第1004回『勝ち山さといも』
11月25日放送
「里芋の郷で食す、絶品アレンジ料理」
「里芋の郷で食す、絶品アレンジ料理」
今回の主役は、福井県勝山市で作られている「勝ち山さといも」です。
旨みが濃厚で甘みが強く、煮崩れしないのが特長の勝ち山さといもは、厳しい冬を超える為、古くより伝統的な食材として大切に守られてきました。
そんな里芋の郷で人気の料理店では、甘みを活かしたイタリアンや里芋独特の食感を活かした和食店など、絶品料理の数々は必見です!
「紡がれてきた里芋郷土料理」
「紡がれてきた里芋郷土料理」
平安時代には里芋栽培が広まっていたという勝山市。
当時の人々が好んで食べていた里芋料理が、今も郷土料理として受け継がれています。
地元の主婦たちが営む「福井ふるさと茶屋 縄文の里」では、代々受け継いできた里芋のころ煮やごった汁など、味わい深い郷土料理を味わえます。
また今回は、里芋の美味しさを引き出す、伝統的な「技」を教えていただきました。
地元の人々が紡いできた里芋料理を、ご自宅で楽しんでみてはいかがですか?
「伝統を守るため・・・未来へと繋ぐ闘い」
「伝統を守るため・・・未来へと繋ぐ闘い」
「勝ち山さといも」生産者の畑中文吾さん(79)は17代続く老舗農家。
勝山市は山々に囲まれた盆地にあります。
豊富な水や土壌、さらに、昼夜の寒暖差によって甘い里芋を作り続けてきました。
しかし今、勝ち山さといもは大きな問題に直面しているといいます。
受け継がれてきた伝統の里芋を未来に繋ぐため、奮闘する畑中さんの大切な仲間が坂上信雄さん(72)です。
坂上さんも里芋生産者で毎日のように顔をあわせ、互いに助け合ってきました。深い絆でつながる仲間たちの昼食タイム。
みんなが楽しみにしていたおかずとは!?
「「勝ち山さといも」魅力の一皿」
「「勝ち山さといも」魅力の一皿」
勝山市出身の斎藤史昭シェフは、勝ち山さといもに魅せられた料理人の一人。
今回は、里芋のホクホク感と甘みに福井産の“ある食材”を合わせ新作料理を仕上げていただきました。
心温まる一皿、ぜひご賞味ください。
取材先
制作担当
【ディレクター】 三谷 理紗(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)