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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第924回 『ブリ』

4月9日放送

「赤身がうまい!房総の天然ブリ」

「赤身がうまい!房総の天然ブリ」

春の訪れを迎えた千葉県・鴨川市。房総沖で獲れる天然ブリがシーズンを迎えています。その特長は脂が控えめで軽やか、そして赤身のしっかりしたうま味です。明治2年創業の寿司店、店主の栗原さんも「うま味がギュッと凝縮されたようなブリ」と太鼓判を押します。ブリを使った郷土料理は、ハレの日に食べられてきたというちらし寿司。そして地元で昔から愛されてきた、なめろう。さらに郷土料理を使った料理はイタリアンにアレンジされていました!地元食材とレモンを使った、技ありの料理も登場します。房総料理の数々を味わってみては?

「攻めの漁法!天然ブリ漁の技」

「攻めの漁法!天然ブリ漁の技」

千葉県鴨川市で、約30名の漁師を率いる「嘉法丸」の親方・寺崎嘉大さん。漁が始まるのは午前0時。5隻の船が一斉に出港し、漁場を目指します。寺崎さんが行うのは「まき網漁」。探索船が魚群を探し、魚群の進行方向に先回り、網を張り大量のブリを一網打尽にするという漁法。魚の進行方向を読み間違えれば、全く獲れないリスクも伴うため、まさに「攻めの漁」。寺崎さんは目を凝らし、網を張るタイミングや船の速度を指示。この判断やそれに応える漁師たちの働きがあってこその、ダイナミックな漁なのです。

「元銀行員の漁師 ブリ漁に賭ける想い」

「元銀行員の漁師 ブリ漁に賭ける想い」

網元の長男として生まれた寺崎嘉大さん。大学を卒業後、地元の銀行で働いていましたが、転機が訪れます。ブリ漁の船団を率いていた父が余命1年の宣告を受けることに。「銀行員を辞めて家業を継ぐべきなのか…。」悩む寺崎さんでしたが、それまで自由に生きさせてくれた"父への感謝"や上司からの言葉もあり、37歳で漁師になることを決意。経験も知識もない中、厳しい漁師生活が始まりました。先輩に教えを乞い、ひたすら網をあげ続け、経験を積んでいきました。現場を任される漁労長になった寺崎さんでしたが、改めて漁の難しさに直面します。一体、どのようにしてブリ漁に挑んだのか…寺崎さんのブリ漁に賭ける日々と想いに迫ります。

「天然ブリ×南房総フレンチ」

「天然ブリ×南房総フレンチ」

房総沖の天然ブリに注目する料理人・武田均シェフ。フランスのミシュランガイド2つ星のレストラン等で修業を重ね、地元の食材を独自の「南房総フレンチ」に仕立てる匠です。「ブリのうま味と味を凝縮したものを調理したい」と、武田シェフが向かったのは家庭菜園。房総の天然ブリに、どんな野菜を合わせるのでしょうか!?春を感じる彩り美しい一品と、ブリを余すことなく堪能できる一皿が誕生します。お楽しみに!

取材先
制作担当

【ディレクター】伊藤 祥太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)