食彩の王国 食彩の王国

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

過去の放送

第690回『そうめん』

7月29日放送

■徳島の自然が育むごちそう、半田そうめん

■徳島の自然が育むごちそう、半田そうめん

徳島県つるぎ町半田地区。自然豊かなこの地には、四国山脈から吹き降ろす風と吉野川の清流に育まれた、この季節にぴったりの名物があります。それが半田そうめんです。江戸時代から脈々と受け継がれてきた伝統のそうめんの特徴は、なんといっても他の地域にはない太い麺です。それが独特の食感とコシをもたらし、その味わいは多くの食通を唸らせてきました。
今回は、その美味しさの秘密を探るため、一家6人で営む製麺所「倭麺工房」を尋ねました。早朝5時から麺作りがはじまり、手延べと呼ばれる製法で、丁寧に手作りされています。週に4日はそうめんを食べると言う生産者自慢のオリジナルそうめんがありました。夏野菜タップリの極上そうめんは必見です!

■アレンジ豊富な半田そうめん

■アレンジ豊富な半田そうめん

東京、東中野に半田そうめんの専門店があります。徳島県出身の店主、田中さんは、その魅力を伝えようと、これまでに様々なアレンジそうめんを生みだしてきました。その数は、なんと800種類以上!数あるメニューの中から、冷蔵庫の残り物で簡単に作れるアイデアレシピを教えて頂きます。ポイントは麺つゆに一工夫!!暑い夏に今すぐ試したくなる目から鱗のレシピを紹介します!

■人気の料理研究家 浜内千波が挑むそうめん料理

■人気の料理研究家 浜内千波が挑むそうめん料理

伝統ある半田そうめんは、今ある危機に直面していました。
高齢化が拍車をかけ製麺所の数が激減しているのです。そんな現状を知った徳島県出身の料理研究家、浜内千波さん。何か出来る事はないかと地元に帰ってきました。地元に根付くそうめん作りの伝統と歴史を知り、また美味しいそうめん作りにこだわる方々と触れ合います。
そして浜内さんが地元の方々に、即興のそうめん料理を披露します。使うのはなんと牛乳!奇想天外な新しい夏の味わいを提案します。

■新たな可能性!!1年中食べられるそうめん料理

■新たな可能性!!1年中食べられるそうめん料理

生産者が抱える大きな悩み、それは「夏にしか売れない」ということ。そうめんは夏のイメージが強く、他の季節は売り上げが激減します。
それならば、年間を通して食べられる、そうめん料理をつくればいいと浜内さんは考えました。様々な地元の食材を手に入れ、故郷の味をいかした浜内オリジナルメニューを考案!製麺所の奥様も巻き込みそうめんの新たな可能性に挑みます。

取材先
制作担当

【ディレクター】坪山 悟史(ViViA)
【プロデューサー】鈴木 朗(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)