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最近よく話題に上る「睡眠時無呼吸症候群」。
日本人の250万人が悩んでいるという病気――あなたの危険度は?
朝起きると、ノドが渇く。
昼間、すごい睡魔に襲われる。
気がつくと、口が開いている。
よくイビキがうるさいと言われる。
結構寝てるのに、寝た気がしない。
めちゃめちゃ太っている。
晩酌は欠かせない。
最近、夜の生活から遠ざかっている。
かなり寝相が悪い。
目が覚めると、頭が痛い。
0~3個:とりあえず安心。
4~7個:症状によって医師に相談した方がよいでしょう。
8個以上:耳鼻咽喉科に行って、要検査。
 一晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、または1時間に平均5回以上起こる場合を「睡眠時無呼吸症候群」と言います。無呼吸とは、気道が一時的にふさがって呼吸が止まってしまう状態。睡眠時にノドの気道が狭くなり、空気が通る時に粘膜が振動を起こすと、イビキが発生します。イビキをかく人のうち70%が無呼吸を経験しており、これが慢性化すると「睡眠時無呼吸症候群」になります。イビキや無呼吸の原因は肥満、鼻やノドの異常、身体的問題(舌が大きい、アゴが小さいなど)、就寝前の飲酒など。仰向けで寝ている人や、口で呼吸している人も注意が必要です。

このような原因から無呼吸が起こると酸欠状態に陥り、起床時に頭痛が発生します。また十分な睡眠がとれないため、集中力が意欲が低下したり、居眠り運転などを引き起こすことに。さらには高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中などの病気や突然死を引き起こすリスクが高いのが、この「就寝時無呼吸症候群」。重症のまま治療しないと、8年後には4割の患者が死亡すると言われています。

予防法としては横向きで寝ること、鼻で呼吸する習慣をつけるため口元にテープを貼って寝ること。それでもダメな場合は、耳鼻咽喉科を受診して、イビキ防止用マスクやCPAP(コンプレッサーから空気が送り込まれるマスク)を手に入れましょう。
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