第553回『ホタテ』
11月15日放送
■2枚貝の万能選手・ホタテ!
■2枚貝の万能選手・ホタテ!
寒い海底でギュッと身が引き締まり、一段と甘みを増すのは冬に旬を迎えるホタテです。弾力のあるプリップリの身の食感を楽しむなら、刺身が一番!一口食めば、口いっぱいに磯の香りと極上のうま味が広がります。生で食べても美味しいホタテは、煮ても焼いても美味!和洋中と幅広い料理で重宝されています。今回は、二枚貝の万能選手・ホタテに秘められた物語を紐解きます。
■中華料理でお馴染み・XO醤誕生秘話
■中華料理でお馴染み・XO醤誕生秘話
中華料理に欠かせない高級食材・ホタテの干し貝柱を使って、1980年代に香港で新たな万能調味料が誕生しました。調味料の最高峰と名高い、XO醤です!干し貝柱をたっぷり使い、魚介のうま味が凝縮されたピリ辛のXO醤は、点心に合わせればより深い味わいに。
今では広く大衆的な食材となったホタテ。ホタテと言えば、やっぱり炉端焼きが大人気!プリッとした身がジューシーな炉端焼きは、今も昔も多くの人に愛されています。
■再起への想いが育む「恋し浜ホタテ」
■再起への想いが育む「恋し浜ホタテ」
上質なホタテの産地として名高いのは、岩手県大船渡の小さな集落・小石浜。肉厚で味が濃いと評判のホタテは、小石浜ブランドの「恋し浜ホタテ」と命名され、人気を集めています。産地ならではの、ホタテをふんだんに使った家庭料理は絶品です!さらに三陸鉄道、その名も「恋し浜駅」の待合室では、ホタテの貝殻がなんと絵馬に変身!?恋愛成就のパワースポットとして観光名所となった恋し浜駅と共に、恋し浜ホタテの名も全国に広まっていきました。ところが、2011年の東日本大震災によって港は壊滅的な被害を受けてしまい…復活にかける漁師たちの奮闘記に密着します。
■絶品!ホタテ・イタリアン
■絶品!ホタテ・イタリアン
恋し浜ホタテを待ちわびていたのは、イタリア料理のシェフ・山﨑純さん。レアの状態に網焼きした恋し浜ホタテを、粉チーズと焼きウニを練った生地でサンドしたミルフィーユに仕立てます。ほど良い塩味がきいたホタテと、滋味深いウニの相性は抜群です!さらに、思い出の味・ホタテの浜焼きを、イタリア料理にアレンジ。三陸育ちの山﨑シェフが感じる、恋し浜ホタテの魅力とは!?
取材先
制作担当
【ディレクター】吉田 夕日(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)