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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第181回『ケチャップ』

6月16日放送

■いざ出発!ケチャップの旅

■いざ出発!ケチャップの旅

チキンライスにオムライス、そしてナポリタン!今回の主役は、人気メニューに欠かせない甘酸っぱくて美味しいあの調味料・・・ケチャップです。そのケチャップ、一体どのように生まれたのでしょうか?さあ、ケチャップのルーツをたどる旅へ出かけましょう!

■アメリカ生まれのトマトケチャップ

■アメリカ生まれのトマトケチャップ

19世紀の後半、アメリカでトマトケチャップが売り出されました。以来、アメリカでは、人気No.1の調味料。ハムエッグやピザ、ホットドッグにハンバーガー、ケチャップは食卓の友なのです。
それ以前、トマトケチャップは各家庭で作られていました。18世紀のレシピを見ると・・・材料には酢も砂糖も使われていないようです。一体、どんなものだったのでしょう?ケチャップに詳しいシェフに18世紀のトマトケチャップを作ってもらいました。その味とは?

■トマト味じゃないケチャップ?

■トマト味じゃないケチャップ?

イギリスには、何とトマト味じゃないケチャップがあるといいます。それは雨が多い、イギリスならではの食材なのですが・・・答えはキノコ!4日がかりで作るキノコケチャップは、様々な家庭料理に使います。ミートパイやビーフシチューに、料理の味が際立つ魔法のケチャップなのです。
でも、この“ケチャップ”という言葉、そもそもどこから来たのでしょう?イギリス料理研究家に聞いてみると意外な答えが・・・。

■ケチャップはアジア発祥?

■ケチャップはアジア発祥?

インドネシアでは台所でも食卓でも、ケチャップマニス、ケチャップアシン、ケチャップペダス、といった様々なケチャップが使われています。
そのケチャップを見せてもらうと・・・これがケチャップ?!何と、色も香りも醤油なのです。ケチャップと醤油は親戚?その真相はいかに!

■洋食屋の星☆ケチャップ

■洋食屋の星☆ケチャップ

「洋食屋にケチャップが無かったら困りますよ」こう話すのは老舗洋食屋のご主人。オムライスやチキンライスなど、かつて、日本人の憧れだったケチャップの味。他にも、ハヤシライス、ビーフシチューなどにも使われます。そして、ご主人オリジナルの隠し味にも・・・。
ケチャップは今や、醤油や味噌と同じように、懐かしさや嬉しさを含んだ日本の味になっています。
世界を巡って、たどり着いた日本で大活躍のケチャップ。その魅力を、歴史を紐解きながら、たっぷりとお届けします。

取材先
制作担当

【ディレクター】 河野 あや子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】 土橋 正道 那須 恭子 (テレビマンユニオン)
【プロデューサー】 高階 秀之(テレビ朝日)