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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第604回『山芋』

11月14日放送

■モチモチの粘り気が魅力“山芋”!

■モチモチの粘り気が魅力“山芋”!

ネバネバとした食感がたまらない山芋!「山のうなぎ」とも呼ばれるほど滋養強壮に良いとされています。実は山芋とはヤマノイモ科の食用の芋の総称で、シャキシャキとした食感の長いもや粘り気の強い大和芋、日本原産の自然薯など、その種類は様々。全世界で600種類以上もあるといわれています。今回はそんな山の幸、“山芋”の魅力を紐解きます。

■定番の麦とろ飯からアイデア料理まで

■定番の麦とろ飯からアイデア料理まで

山芋料理の定番といえば、やっぱり麦とろ飯。老舗専門店でその作り方を見せていただきました。すり鉢ですることでフワフワの口当たりになるとろろ。出汁を加えて絶妙な固さに仕上げることに老舗のこだわりがありました。
さらに、家庭で出来るアイデア料理も紹介します。料理研究家の岩崎啓子さんはネバネバ食材のプロ。すり下ろした山芋に合わせるのは、なんと牛乳!?一体どんな料理に仕上がるのでしょうか。

■山芋界のトップブランド“伊勢いも”

■山芋界のトップブランド“伊勢いも”

三重県多気町で見つけたのは、丸くてゴツゴツとした山芋“伊勢いも”。すった伊勢いもはまるで餅のような弾力で、すり鉢をひっくり返しても落ちないほど強い粘り気が特徴です。そんな伊勢いもの多くは名古屋に運ばれます。高級和菓子の原料として欠かせない食材なのです。美しい姿に変身する伊勢いもに注目です。

■伝統の山芋を盛り上げる高校生たち

■伝統の山芋を盛り上げる高校生たち

300年以上の歴史がある伊勢いも。しかし、農家の高齢化などの影響でその生産量は落ち込んでいます。そんな中、三重県立相可高等学校の生産経済科では、伊勢いもの生産性を向上させる研究を行っています。そこで育てた伊勢いもを調理するのは、食物調理科の生徒たち。実はこの食物調理科、生徒だけで接客から調理、経理まで行う“高校生レストラン”を運営しています。今回、伊勢いもを使った新作料理に挑戦。高校生シェフが織りなす、本格料理とは?

取材先
制作担当

【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司 佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)