ルキンコに到着します〜 "太古の太陽" ツルノリヒロ '10 VIOLINISTS' (ロックチッパーレコード OWCP-2007-8) 車内で演奏される先住民のフォルクローレ 遥かな昔から 彼らの祖先はこのパタゴニアに暮らして来ました 彼らの音楽は、大地の歌なのです 沈み
ラジルとの国境にまたがるこの滝は 世界三大瀑布のひとつとして世界中に知られています 『イグアス/大いなる水』 先住民はこの滝を、畏敬の念を込めてそう呼びました イグアス国立公園の中にあるセントロ・デ・ビシタンテス駅 ここか
で最も有名なのは 海岸の「ブロウホール」 波の勢いで、「ドン」という音と共に 海水が高く吹き上がります 「カイアマ」とは、先住民の言葉で 「海が音を出す場所」という意味 高さ60メートルまで 上がることがあるそうです 海から内陸に入れば ユ
ルです ウルルを間近で見ると 意外と複雑な表情をしていることに 驚きました こうした岩の凹凸や模様の中には 先住民たちにとって とても大切な意味を持つものも あるそうです 岩の上に降った雨が集まって水場ができます それ
アの人々は、ちょっとシャイですが みんな笑顔が素敵です この国の人口はおよそ920万人 インディヘナと呼ばれる先住民が55パーセント メスティソと呼ばれる 白人とインディヘナの混血が32パーセント そして白人が13パーセント
ると、すぐに湖に差し掛かりました ティティカカ湖から流れ出した川が造り出した ウル・ウル湖です 『ウル・ウル』とは先住民の言葉で 『水に住むもの』『水の神』と言われています 富士山の山頂と、ほぼ同じ高さの風景は 胸をときめかせてくれ
の群れが見えます 青い空、白い雲、そして山並み 旅人にとっては美しい風景がつづきます インディヘナと呼ばれる先住民の人々は ずっと昔からこの風景の中に暮らしてきました 過酷とも言える、山岳地帯での生活 人は何故、この地に
す ここが国境 殆どの人々は歩いて国境を越えます 町を行くヨーロッパ系のアルゼンチン女性 そしてボリビアの先住民の女性 国境らしい光景です アルゼンチンから始まった南アメリカの旅が終りました 季節が確実に変り始めた
には無数の水路が 張り巡らされ穀倉地帯を支えています 農業には欠かせない水路ですが 近くに橋が無い場所の住民にとっては 困った存在です そこで考案されたのがロープ式の渡し船 燃料がいらないとってもエコな交通手段で
きます やがて 子どもたちが 次々と りていくようになりました 山あいの小さな町を結んで走る この列車 沿線の住民たちには とっても大切な存在なんですね