとバラされてしまい、高畑は「確かに…自覚がなかったのが怖い(笑)」と思わず苦笑していました。そんな高畑は、「高畑さんの目がすごく好きでこっそり見つめています♡」という麻生の告白に大喜び! 「男性陣は私が食べている話しかしてくれないから、このうえない幸せ。私も麻生さんを見つめ返します」と、満面の笑みを浮かべました。一方、そんな高畑がジェスチャーで暴露したのは「田中圭さんはワイヤーで飛ばされるのが上手すぎる」。怪力のこころにぶっ飛ばされるシーンで見せる《飛ばされ力》に話が及ぶと、田中が「このチームは飛ばなくていいのに飛ばすんですよ(笑)!」と言い始めます。すると吉田も大きくうなずくなど、“おっさんずチーム”の本領発揮!? どんなシーンが完成するのか、期待が高まります。

高畑充希(闇原こころ・役)コメント

 やっと『unknown』の第1話が出来上がりました。和気あいあいとしたメンバーと、本気で見たこともないドラマを創りたいなと思って、何年も前から貴島プロデューサーをはじめ、みんなでひとつひとつ試行錯誤しながら作り上げてきたドラマです。これが世に出ていくんだと思うと感慨深いものがありますし、見てくださる視聴者のみなさんを巻き込みながらどんどん豊かなドラマになっていけばいいなと、今からワクワクしています。私たちも頑張って撮影していきますので、よろしくお願いします。
――公式SNSに公開されるやいなや「桜吹雪が舞うラブシーンが美しすぎる」と大反響! 1日で総再生回数50万回を突破した映像をご覧になった感想は?
 50万回のうち10万回は私なんじゃないかと思うぐらい、いっぱい見ました(笑)。私、普段から撮影中にあまりモニターを確認しないので、どういう感じの映像になっているかわからないままだったんです。すごく素敵に編集してくださって、桜のシーンもキレイに映してくださって、あとRADWIMPSさんの楽曲も予告映像で初めて聴いたので「これは面白い作品になるかもしれない!」とワクワクしました。第1話はかなりラブストーリー色が強いので、皆さんがどんな風に見てくださるのか想像もつかず、楽しみです。
――撮影現場ではどのような会話で盛り上がっているのでしょうか?
 麻生久美子さんとは、お子さんの話やお家の話で盛り上がっています。あとは、麻生さんの衣装がめちゃくちゃかわいいんですよ! 派手なんですけど麻生さんにしか着こなせないファッションなんです。大きなリボンが頭についていたり、それが全部かわいくて…。だから今日の衣装はとてもシンプルに思えます(笑)。
――吸血鬼であるこころは、その秘密を好きな相手に告白するのに葛藤しますが、高畑さんご自身には《好きな人に言うのをためらってしまう秘密》がありますか?
 ないです…(笑)。秘密ですよね!? 好きな人に言うのもためらってしまう秘密をこんな大勢の前でいうのはヤバイですが…うーん…私、顔を洗うとき、片手でしか洗えないんです。どうしても昔からそれができなくて…。蛇口ひねって左手を洗面台に置いて、右手で洗います。なんでかなぁと自分でもずっと思っているのですが、できないものはできないんですよね(笑)。
――ジェスチャーゲームで大好きな人の秘密を暴露!
「田中圭さんはワイヤーで飛ばされるのが上手すぎる」
 今回、私は吸血鬼の役で怪力という設定なので、痴話げんかをしてバン!と叩いたら圭さん演じる虎松が飛んでいくんですよ。たまにワイヤーを使ったアクションシーンになるのですが、圭さんの飛ばされ方が堂に入りすぎていて…。あまりにもうますぎて、今までいろいろな現場で飛ばされてきたんだろうな、という圭さんの歴史を感じました。とにかく“飛ばされ力”がスゴイので、ぜひ第2話に注目してほしいです。
――ラブストーリーやサスペンスなど、すごくたくさんの要素が詰まっているドラマだと思いますが、そのなかでも最大の見どころはどこですか?
 私は大きく“ラブ”かなと思います。この作品はいろいろな要素が入っていて、シーンによってテンション感がジェットコースターのようにどんどん変わっていくのですが、第1話に関してはこころと虎ちゃんの愛がテーマで、全体をとおしても「隣の人をどう愛するか?」という印象があるドラマだと思っています。途中で鋼太郎さんがハジケていたりはするのですが(笑)、大きくいうとラブストーリーかなと思っています。

田中 圭(朝田虎松・役)コメント

 このドラマは、ファンタジー、ラブ、サスペンス、コメディー…情報が過多な作品になっております。現場もすごく楽しく、みんなでセッションを重ねながら、1シーン1シーン作っています。第1話が完成し、あと1週間も経たないうちに皆さんに見ていただけるんだなと思うと、すごくうれしいです。
 第1話を見たときに、これからまだまだ色を変えていくのはわかっているんですけど、「あ、オレ、この1話は100回見られる!」と思いました。それくらいスゴい1話が完成しました。本当に「この作品、どうなるんだろうなぁ!?」という期待値が上がる1話になったと思います。ぜひ何度も噛み締めて見ていただけるとうれしいです。回を重ねるごとにいろんなことが起きますし、1話ではおとなしい鋼太郎さんもどんどん変わっていきます(笑)。また、事件もいろいろ起こりますし、端から端まで素敵なキャラクターが躍動しているので、楽しんでもらえると思います! とりあえず、1話を思いっきり楽しんでください。
――高畑さんとのイチャイチャ、キュンキュンシーンが多く、周りのスタッフも照れてしまうほど最高のシーンがたくさん撮れていると聞いていますが、実際に演じられて手ごたえは?
 桜のシーンでいうと本当は早い段階で撮影する予定だったんです。でも、天気の関係でちょっと遅れて、本当によかったなって思いました。というのも、僕は最初のシーンとかすごく緊張して照れちゃっていたんですよ。でも、役に入って、現場で一緒にいる時間を重ねて照れが減ってきたくらいのタイミングで撮れたので、逆に天候にも助けられたなと思いました。
 台本にたくさんイチャイチャするシーンが書いてあるので、充希ちゃんとも「そういうシーンを重くするつもりはないけど、見ている方々にほっこりしてもらえるようにしたいね。またか…と思われないようにしようね」って話しているんです。だから、僕たちはたくさんあるキスシーンも頑張って良いものにしようとしてるんですけど、スタッフさんが「キスシーン、もうよくないですか?」って…「お前が言うなよ!」みたいな(笑)。この間なんて「キスシーンはやめて、ドロップキックにしません?」と言っていたので、マズイなって思ってます(笑)。
――“誰にも言えない”大きな秘密を抱えている役ですが、田中さんご自身は大きな秘密でも堂々と打ち明けられるタイプですか?
 打ち明けていくタイプですね。あまり秘密はもっていないと思います。隠せるものなら隠したいですけどね…ついしゃべっちゃうんです。特に、自分のことになると弱いですね。例えば鋼太郎さんの秘密なら言わない自信があるんですけど、自分のことだとすぐしゃべっちゃうので危ないです。
――ジェスチャーゲームで大好きな人の秘密を暴露!
「高畑充希さんはキスシーンの直前にご飯を食べる強いメンタルの持ち主」
 すごくセンシティブで大事なシーンだったんです。「うまくいくかな…」って緊張もするので、僕は夜休憩のときもご飯を食べなかったんです。そしたら、普段は夜ご飯をちゃんと食べる充希ちゃんも食べてなかったので、「やっぱり充希ちゃんも緊張するんだな。いつも楽しみにしているお弁当を我慢するほど、この最後のシーンに思いが向かっているんだな。これはいいシーンにしなきゃ!」と思ったんです。なのに、テストが終わっていよいよ本番が始まるという直前、頑張るぞって思いながら一度楽屋に戻ったら、充希ちゃんが弁当を食べてたんですよ! 「えっ、今食べてるの!? なんで?」と聞いたら、「歯磨くよ」って(笑)。そういうことじゃない! 歯磨きのことはオレ、心配してないのよ(笑)。すっげぇメンタルが強いなって思いました。
――ラブストーリーやサスペンスなど、すごくたくさんの要素が詰まっているドラマだと思いますが、そのなかでも最大の見どころはどこですか?
 大きいくくりで言えば「ラブ」です。あとは「感情がぐちゃぐちゃになる」というところですかね。ドラマって作品ごとの色が絶対にあって、見方も決まっていくと思うんですけど、今回は初回を見せていただいたときに、2話も3話もそれぞれ色が違うんだろうなと思いました。「このシーンはいったい何を見せられているんだろう!?」って、感情をぐちゃぐちゃにさせられるのが、このドラマの面白さかなって思います。

町田啓太(加賀美圭介・役)コメント

 この壇上に立たせてもらって、放送が近づいてきているんだな…と思い始めました。初共演の方、初めてお仕事をさせていただくスタッフの皆さんもたくさんいるのですが、心地のいい、笑いの絶えない現場で、すごく良い空間でやらせてもらっているなと思います。その中でも先ほど田中圭さんがおっしゃったみたいに、いろんな要素がある作品を皆さんと一緒に作っていくのが楽しくて、どんな風に皆さんに見てもらえて、楽しんでもらえるのか、ワクワクしています。
――高畑さんを巡って田中さんの恋のライバルに!? そして2人の愛に波風を立てて三角関係になるのか!? という役柄ですが、実際演じられてみていかがですか?
 つかみどころのないキャラクター設定でなので、どうやって演じていこうかな…と思っていたのですが、高畑さん演じるこころと一緒のシーンを重ねるごとに「こういう感じなのかな?」と、だんだん見えてきました。役を皆さんに作ってもらっているなといった感じです。
――笑い上戸だとお聞きしましたが、これまでにツボッたシーンや、今後ツボりそうで恐れているシーンはありますか?
 今はこころと2人のシーンが多いんですが、一番恐れている鋼太郎さんとのシーンが数日後に控えていて…怖すぎて今からビクビクしています(笑)。この会見で鋼太郎さんに慣れつつ、抗体を作って楽しめるようにしておきたいです(笑)。
――友人や家族など大切な人のすべてを知りたいタイプですか?
 強要はしないですけど、知って損はないかなと思います。自分の方から秘密を言うかもしれないです。むしろ隠していても全部顔に出るタイプかもしれませんね。
――ジェスチャーゲームで大好きな人の秘密を暴露!
「高畑さんは食いしん坊」
 クランクインしたとき、何人か待機している場所の近くに、ケーキ屋さんがあったんです。すると現れた高畑さんがケーキを持っていて。「そこまで甘いものは食べないけど、お店があったから」と言っていたんですが、それから毎日、現場に行くたびにスイートポテト、みかん、アイス、昨日はホイップパンケーキ…見るたびに何か食べてらっしゃるんです(笑)。結構、食いしん坊なのかな、と思っています。
――ラブストーリーやサスペンスなど、すごくたくさんの要素が詰まっているドラマだと思いますが、そのなかでも最大の見どころはどこですか?
 愛の物語だと思います。《大切な人の秘密を知っても愛することができますか?》ということに尽きると思います。ドラマの中ではいろいろなことが起こるんですが、普通に生きていても、面白いこともあれば、怖いこともあれば、温かくなることもありますよね? そういうことが一つ一つ色濃く出ている、そういう作品だと思うので、人それぞれの解釈で、楽しんで見ていただければうれしいです。『unknown』というタイトルどおり、ジャンルも《unknown》ということで、いろいろな楽しみ方ができると思います。

麻生久美子(闇原伊織・役)コメント

 私は今回、吸血鬼で美魔女という大変素晴らしい設定の役をやらせていただくことになりました。すごく撮影を楽しみにしていましたし、現場も本当に和気あいあいとしていて、すごく楽しく撮影をさせていただいています。このドラマはすごく愛を感じる、とても素敵ないいドラマだと思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです。
――本作は初共演同士の方が多いと聞いていますが、現場の雰囲気はどうですか?
 皆さんとちゃんとお芝居をさせていただくのがほぼ初で、最初は緊張していたんです。でも、皆さんもともと仲がいいということもあり、すごく雰囲気がよくて、私も参加させてもらえるようになってきました。皆さんとは子どもの話やペットの話など、とりとめのない話で毎日盛り上がっています。
――どんな相手であっても、趣味や習慣などの違いを受け入れられるタイプですか?
 受け入れます! 私がもし相手の趣味も楽しめるならその方がお得だなと思いますし、違いがある方が面白いかなと思います。
――ジェスチャーゲームで大好きな人の秘密を暴露!
「高畑さんの目がすごく好きでこっそり見つめています♡」
 充希ちゃんがかわいすぎて…顔がドストライクというか、タイプなんですよ(笑)。こんなに目の表情がコロコロ変わる人を初めて見ました。キラキラもしていて、かわいいんですけど、その目の表情がとても魅力的なんです。いつも見ていたいんですけど、あまり見ていると気持ち悪いかなと思って我慢していて、充希ちゃんがこっちを見ていない時にこっそり見ています。
――ラブストーリーやサスペンスなど、すごくたくさんの要素が詰まっているドラマだと思いますが、そのなかでも最大の見どころはどこですか?
 「愛」だと思います。このドラマではいろんな形の愛が描かれているますし、私自身もこの撮影を通して、改めて家族や周りにいる人への愛を考え直したり、感謝したり、そういう日々を送っています。

吉田鋼太郎(闇原海造・役)コメント

 高畑充希さん演じるこころの父親で、こころの夫となる虎松に激しい敵意を燃やしていて、妻の伊織をとても愛している、という吸血鬼の役です。コメディーなのかサスペンスなのか、推理ものなのかファミリーものなのかわからない。そして僕と麻生さんと充希ちゃんの役が吸血鬼…と、本当にたくさんの要素が詰め込まれているので、台本をいただいた時から、どのように作っていくんだろう、自分はどのように演じていったらいいのだろう、と一抹の不安を抱えつつ撮影に臨みました。しかし皆さんもおっしゃっていましたが、この素晴らしい共演者と素晴らしい演技により、現場は大変活気づいております。
――田中圭さん、そして『おっさんずラブ』のスタッフが再集結しましたが、このチームで久しぶりに撮影してみていかがですか?
 ホームグラウンドに帰ってきたような、なんのストレスもなく演技ができるという、すごくいい場所です。瑠東東一郎監督も(『おっさんずラブ』と)一緒なんですけど、当然ここでカットをかけるだろうというところでカットをかけないんですよ! 最後のセリフが終わった後でも何か起きるんじゃないか、何かするんじゃないかと思うのか、延々と引き伸ばしてね…。「早くカットかけろよー」「何かやらなきゃいけないのか!?」って、それがストレスです(笑)! いい意味でも悪い意味でも、いろんなことを期待されてしまっているので、それを裏切らないようにもしたいし、「またあのメンバーか」とも思われたくないので、しっかり刷新しつつ、やっていこうと心掛けています。
――吉田さんが麻生さんにゾッコンという噂もありますが…?
 麻生さんのこと…大好きになってしまいました。人間としても女優としても。6年前くらい前、どこかのお店の駐車場でお会いしてご挨拶だけはしたことがあったのですが、素敵な人だなぁと思っていたんです。今回いよいよご一緒できるということで、毎日現場に行くのが楽しみ! 田中圭くんや高畑充希ちゃんとは、もういろいろやっていますので、さほどの新鮮さもないですし、会っても会わなくてもどっちでもいいんですけど(笑)、麻生さんに会える日々というのが…いま人生で最高に幸せですね。
――大切な人に「これだけは守ってほしい!」というマイルールはありますか?
 ないです! 自由にやってもらうのが絶対いいです。例えば田中圭がくちゃくちゃ音を立てて物を食べたとして、それが嫌でも「いやだ」とは言わない方がいいと思うんです。自分のルールを押し付けるのではなく、どうして相手がそうしているのかな、ってしばらく見ているような余裕がほしいとは思いますね。先日、2歳の娘が洗面台にお湯を張って、服のままそこにお風呂みたいに入っちゃったんです(笑)。たまげまして、「出なさい」って言おうかと思ったんですけど、しばらく動画を撮りながら眺めていたら、僕も楽しい気持ちになってきたりして。自分の価値観を押し付けずに、相手を受け入れるとそういうこともあるんだなって感じました。
――ジェスチャーゲームで大好きな人の秘密を暴露!
「田中圭ははしゃぐ時とまったくしゃべらない時の差が激しい」
 明らかに違うんですよ。芸術家肌なのかな、その日の心の持ち方によって違うのかな。すごいしゃべるし、すごくテンション高い日があるかと思うと、そうでもない時があるんです(笑)。
――ラブストーリーやサスペンスなど、すごくたくさんの要素が詰まっているドラマだと思いますが、そのなかでも最大の見どころはどこですか?
 さきほどマイルールの話もありましたが、自分の偏見で人を見てはいけない、自分が正しいと思っても、決してそれは他の人にも当てはまることではない、と思うんです。例えばですが、今ずっとコロナでマスクをしていて、目しか見えていない。そうすると口が見えず、笑っているのか笑っていないのかがわからなくて疑心暗鬼になってしまうこともあると思います。この人は自分に対して肯定的な気持ちでいるのか否定的な気持ちでいるのか、怒っているのか喜んでいるのか、それすらわからない日々が続いていて、人のことをどう見ればいいのかわからなくなっていた部分があると思うんです。このドラマでは、「絶対人を決めつけてはいけない」ということや、「心を開いて相手を理解しようと最大限の努力をすること」、「自分のことを相手に理解してもらおうと努力すること」でしかコミュニケーションは生まれない、という《人間の一番大事な基本》を、言ってくれているのではないかと思っています。

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