第1045回 『赤城のチーズ』
9月28日放送
「とろ~り! 秋のひととき 韓国グルメから和の創作料理まで」
「とろ~り! 秋のひととき 韓国グルメから和の創作料理まで」
とろ~りとろけるチーズ。秋の深まりとともにホッコリ!
東京・新大久保の韓国料理「プングム」では、甘辛いヤンニョムチキンにとろけたチーズを絡め、キムチ入りチヂミにもたっぷりのチーズをトッピング。
韓国グルメでは、チーズが今や欠かせない存在になっています。
一方、和食の世界でもチーズが活躍。
「日本橋 ゆかり」の三代目・野永喜三夫さんのスタイルは“乳和食”。
モッツァレラチーズを一番出汁に溶かして茶碗蒸しを仕立てるなど、和と洋の絶妙なコラボレーションが楽しめます。
さらにミックスチーズを使った、家庭でもできる手軽なアレンジレシピも紹介します。
「赤城山麓の人気チーズ工房 稀少ミルクが生む極上の味わい」
「赤城山麓の人気チーズ工房 稀少ミルクが生む極上の味わい」
群馬県赤城山麓に、牧場から製造まで一貫した、評判のナチュラルチーズ工房があります。
営むのは松島俊樹さんと薫さん夫婦。
ミルクの風味が際立つモッツァレラなど、フレッシュから白カビタイプまで豊富な品揃えで、ホテルやレストランでも引っ張りだこ。
おいしさの秘密は、自家製のミルクです。
飼っているのはスイス原産のブラウンスイス牛で、日本の乳牛の0.7%に満たない稀少な牛です。
ミルクは濃厚でコクがあり、乳脂肪分やタンパク質が豊富に含まれ、チーズ作りに適しています。
このミルクを生かした手づくりチーズは家庭でも大活躍。妻・薫さんの手作り料理は?
「ブラウンスイス牛と共に夢を追い続けた夫婦の物語」
「ブラウンスイス牛と共に夢を追い続けた夫婦の物語」
松島さん夫婦は農業高校で出会い、俊樹さんのチーズ作りの夢を共に追いかけてきました。
北海道でチーズづくりの基礎を学び、薫さんの故郷・前橋市に移住。
稀少なブラウンスイス牛を選び、放牧しながら、健康な牛を育てています。
しかし飼い始め当初はこのミルクをうまく生かせず、半年にわたる試行錯誤を経て、販売に至ったのです。
その後はチーズの種類を増やしたり、生乳を生かした様々なフレーバーのジェラートを手がけたりと、前橋市で6次産業化のモデルとしても注目されています。
「気鋭の石橋シェフが挑む!赤城山麓のチーズとホエイで作る新作フレンチ」
「気鋭の石橋シェフが挑む!赤城山麓のチーズとホエイで作る新作フレンチ」
松島さん夫婦が作るチーズの評判を聞き、訪れたのは前橋市で人気のフレンチ「セパージュ」の石橋和樹シェフ。
群馬の食材を大切に使った斬新な料理で知られ、チーズプロフェッショナルにも認定されています。
今回は石橋シェフが、松島さんのチーズを使った新作料理に挑戦。
俊樹さんからは、チーズ作りの工程で廃棄されてしまう栄養豊富な「ホエイ」も、料理に生かしてもらえないかとリクエストが。
果たして、どんな新作フレンチが生み出されるのでしょう?
取材先
制作担当
【ディレクター】植田 裕久(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】成田 智彦(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)