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 先週お伝えしたブッシュ大統領の常識はずれな言動の数々。「これだけ世の中が反対してるのに、この人は何がしたいんだろう?」と、香取編集長もイラク攻撃を強行しようとするブッシュ大統領に疑問を投げかけていました。国連採決を控え、なんとか武力行使を認めさせたいアメリカは、イギリスと共にまだ態度を明らかにしていない国の説得を続けています。しかしフランスとロシアはここで拒否権を行使する見込み。フランスの外相も「古い欧州として我々は戦争の痛みを知っている。だからこそ、反対するのだ」と戦争反対の姿勢を明確にしています。そんな中、アメリカ国内では反フランスの動きが起きています。アメリカ議会の食堂では「フレンチフライ」を「フリーダムフライ」と改名。さらにレストランではフランスワインの締め出しまで始めました。まさに、イラクを巡り、世界は大きく2つに割れてしまっているのです。世界各地の反戦のうねりにもかかわらず、戦争へと突き進むアメリカ、そしてブッシュ大統領。果たして世界の人々は彼をどう思っているのでしょうか。SmaSTATION-2では世界各地でインタビューを敢行しました!!
 まずはアメリカ。アメリカはいま、まさに戦争一色。メディアも連日、イラク攻撃まであと何日、と戦争をあおる報道を続けています。「ブッシュ大統領は頭が良いと思う」「ブッシュを支持するよ」と答える人たち。現在ブッシュ大統領の支持率はおよそ60%。やはり戦争支持派が多いようです。  しかし、同じく武力行使に前向きな国、イギリスでは「ブッシュ大統領はただの侵略者」「戦争好きでバカなカウボーイ」と、厳しい意見が多いようです。そのイギリスではブッシュ大統領について、こんなアニメ番組が放送されています。

司令官 : 大統領!いい知らせです。イラクが国連査察に全面協力しています。
これで、戦争を回避できますよ。
ブッシュ: なんだって!
司令官 : は?
ブッシュ: イヤだ!戦争がいい!戦争がしたいよぉ!
他の大統領はみんな戦争してたじゃないかぁ!!
司令官 : このまえ戦争したばかりじゃないですか。しかもまだ片付いてないんですよ。
ブッシュ: フン。また戦争させてくれるまで息を止めてやる!
司令官 : 大統領ってば…困ったな。そうだ、よし!リーブストロム教授を呼ぼう。
靴下人形: はろぉ。
ブッシュ: あ!リーブストロム教授だ!
靴下  : 戦争なんかより、アイスクリームを食べましょうよ、ね?
ブッシュ: 賛成!チョコレートソースをかけてね。それと戦争もね。
靴下  : それはダメです。みんな戦争はキライです。好きなのはイギリスだけですよ?
ブッシュ: わかった!じゃ、イギリスと戦争しよう!!
司令官 : …ありえない。

一方、武力行使には反対のロシアでも、「ブッシュは権力が大好き」などなど、批判の声が強いもよう。またロシアでも、英語が苦手なブッシュ大統領を揶揄する番組まで放送されています。その他にも、「ちょっとバカっぽいと思う」「自分の都合で中東を操作したいだけ」(フランス)、「中国人はみんな大嫌い」(中国)、「ヒトラーの成功版」「好きな人なんていない。世界で一番危ない人物のダントツ1位」(韓国)、「ああいう人が上司だったらついていけない」(日本)と、世界中でブッシュ非難の声があがっています。その一方で、「世論に流されることが果たしていいのか。歴史的に見て間違っていることが多い」なんていう小泉総理の発言もありましたが…。
 果たしてブッシュ大統領はその考えを変えることは無いのでしょうか。みなさんはブッシュ大統領について、どう思いますか?
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