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新撰組は日本初の特殊部隊だったことをお伝えしましたが、現在日本には、特殊部隊が複数ありますが、活動内容は不明。そんな中から今回は、警察傘下の対テロ部隊SATを取り上げます。

日本赤軍が日航機を乗っ取った1977年の「ダッカ事件」を教訓に、警視庁・大阪府警に極秘設置。北海道、千葉、神奈川、愛知、福岡の5箇所にも配置、隊員は200人程度とみられる。強靭な肉体を持つ25歳以下の極めて優秀な独身警察官だけで構成され、重大事件の際、強行突入し犯人を瞬時に検挙、人質救出にあたる。狙撃要員も数名いる。入隊後は警察庁からあらゆる情報を抹消され、海外特殊部隊での訓練もある、除隊後もSAT隊員であった事を一切口外してはならない。公表された写真や映像はごくわずかでその詳細は不明。
1979年 三菱銀行北畠支店籠城事件
大阪市三菱銀行北畠支店に猟銃を持った男が押し入り、行員2名と警官2名を射殺、42時間にわたり篭城、部隊は犯人を射殺し人質25人を解放。

1995年 全日空857便ハイジャック事件
犯人は、サリンが入っているように見せかけたビニール袋とドライバーでハイジャック。365人が人質に。部隊は、コクピットに強行突入、事件を解決。公式にはこれが初出動。

2000年 西鉄バス乗っ取り事件
突入作戦では、テロリスト制圧用の「スタングレネード」(強烈なせん光と大音響で、犯人を無抵抗にする)を使用し17歳の少年を逮捕、人質の命を救った。この武器はペルーの日本大使公邸事件でも使用された。

他にも湾岸戦争邦人救出やオウム真理教本部捜索などに参加したという情報も。
存在を公表する前は旧式装備が多かったが、96年には50億円の予算が付き、最新装備を導入。夜間暗視装置や特殊集音機、機関銃、レーザー距離測定器など、世界の特殊部隊のいわゆるいいとこ取り。

とくに自動小銃は"MP5A5"これは世界各国の特殊部隊が正式採用してる有名な自動小銃。世界各国の特殊部隊が集って行われる大会でSAT狙撃部門は非常に優秀な成績を収めており。"狙撃"の能力は世界一と言われている。

・ヘルメットはケプラー製
・夜間暗視装置・防弾盾
・音響閃光弾 ・特殊はしご(バスジャック事件で使用)
・機内の状況を調査するのに使用する特殊集音装置
・電磁波で建造物内の人の動きを探るドイツ製探査装置
・暗視双眼鏡・レーザー距離測定機

銃器
・回転式拳銃(ニューナンブ)
・自動拳銃(13連発のSIG P228)
・狙撃ライフル
・短機関銃MP5
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