食彩の王国 食彩の王国

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

過去の放送

第337回『八丁味噌』

7月31日放送

■八丁味噌物語

■八丁味噌物語

味噌カツに味噌煮込みうどん。「名古屋めし」に欠かせない「八丁味噌」が今回の主役。戦国時代より、愛知県岡崎市で作られ続けてきたこのコクのある味わいは、まさに三河の味です!・・・ところが、何と江戸でも、八丁味噌が愛用されていたのです。なぜ、三河生まれの八丁味噌が江戸にも?
三河と江戸を繋ぐ、八丁味噌物語。その鍵は「徳川家康」にあり!?

■江戸の八丁味噌

■江戸の八丁味噌

東京・両国。遡ること150年前、文久2年から続く老舗では、八丁味噌のタレを使った軍鶏鍋が、創業時から名物となっています。また、更に遡ること何と290年前!享保3年創業の老舗中の老舗では、猪鍋の味の決め手として八丁味噌が使われていました。
古くから江戸の鍋料理に重宝されてきた八丁味噌。そこには、江戸の職人が深く関係していたのです。

■八丁味噌の故郷

■八丁味噌の故郷

八丁味噌の故郷は愛知県岡崎市。岡崎城より西へ八丁(約900m)離れた、「八丁村」で生まれました。八丁味噌の製造に携わるのは、「まるや」と「カクキュー」の2軒の老舗だけ。戦国時代から変わらぬ製法で、今も作り続けられています。
また、八丁味噌は「徳川家康」の天下統一に大きく貢献したとか・・・その理由とは?
八丁味噌の誕生と秘密に迫ります。

■時代を越えて愛される八丁味噌

■時代を越えて愛される八丁味噌

八丁味噌のタレで煮込んだ「名古屋風おでん」こと、「土手焼き」。戦争の傷跡が残る時代、人々の心の支えになったのは、この土手焼きの屋台でした。戦後、名古屋の立て直しに活躍した八丁味噌に迫ります。
また、名古屋で生まれ、イタリアの2つ星レストランで料理長を務めたこともあるシェフが、八丁味噌を使ったイタリアンに挑戦。シェフが自身の原点だと語る八丁味噌。その想いとは・・・?

取材先
制作担当

【ディレクター】瀬戸 優(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)