第322回『高菜』
4月17日放送
■阿蘇に春を告げる「高菜」
■阿蘇に春を告げる「高菜」
巨大なカルデラの中で人々が暮らす九州熊本の阿蘇地方。ここに古くからある特産物といえば「高菜漬け」です。食卓には欠かせない郷土の味。春に収穫した高菜を塩と唐辛子で漬け込むと、半年ほどで食べごろになります。独特の旨みと酸味を生み出すのは乳酸菌・・・そう「高菜漬け」はヨーグルトと同じ「乳酸発酵食品」なのです。今年も阿蘇に春を告げる「高菜の収穫」があちらこちらで始まりました。
■「たかなめし」誕生物語
■「たかなめし」誕生物語
油で炒めた高菜漬けをホカホカご飯にまぜていただく「たかなめし」は、阿蘇ならではの素朴な郷土料理。「元祖」と銘打つ店で「たかなめし誕生の物語」を紐解きます。子供の頃夢中で食べた高菜めし・・・懐かしい思い出と母のぬくもりが、絶品「たかなめし」となって受け継がれていました。
■旬の風味をたっぷりと
■旬の風味をたっぷりと
「高菜」の生の葉を使ったご馳走はこの時期だけのもの。夕餉の食卓には昔から食べられてきた高菜料理がずらりと並びます。白和え、すき焼き、菜焼き・・・ピリッと辛味のある旬の風味をたっぷりといただきましょう。あったかい高菜の味噌汁の香りに思わず笑顔がこぼれます。
■驚きの一皿、高菜の洋風仕立て
■驚きの一皿、高菜の洋風仕立て
地元で手に入る新鮮な高菜を美味しく仕立てて供したい!フレンチのシェフは高菜に濃厚なブルーチーズのソースを合わせ、極上の一皿に。またペンションを営む4人の若手シェフたちはなんと「高菜づくし」のイタリアンフルコースに挑戦します。果たしてどんな料理が出来上がるのか?驚きの逸品をご覧あれ!
取材先
制作担当
【ディレクター】吉井 みどり(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)