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先週号の『SmaTIMES』に掲載した『ヤセ薬ついに開発!』のニュース。オーストラリアの大学が開発した画期的なダイエット薬は、体に溜まった脂肪を燃焼させ、何もしないで体重が1週間で0.5キロずつ減っていくというものでした。
かつて、日本では『海草石鹸』や、クリスチャン・ディオールの『スヴェルト』など、手軽にヤセられるダイエットグッズが大流行。今は、『低インシュリンダイエット』がブームとなっています。
では、世界では一体どんなダイエットが流行っているのでしょうか。
国民の実に22%が肥満、肥満率世界一のアメリカでは、ここ10年間で国民の平均体重が5キロも増加したとのこと。そこで2年前、なんと当時のクリントン大統領が『もっと、ヤセるように』と国民に呼びかけたことも。
そんなアメリカで今、人気のあるダイエット剤はゼナドリン。これは脂肪の燃焼を助ける薬です。そしてもうひとつ、食欲を抑えるタイプのダイエット用サプリメントも人気。なんと去年一年で130億ドル、1兆7000億円も売り上げたそうです。
以前、オッパイマッサージを取材したタイの流行は『激辛ダイエット』。バンコクでは、町を見渡して太った女性はほとんどいませんが、その秘密は、もともと辛いタイ料理にさらに唐辛子をかける、という必殺技にあったのです。
お隣の国、韓国の最新ダイエットは『生を食べる』こと。最も人気があるのは米や豆、海草など33種類の生の食物を粉末にしたもの。これを薬のように1日朝晩2回飲めば体重が見る見る減るといいます。
そしてエジプト。アラブの金持ちの間で流行しているのはナント『胃をベルトで縛る』というまさに究極のダイエット。手術で胃の一部をベルトで縛り、たくさん食べられないようにするのです。これで120キロという巨体も簡単に80キロほどまでヤセるのだとか。ただし、手術に失敗すると消化不良になるだけでなく、最悪の場合、死亡してしまうケースもあるとのこと。まさに命がけのダイエットなのです。
そんな中で、オーストラリアのヤセ薬、『AOD9064』は、体を傷つけることなく、簡単に脂肪を減らす事の出来る画期的な『ヤセ薬』だというのですが、いったいどんな薬なのでしょうか。
早速SmaSTAION!!スタッフはオ-ストラリアへ飛びました。アメリカと並ぶ肥満大国、オ-ストラリアでは、成人男性のおよそ2人に1人、女性の3人に1人が肥満といわれており、肥満からくる病気に対応するため、国の医療負担は年間およそ10億ドル、実に1000億円以上にも達しています。
そんな肥満大国オ-ストラリアだけに、アドバンスト・オビシティ・ドラッグ…通称「AOD9064」の開発のニュ-スは国内でも大々的に取り上げられました。SmaSTATION!!スタッフは、この薬の開発者モナッシュ大学のフランク・ング教授とコンタクトを取ることに成功したのです。
「この薬が今までのヤセ薬と異なる点は、食欲を抑制して体重を減らすのではないところ。中年太りなどに特に効果的で、現段階の実験では1ヶ月に2キロはヤセることが可能です」と同教授。つまり、食事を我慢しなくていいダイエットだというのです。
更にこの薬、ヒトの成長ホルモンを元につくられているため、今までのヤセ薬につきものだった「副作用」も全くないといいます。しかし、これまでにも副作用が無いといわれていながらも、危険なヤセ薬は数多くありました。例えば1990年代にアメリカで爆発的な売れ行きを誇ったヤセ薬『フェンフェン』。2種類の食欲抑制剤を組み合わせたこの薬は、アメリカの大手医薬品メーカーが開発し、副作用がないという触れ込みで発売されましたが、1997年、「心臓や肺に重い障害を起こす恐れがある」ことが発覚。訴訟にまで発展し、利用者600万人に対して総額37億5000万ドルの賠償金を払う事になったのでした。
果たして今度のヤセ薬は大丈夫なのでしょうか。開発した大学側では、ただ今このヤセ薬のモニタ-を募集中とのことです。 |
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上海から北京へ向かう列車で「靴を脱ぐ乗客の足を洗う」取り決めが試験的に行なわれています。というのも、旅客の中には乗車後すぐに靴を脱ぎ、周囲の人々に多くの迷惑を掛けている者がいるから。そこで上海と北京の間を結ぶある列車では、乗務員がもし靴を脱いでいる乗客を見つけたなら、決して押し付けるのではなく、丁寧に礼儀正しくその乗客に近づき、そっと耳打ちし、乗務員室へ一緒に来てもらい、そこで足を洗うことにしたというのです。その乗務員室には、足洗い用の水が準備されており、洗い終わった乗客は、スリッパを渡され、それを履くことが出来るのです。十数時間もかかる列車の旅では、隣あう乗客がどんな人かということも、旅の快適さを大きく左右するもの。日本でも実施すべき!? |
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米・ソルトレークシティーに向かう飛行機内で、着陸の25分前に席を立った男性が乗務員妨害罪で逮捕されたことが11日、明らかになりました。テロ警戒のために、オリンピック開幕前から機内では極端な規制が続いていますが、これはその「被害者」第1号です。米連邦航空局はオリンピック期間中のテロ防止策として、飛行機が同市に着陸する30分前以後は乗客に席を立つことを禁じており、5日から実施されていたのでした。逮捕された男性は、同市に近いパークシティーに住むリチャード・ビザロさん(59)。9日にロサンゼルスからデルタ航空機でソルトレークシティーに向かう途中、トイレに行くため席を立った彼は、乗客を装っていた私服警官に逮捕され、他の乗客約90人も着陸まで両手を頭の後ろで組むよう命じらたといいます。逮捕されたビザロさんは、留置場でひと晩過ごすはめになったそう。 |
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アフガニスタンのカンダハルにあるレストランで、オサマ・ビンラディン氏の元料理人を名乗る男性が「ビンラディン氏が好きだった料理」を集めたメニューを作り、話題を呼んでいる、とパキスタンの英字紙ニューズが7日報じました。ビンラディン氏に料理人として13年間仕えたというアクラムさんは、同氏お気に入りの料理70種類をそろえたそうですが、その中で最上位にランクされたのはウズラ料理。アクラムさんによると、しばしば部下に生きのいいウズラを捕獲するよう命令していたそうです。また、ヨーグルトで煮込んだ鶏や羊も好物だったとか。ただ、質素な食生活で知られたビンラディン氏が、そこまで執着してウズラを食べたかどうか怪しむ声も現地では出ているそうです。 |
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「山参を食べて力を発揮し、必ずW杯ベスト16に進出してください」。韓国山参(サンサム=山に野生する高麗人参)協会(会長チェ・ジュンキ)は7日、「W杯ベスト16祈願行事」の一環として、協会傘下の全国1千余名のシンマニ(山参を採取する人)らが用意した山参16セットを選手団に渡してほしいと大韓サッカー協会に寄贈しました。この日寄贈された山参は、山に種をまいた後、完全に自然状態で数十年間育てた「樟脳参」で、数量はベスト16進出の念願を込めるという意味の16セット(市価1億ウォン相当)。1セット当たりすべて2~3本、計45本が入っており、23名の選手をはじめ、コーチングスタッフらも十分に栄養補給できる量だと協会側は明らかにしています。シンマニらは「2002年W杯開催が成功し、選手団がベスト16に入ることを願う我々の気持ちを集めた」と話しています。また山参協会パク・ソンミン事務局長も「韓国産山参はまさに神草であり、成分や効能など世界最高。韓国代表の選手たちが我々の山参を食べて技量を十分に発揮してくれればいいと思う」とコメントしています。 |
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