テレ朝水泳

HIGHLIGHTみどころ

    競泳決勝 第5日6月22日(水)深夜0時45分 ※一部地域を除く

    「新星 林希菜(ルビ きな) 初出場でメダルに挑む! 瀬戸大也は200m個人メドレー2大会連続のメダルへ」

    【女子200mバタフライ 決勝】
    「新星 林希菜 初出場でメダルへ」
    去年のインカレ水泳で一気に世界レベルの記録をたたき出し、代表選考会では東京五輪4位相当、2019年世界水泳なら金メダル相当のタイムを叩き出した!5月のヨーロッパGPでも国際大会初出場ながら優勝。この世界水泳でもメダル候補に挙げられている。
    代表入りを決めた選考会での髪色はピンク、成人式では緑と髪色やネイルを変えて水泳へのモチベーションを高めているのだという。 尊敬する人はお母さん。幼いころから水泳を押し付けることなく優しく見守ってくれた母に支えられここまできたという。「自己ベストを出してメダルを持って帰ることができたら一番の恩返しかな」

    【男子200m個人メドレー 決勝】
    「瀬戸大也 東京五輪4位からの再出発」
    東京五輪ではメダルを手にすることができず、打ちひしがれた時期があった。五輪前、小学生時代から長年師事していた梅原コーチ(現日本代表監督)の元を離れ、環境を変えた。しかし次第に自分に甘え始めていることにもどこかで気づいていた。東京五輪が延期となり、自分の努力が報われないかもしれないことを恐れ、いつしか本気になれなくなっていたという。
    「やめるか、死ぬ気でもう1回やるか」。
    五輪後の煮え切らない瀬戸にその選択を迫ったのは、リオ五輪金メダリストの金藤理絵を育てた熱血漢 加藤健志コーチ。瀬戸の身体は答えを告げる前に動いた。加藤コーチの指導する平塚の東海大近くに家を借り、門をたたいたのだった。今は早朝から夜遅くまで練習することもあるという。
    「自分の中でもどっしりと本気でまた競技ができる環境に戻ってきているのがすごく幸せ」。本気になった瀬戸はこの世界水泳最後のレースでどんな泳ぎを見せるのか。