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日本人が海外旅行で手にするドル。その中でもチップなどで使う事の多い1ドル札。その1ドル札には多くの不思議が…
1ドル札はアメリカの紙幣で一番多い(全体の45%)。カード社会アメリカでは100ドル札など高額紙幣は受け取りを拒否されることもあり、小額紙幣の方が使用頻度が高いのだ。
図案は、世界大恐慌直後の1931年、ルーズベルト大統領が不況にあえぐ国民を、鼓舞する目的で採用。表の肖像画は初代大統領ジョージワシントン。
裏面右側には国鳥ハクトウワシが。足は13枚の葉と実を持つオリーブ、13本の矢をつかんでいる。
頭上に輝く星の数13個。リボンに書かれた文字<E Pluribus Unum>「多くからひとつ」も13。これらはアメリカ建国13州をあらわしている。
胸の13本の縦線も同じ意味。
裏面左側のピラミッドの上に描かれている「目」は真理を見通せる「第三の目」。「英知の目」とも呼ばれ、フリーメーソンの図柄と言われている。1ドル札に描かれた理由は不明だが、フランス人権宣言の石版などにも描かれている。
未完成のピラミッドは13段。その上に書かれたラテン語ANNUIT COEPTISも13文字。意味は「米国の富のピラミッドは未完成である。神の加護を受け成功させよう」。
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