米国ラップ音楽のスーパースター、エミネムが描かれたTシャツを販売していた露天商の男性が、「エミネム」が意味するトルコ語から母親を侮辱されたと感じた19歳の少年らに刺殺される事件がありました。エミーンという名の母親を持つ19歳の少年は、イスタンブール郊外でエミネムTシャツを販売していたデミールさんに販売を止めるように迫ったそう。「エミネム」はトルコ語で「私のエミーン」を意味するそうです。地元警察は、遺体に複数の刺し傷があったことから、デミールさんは少年と口論になり、少年の友人たちに刺殺されたとみて、少年を拘束するとともに、友人たちの行方を追っています。 ▲Page Top 発光ダイオード(LED)――デジタル時計やテレビのリモコンに使われている、小さくて非常に消費電力の少ない発光素子が、身体不調を回復させる可能性についてNASAや米国防総省、さらに数10の病院が臨床試験に参加しています。ウィスコンシン医科大学の研究ではLEDを使って盲目のラットの視力回復を試みたところ、損傷が最大95%まで回復したというのです。人に対する臨床実験では、原子力潜水艦でケガ人に米食品医薬品局(FDA)が認可した携帯型のLED照射器を使うと、全快までの時間が半分に短縮したそう。カリフォルニア州レッドウッドシティーの内分泌学者は、糖尿病による神経障害をもつ200人の患者にLED照射を行なったところ、患者の95%が足に感覚が戻ったといい、3分の2近くが完全に正常に戻ったとか。しかし、なぜそのような驚くべき結果が出たのかと問われても、答えられないのが現状だそうです。 ▲Page Top 中国南部の広西チワン族自治区で、2年間に赤ちゃん118人を売り飛ばしていた人身売買事件が発覚。司法当局は52人を逮捕、起訴しました。被害者はひとりを除き全員が女児で、ひとりっ子政策の中、男児だけを必要とする農村の深刻な社会矛盾を浮き彫りにしています。新華社電によると、乳児の価格は容姿や健康状態によって異なり、50〜100元で親元から仕入れ、1200元前後で売り飛ばしたそう。被告のうち11人は産婦人科医ら医療関係者。出産した母親が女児を育てたくないことを知ると、仲介者に引き渡して100〜200元の手数料を得ていました。被告らは乳児を都市部へ運ぶ際、泣かないように睡眠薬を投与。手足を縛って3〜4人を一緒に袋詰めにした上、電車の荷物棚の上に置いて都市部へ運んでいたとか。主犯は同自治区玉林市の謝徳明被告（57）一家7人らで、公安当局がことし3月に一斉逮捕。売られる寸前だった41人の乳児を救出しています。 ▲Page Top 国連総会の本会議で4日、北朝鮮国連代表部の金昌国次席大使が日本を3回にわたり「ジャップ」呼ばわりした上、日本が北朝鮮に悪意を持っていると非難しました。これに対し日本の本村芳行国連次席大使が答弁権を行使し「ジャップ」発言を非難するとともに、日本が敵視政策をとっていないことを強調。フント国連総会議長も「神聖な議場でこのような言葉を使うことのないよう希望する」と北朝鮮をたしなめました。北朝鮮の発言は、国際原子力機関（IAEA）の年次報告を国連総会として承認するための採決で反対票を投じた理由説明の中で飛び出したもの。金次席大使は、日本が3日の国連総会での討議で、正式国名である「朝鮮民主主義人民共和国」や、英語の略称「DPRK」を使わず「北朝鮮」と呼んだことに反発。日本に対し（1）朝鮮再侵略を企てている（2）北朝鮮への制裁を論議している（3）米国と同様、北朝鮮への先制攻撃を企てている――と非難しました。 ▲Page Top キューバのカストロ議長（77）は、米・カリフォルニア州知事に就任する俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーについて、その筋肉を称賛する一方、知力は未知数との見方を示しました。同議長は中南米の社会科学学会を締めくくる講演で5時間余りにわたって演説し、「写真から判断すると（シュワルツェネッガーは）筋肉は隆々としているが、（カリフォルニア州の有権者は）脳の筋肉がどれほどのものかは試していないらしい」と述べたのです。また、「おそらく頭脳の力より腕力が勝るに違いない」と私見を披露したうえで、「州知事に選出され、少なくともエクササイズを長年してきたかいはあったようだ」と皮肉ったとか。 ▲Page Top

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