第1030回『サバ』
6月8日放送
「くいだおれの街・大阪 “サバ博士”が愛する逸品」
「くいだおれの街・大阪 “サバ博士”が愛する逸品」
脂がたっぷりのったサバ料理の専門店「SABAR」。
ちょっと変わった料理で、サバ好きの客を虜にしています!
サバのユッケやサバの出汁が効いたラーメンなど、サバの魅力を堪能できるメニューの数々。
店をてがけるのは、日本のサバを知り尽くした“サバ博士”こと、右田孝宣さんです。
右田さんが今、注目するのは、“養殖サバ”の「お嬢サバ」。
良質な脂は火を入れれば、旨みがギュッと濃厚に。
そして特別な養殖法により、生でも食べられるというのです!
さらにその養殖場では、軽やかな柑橘の香り広がる「さばみちゃん」という新たな“養殖サバ”が誕生していました。
「鳥取で味わう絶品“養殖サバ” 生でも美味しい陸上養殖のヒミツ」
「鳥取で味わう絶品“養殖サバ” 生でも美味しい陸上養殖のヒミツ」
「お嬢サバ」「さばみちゃん」の故郷は、日本最大級の砂丘が広がる鳥取県。
地元の和食店で人気のひと品は、脂がたっぷりのった“養殖サバ”の刺身。
さらに、濃厚なサバの卵がアクセントの味噌煮まで。
また、創業45年目を迎える人気のイタリアンでは、アンチョビやあらから出たサバの旨みを堪能できるリゾットまで…、魅惑のグルメの数々を紹介します。そんな絶品の“養殖サバ”が育てられるのは、海のいけすではなく、陸上の水槽。
美味しさの秘密は、育てる水、地下10mから汲み上げた地下海水にありました…。
「「うまいサバを作りたい…」 家族の挑戦物語」
「「うまいサバを作りたい…」 家族の挑戦物語」
鳥取県岩美町で、サバの養殖場を営む田島大介さん。
魚への興味から地元の水産高校に進学し養殖業を学びましたが、就職先は、父が創業したボーリング会社。
各地で、温泉や井戸を掘り続けていました。
そんな頃、地域の特産品を作ろうと、JR西日本と鳥取県が、サバの陸上養殖プロジェクトを始め、要となる地下海水の掘削を依頼されたのが、田島さんでした。
田島さんが陸上養殖に最適な地下海水を掘り当て、JR西日本と鳥取県は「お嬢サバ」の養殖を開始。
すると田島さんの中で、ある想いが湧き上がってきました。
「新しいサバを自分で育て、地域を盛り上げたい…」。
そして4年後、事業を引き継ぐことに。頼ったのは、妻の美佳さんと娘のみよさん。
やるからにはと設備も改善し、エサにもひと工夫…。
新たな“養殖サバ”「さばみちゃん」を育て上げた家族の挑戦物語を辿ります。
「鳥取フレンチの匠דさばみちゃん”新作」
「鳥取フレンチの匠דさばみちゃん”新作」
鳥取市内にあるフレンチレストランのシェフ、藤森徹さん。
地元食材を使い、独創的なフレンチに仕立てています。
以前から注目していた、「さばみちゃん」を見たいと田島さんを訪ねました。
その味わいと魅力に触れ、浮かんだ新作のアイデアは、“フレンチの寿司”!?
さらに、サバの身を藁で炙り、香りと旨みを堪能できる逸品も誕生します。お楽しみに!
取材先
制作担当
【ディレクター】畠中 慶太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)