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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第780回『パン』

5月18日放送

■14年待ち!大人気の「天使のパン」

■14年待ち!大人気の「天使のパン」

高級食パンに長い行列が出来るなど巷ではパンブームが巻き起こっています。中でも今、注目を集めているのが鎌倉市に暮らす多以良泉己さん・総子さん夫婦が作る「天使のパン」。甘味のある優しい味わいが特徴で、今から注文すると14年待ちという人気ぶりです!1本ずつ生地を手でこねて作る手作りパンのおいしさの秘密とは?さらに発送を担当する妻の総子さんには、パンの到着を待ちわびるお客さんに伝えたい思いがありました。今回は、心の込もったパン作りに人生をかけた夫婦の物語を紹介します。

■大ケガからの復活!「天使のパン」誕生物語

■大ケガからの復活!「天使のパン」誕生物語

多以良さんは元々、競輪選手として活躍していました。しかし2005年、レース中の落車事故で負傷。手足のマヒや記憶障害など重い後遺症が残ってしまいました。そんな時、新たな希望となったのが「パン作り」。幼いころからお菓子作りが得意だった多以良さんは、手足を動かすパン作りなら楽しみながら出来るリハビリになると考えたのです。しかし最初は困難の連続。日々の気温や湿度の違いで出来栄えが異なりうまく焼きあがらないことも…。試行錯誤を重ねて多以良さんがたどり着いたパン作りの秘訣とは?

■「パンの町」鎌倉の行列店

■「パンの町」鎌倉の行列店

鎌倉は個性豊かなパン屋がひしめき合う「パンの町」。中でも評判なのが連日、長い行列で賑わう食パン専門店「ブレッドコード」です。1日20本限定の“星の井食パン”は、とろけるような食感が特徴。その製法を生み出すきっかけとなった、ある「失敗」とは…?また「豊島屋扉店」では和菓子用の餡を使ったあんぱんや、人気商品「鳩サブレー」専用のバターを使ったクロワッサンが人気。老舗の和菓子店がパンの販売を始めたきっかけは、戦後の食糧難の時代に経験した「苦い思い出」だったそうです。それは一体!?

■妻へ捧げる感謝の新作パン

■妻へ捧げる感謝の新作パン

多以良さんは大けがを負ってから14年間、支え続けてくれた妻・総子さんに感謝の気持ちを伝えようと新作のパン作りに挑戦しました。そこで決め手となる食材として使おうと考えたのが、春の野草「ヨモギ」。さわやかな香りが特徴のヨモギを麹や黒糖などと合わせて作り出したものは一体、何でしょう?さらに新たなパン作りの可能性を広げようと「養蜂」も始めました。自家製のハチミツはパンのお供に最高です!妻への感謝を込めた新作パン。一体、どんな一品が出来上がるのでしょうか?

取材先
制作担当

【ディレクター】古屋 徹(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司(ViViA)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)