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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第368回『シロウオ』

3月19日放送

■きらめく春のダイヤモンド「シロウオ」

■きらめく春のダイヤモンド「シロウオ」

春の訪れとともに川を遡ってくる魚「シロウオ」が今回の主役!古来から「白魚」と混同されることが多いシロウオですが、漢字では「素魚」と書き、成魚でも3~6センチにしか育たない一年魚です。近年、多くの川から姿を消しているという貴重な魚…。梅が咲き始めるこの時期から、桜が散るまでの短い期間しか採れない「春のダイヤモンド」シロウオの世界へようこそ!

■福岡・春の風物詩

■福岡・春の風物詩

福岡市内を流れる室見川は、全国でも数少ないシロウオが遡上する川。この地で300年以上前から続く伝統漁法を受け継ぐのはなんと農家さん!「やな」という逆八の字型の垣根を川に広げてシロウオを籠に誘い込み、生きたまま捕獲。死んでしまうと極端に鮮度が落ちてしまうシロウオは、地元では直接、漁場で升売りされるのが当たり前。福岡に古くから根付く、知られざるシロウオ文化をご紹介いたします。

■和歌山・驚きの技

■和歌山・驚きの技

世界遺産、熊野古道沿いにある和歌山県の湯浅町。町はずれを流れる、清流・広川にもシロウオが遡上します。ここに伝わる漁法は「四つ手網漁」。シロウオを採って60年の名人が繰り出す驚きの技がありました。一日に売る分だけのシロウオを採り、来年も無事に帰ってきてくれることを願います。

■絶品シロウオ料理

■絶品シロウオ料理

春を告げる、広川のシロウオを待ちわびている人がいました。醤油発祥の地でもある湯浅町で、天保12年から続く醤油蔵「角長」では毎年、初物のシロウオをありがたくいただいています。この家に代々伝わる「醤油蔵ならでは」の絶品シロウオ料理とは?!

取材先
制作担当

【ディレクター】堀井 穂高(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)