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「ギックリ腰」は、人類の祖先が立って歩くようになった時から運命づけられたもので、現代人のあらゆる日常生活の中に危険因子が潜んでいるといわれています。あてはまるものにチェックしましょう。
自慢じゃないが、寝相は良い方だ。
座る時は、だいたい足を組んでいる。
冷え症で、クーラーの効き過ぎは辛い!
ゴルフ上達のため、打ちっ放しに通いつめている。
趣味や仕事で、長時間ドライブする事が多い。
ダイエットのため、食べる量をガックリ減らした。
スキあらばタバコを吸ってしまう。
ついつい準備運動なしにスポーツをしてしまう。
かなりの猫背だ!
煎餅布団が苦手!ベッドは柔らかいものに限る。
0〜3個:とりあえず安心です。
4〜7個:ギックリ腰になりやすい環境にいるので、生活改善を試みる必要があります。
8個以上:いつ腰に激痛が走ってもおかしくない状況。重い荷物を持つ時や、不自然な体勢を取る時は、細心の注意を払ってください。
ギックリ腰とは急に発生する腰痛の総称で、簡単に言うと「腰のねんざ」のこと。運動不足や疲れ、血行不良などで腰の筋肉組織が硬くなり、それがちょっとした動作で傷ついて炎症を起こした状態を言います。不用意に重い物を持ち上げたり、体を急にひねったり、体制を整えないで急にくしゃみをしたり…そんな時に突然、腰に「グキッ」と衝撃が走るのです。では、どういう人がギックリ腰になりやすいのでしょうか? 実は、日常生活の中に様々なリスクファクターは潜んでいて、@座る時いつも足を組む、A運動をせず、食べないだけのダイエット、Bタバコの吸い過ぎ、C冷え性などの血行不良、D肥満や猫背、E柔らかいベッドで寝ている、といったことが挙げられるのですが、一番リスクが高いのが、長時間同じ姿勢でいるここと! 特に座っている姿勢は、立っている時よりも1.4倍ほども腰に負担がかかります。デスクワークやドライブなどで、ずっと座っていなければいけない場合は、30分に1回は休憩して、伸びやストレッチを心掛けましょう。また意外ですが、寝相が良すぎるのも腰には大きな負担になります。一晩中仰向きで寝ているような人は、横向になってみるなどの工夫をしてみてください。また、柔らかいソファや、低すぎる椅子も腰にはNG。自分の膝と同じ高さで、背もたれの角度が110度くらいのものが理想です。床に座る場合は、腰骨が曲がり過ぎるアグラは禁物。出来るだけ、正座するようにしましょう。ほか、重い荷物を持つ時は一度しゃがんでから持つ、といったことに気をつけるだけで、リクスはずい分軽減されるそうです。
統計によると、朝起きてから3時間以内が最もギックリ腰になる可能性が高いそう。これは、早朝は人間の体温が低く、筋肉が縮んでいる状態にあるから。筋肉が冷えている時がギックリ腰の危険信号ということは、気温が低い時も同じリスクが考えられるというもの。特にこの季節、“クーラーの効き過ぎた部屋で、長時間のデスクワーク”というのは、危険極まりないことなのです。また、気温の高い屋外から急に冷えた室内に入るのも同様。あなた自身は、心地よくても、筋肉は縮みあがっているかもしれないのです。十分、注意してくださいね。
ギックリ腰になってしまったら、温シップ、冷シップどちらを貼ればいいのでしょう?正解は「初日は冷シップ、翌日からは温シップ」です。“温めて治す”が基本のギックリ腰ですが、発症した直後は、痛みを取るために“冷やす”ことが肝心だといいます。ギックリ腰は通常、1週間〜10日ほどで治りますが、それ以上経っても痛みが引かない場合は、腰椎を痛めていたり、椎間板ヘルニアをを引き起こしている可能性もあるので、整形外科を受診して、レントゲンもしくは腰部MRI 検査を受けることをオススメします。
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