第435回『ツナ』
7月21日放送
■ツナの誕生はローマ時代!?
■ツナの誕生はローマ時代!?
今回の食材は、困った時に大活躍の食材「ツナ」。どんな料理にも使えるツナが、いつから食べられ始めたかご存知ですか?なんとその歴史は古代ローマにまで遡ります。まぐろを長く美味しく食べる保存食として誕生したツナの秘密を、イタリア料理で紐ときます。
■日本で最初のツナ缶作り
■日本で最初のツナ缶作り
ツナが缶詰となったのは、19世紀。人々は食材を缶詰にし、長期保存をさせるようになります。魚といえば生食だった日本でも、ツナ缶 製造の気運が高まり、外貨を稼ぐ輸出産業として試作が始まります。そんな中、世界を魅了するツナ缶製造に成功したのが、静岡県の村上芳雄さんでした。そこには日本の食文化と深いつながりが・・。魚の加工法を熟知した、日本人ならではの手法が鍵に!?
■伝統を受け継ぐツナの味
■伝統を受け継ぐツナの味
静岡の由比で昭和8年創業の缶詰工場へ、今も伝わる伝統の味を訪ねます。原料となるのは夏に獲れるビンナガマグロに、貴重な綿実油。日本人ならではの器用な指先が生み出す、美しいツナ缶作り。世界を魅了した伝統の技が今も大事に守られています。
■日本で大流行 下町ツナの味
■日本で大流行 下町ツナの味
日本でツナが普及したのは戦後のこと。洋食化の流れと共に広まったツナは、今では子供から大人まで愛される食材に。米屋が始めたおにぎり屋さんにも、当時のエピソードが残っていました。新しい食材だったツナが、おにぎりに包まれたワケは?ホロリと温かいツナに纏わる下町人情のエピソードをお届けします。
取材先
制作担当
【ディレクター】井口 奈美(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子 (テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)