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2025年6月9日

【弟】板垣李光人に続き、阿部サダヲ・松たか子夫婦の家族が決定!!【父】段田安則【母親代わりの叔父】岡部たかし《演劇界のドリームキャスト》が集結!

段田安則がネルラの父に! 「日本の宝、私の愛する段田さん」と大石も大絶賛!

ネルラの父・鈴木寛(すずき・かん)を演じるのは段田安則。野田秀樹主宰の「劇団夢の遊眠社」で活躍、その後、数々の舞台に出演。近年では『リア王』(2024年)、『セールスマンの死』(2022年)、『女の一生』(2022年)など。2024年には紫綬褒章を受章しました。さらに、大河ドラマ『光る君へ』(2024年)、連続テレビ小説『オードリー』(2000年)、『和田家の男たち』(2021年)など、大石が脚本を手掛ける作品にも多数出演しています。そんな大石から「日本の宝」と、円熟味を増し続ける演技力を絶賛された段田が、本作でも味わい深い存在感で人々を魅了します。
一代で日本を代表する缶詰メーカー「カンツル」を興し、財を成したものの会社を追われることになった寛は、その騒動以来、大の弁護士嫌い! はたして、義理の息子・幸太郎との関係やいかに…?
段田が「このドラマは脚本もいいし、良い役者がたくさん出てくるというすごい作品」と自信をのぞかせた本作に、どうぞご期待ください。

「楽しみ半分、緊張半分…」と語った岡部たかしが、ネルラとレオの叔父に決定!

ネルラとレオ(板垣)の母親が亡くなってから、夜はゴルフのティーチングプロをしながら、まだ幼かったレオの母親代わりを務めてきた叔父・鈴木考(すずき・こう)を演じるのは岡部たかし。「城山羊の会」をはじめ、多数のプロデュース公演に出演し、岩谷健司とともに活動する演劇ユニット「切実」では演出も担当。映像作品では、ドラマ『エルピス‐希望、あるいは災い‐』(2022年)で当たり役といえるプロデューサーを演じ、大ブレイク! 硬軟併せ持った演技力が評価され、連続テレビ小説『虎に翼』(2024年)や、『ばけばけ』(2025年後期放送予定)など話題作への出演が続いています。
本作に出演するにあたり、「楽しみ半分、緊張半分…緊張のほうが上回っています」と語った岡部ですが、大石は「初日のリハーサルが終わった後、とても緊張されていましたが、何でもできすぎるくらいできる方」と太鼓判! そんな岡部が本作で演じる個性的な叔父に、ご注目ください。

幸太郎&ネルラ&レオ&考&寛が勢揃いした超豪華な《家族写真》も初公開!

1階にレオ、2階に幸太郎&ネルラ、3階に考、4階に寛――同じマンションで暮らす5人の家族は、週に一度、全員揃って食卓を囲むのがお約束。考の手料理を味わいながら5人が軽快な会話を繰り広げます。…ということで、5人が集結した家族写真も初公開!
大石が「皆さん名優揃いですから、私の脚本を10倍くらい面白くしてほしいです」とコメントした豪華キャスト陣が家族となって、ついに動き始めます。

段田安則(鈴木 寛・役)コメント

大石さんとは、これまでに何度もご一緒させていただいているんですが、いつも脚本が面白いので、この作品にも出られてうれしいです。阿部さんは仕事でご一緒するのも初めてですし、仕事以外でもお会いしたことがなかったんです。でもこの間、初めて阿部さんが出られた舞台を観て、面白い俳優さんだなと思っていたところなんです。その素晴らしい俳優さんだと思った方が主演ということなので、これは楽しそうだな、と。さらに松さんも出られると聞いて、ますます「やるぞ!」という気持ちになりました。
松さんとは舞台で何度もご一緒していますが、映像での共演は初めてだと思います。舞台と違って映像でご一緒するのはなんとなく少し恥ずかしい気持ちです。息子役の板垣さんともさっき初めてお会いしました。キレイな顔をしていて、私にそっくりですね(笑)。親子に見えるといいんですが…。
僕が演じる寛は、もともと大きな缶詰メーカーをやっていて、自分が作った会社なのに追い出されたという人物です。まだまだ何者かわからないので…今のところ、“鈴木寛は謎”です!(笑)
男の人と女の人が別れた、くっついた…というお話はよくありますが、このドラマは、そこに“サスペンス”が入ってくるんです。脚本が良ければ役者がそれほど良くなくても何とかなるし、脚本がイマイチでも役者が良かったら何とかなるんですが、今回は脚本もいいし、良い役者がたくさん出てくるというすごい作品なんです。ネルラの抱える謎が一体何なのか、物語がどう進んでいくのか…出演する私でさえ先々が気になる内容になっていますので、皆さんにも楽しんでいただけると思います。

岡部たかし(鈴木 考・役)コメント

大石さんが僕が出演している小さな演劇を下北沢まで見に来てくださったりしたことや、最近「大人計画」の方々と仕事する機会が多くありました。それもあり、何より憧れの阿部さんとご一緒できるのがうれしいです。実は阿部さんと松さんのSPドラマ『スイッチ』(2020年)に僕も出演していて、その際にお会いしたことはありますが、お二人とも絶対に僕のことを覚えていないと思うので(笑)、今回しっかり関係性がある役でご一緒できて本当にうれしいです。でも実は今、とても緊張しているんです。楽しみ半分、緊張半分…むしろ緊張のほうが上回っています。どういう演じ方になるのか、自分でもまだ分からない部分があるので、家でもっと練習してきたらよかったな、と思っています(笑)。
大石さんが書かれる脚本には、“家族”がよく出てくる印象がありますし、そのホームドラマの部分は確実に面白いです。でもこの作品は、それに加えてサスペンスでもあります。コミカルなセリフがある一方で、謎解き、考察の要素もある。すごく面白いと思いますので、ぜひ見ていただきたいです。

大石 静(脚本家)コメント

まだ最後まで書いていないんですが、一体どうなるんだと思いながら書いています。
段田さんは、これまでで一番沢山お仕事した役者さんですし、私の愛する段田さんです。どこが素晴らしいか説明できないくらい素晴らしい。日本の宝です。
岡部さんは、『和田家の男たち』でご一緒して以来、またご一緒したいと思っていました。初日のリハーサルではとても緊張されていましたが、何でもできすぎるくらいできる方だと思っています。
家族を演じるキャストの皆さんは名優揃いですから、私の脚本を10倍くらい面白くしてほしいです。

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