ったと思う。しかし、弔意の強要だとか、国費の無駄遣いだといった批判が沸き起こったのは不幸なことだった。あえて閣議決定で国葬としたのは、やはり拙速だったのではないか。 死者を悼むことに過剰な演出を求める必要はないと、少
る賛否両論のざわめきの上に、冬のドカ雪を乗せて見えなくした。すると、16日の金曜日、今度は防衛三文書なるものが閣議決定された。なんだろう、この順番は。 この三文書というのは、またもザックリ言うとこうなる。中国や北朝鮮やロシ
ない。不退転の決意で実行することが必要だ」と、当時の海部首相の決断を促していた。 果たして海部内閣は4月、派遣を閣議決定。ただちに自衛隊の掃海艇「あわしま」が、海上自衛隊横須賀基地を出港した。ちなみに僕はこの時の現場も取材