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このコーナーでは他局も含めて色々な番組のプロデューサーの方々に、SmaSTATION!!を見た感想、そして叱咤激励をいただきます。今週は、水曜夜8時放送の躍進中の番組「せきらら白書」担当、テレビ朝日の中貞人Pからです。


先週の飯島愛ちゃんではないが、僕はニュースが苦手である。
そりゃあ、今は普通にニュースを見てるし、仕事としてそういう情報系の番組も結構やったことがあるけど、もし自分が、テレビを作る人じゃなく、見るだけの人になったときに、本気で進んでニュースを見るかって言えば…、多分見ない。
それは、どこか今までのニュースが、ブラウン管の向こう側にいる頭のいい人たちだけが動かしている、自分とは関係ない世界に見えてしまっていたからだろう。「難しいことはあなたたちでやっててよ!」って、テレビを見ながら思っている人たちは正直多いと思う?
社会的意識が低い!? わがままな視聴者にそんな理屈は関係ないでしょ?
でも、スマステの香取慎吾はそういう難しい人たちとは決定的に違うのだ。
ヨーロッパのテレビを思わせるスタジオ空間と、さりげなくサブカル的なニオイを漂わせる最先端のセンスを結集したニュースエンターテイメント番組。
その中で彼は、等身大のまま変にかっこもつけず、無理に大人にならずに奮闘しながら、実はテレビのこちら側に立って「これ、おっかしーよねー!?」って言いながら、自分と自分の大切な人の幸せにしか興味のない人たちにも、世の中で今起こっている馬鹿げたことたちが、いかに自分たちにとって重要なことなのか、目を向けさせようと手をひっぱてくれている・・・そんなカンジに思えるのだ。
でもこれって、ニュース番組本来の目的だったんじゃない?
エンターティナーとしての確固たる地位と人気を持ちながら、純粋さ・誠実さを失わず、実は鍛え上げられた筋肉と同じようにしなやかな瞬発力を誇る頭脳を持つ彼は、ニュースという別世界に新たに生れ落ち、驚くべき成長を続けている最中だ。そしてスマステという番組とともに、みるみるうちにエイリアンのような怪物キャスター(?)に成長してくれるはずだ。ニュースステーションがそうだったようにね。(ということは小宮悦子さんはこの世界で胎児だった彼を取り上げたステキな乳母さんだったのか?)

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