合せが実現しました。聴きごたえがありましたよね。 現在大ブレイク中の反田恭平さんが弾いたのは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番より第1楽章。フィギュアスケートやテレビドラマなどでも使用される人気曲で、おそらく今コ
の方々もおっしゃっていましたが、いつかこのメンバーで全曲演奏するところを聴いてみたいものです。 ショパンのピアノ協奏曲第1番では、辻井伸行さんのピアノや川瀬賢太郎さんの指揮も加わって、いっそう華やかなアンサンブ
りの先生に対して学生が少数であるのみならず、マンツーマンの指導も行われています。映像ではベートーヴェンのピアノ協奏曲の独奏パートを学生が、オーケストラ部分をピアニストの迫昭嘉先生が弾いて、レッスンをする光景が
ケートに使われるのは納得です。 最後はゲストの小塚崇彦さんが世界選手権で銀メダルを獲得した際の曲、リストのピアノ協奏曲第1番。楽曲自体に圧倒的な迫力があって、アスリート的な要素を感じさせます。鍵盤と銀盤の超絶技巧
ピアニストにとって、自作曲が大切な曲であるのは当然のことでしょう。 同世代と分かり合えた曲としてショパンのピアノ協奏曲第1番が挙げられていたのも印象的でした。こちらは以前、この番組で五嶋龍さんをはじめとする若手
き才能がひしめく日本の音楽界ですが、ここまで若くして脚光を浴びる人はめったにいません。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第3楽章を鮮やかに弾ききってくれました。切れ味のあるテクニックと作品にふさわしい豊
ら並外れた楽才を示すものですが、3歳で作曲したというサン=サーンスの神童ぶりは際立っています。わずか10歳でピアノ協奏曲を演奏してデビューを果たし、アンコールには「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲のうちからどれで
、オーケストラといっしょに音楽を奏でていたのに本当に驚きました。 最初の田久保萌夏さんはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。演奏している表情がにこやかで、すばらしかったです。お父さんの感激ぶりにもジンときまし
用意されます。ここは自由に弾けばOK。本来、楽譜はありません。モーツァルトの時代には、もっぱらモーツァルト本人がピアノ協奏曲でソロを弾いていたので、アドリブで自由に弾けばよかったのです。このあたりはジャズっぽいですよ
への注目度は一段と増したように思います。人気に加えて、実力も証明されたと言ってよいでしょう。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、このコンクールのファイナルで演奏した曲。作品について、牛田さんは「壮大な海を渡るイメー