稿日:2022年09月17日 10:30 今週は先週に引き続いて「ブリーズバンド全国大会2022」の後編をお届けしました。今回も個性豊かな出場チームが登場してくれました。 最初に「紅蓮華」を演奏してくれたのは、八甲田あらふぃふたーず★。お寺のお堂で
らつとした生命力にあふれた傑作です。若手奏者たちによるオーケストラの潤いのあるサウンドに、堤さんの味わい豊かなソロが重なり合う様子は、まさに至福のひととき。 最後に演奏されたカタロニア民謡「鳥の歌」は、よくアンコール
かなバッハ、華麗でありながらユーモアもにじませたショパンの「猫のワルツ」、陰影に富んだモンポウの「歌と踊り」、情感豊かなラフマニノフのワルツと、それぞれにガルシア・ガルシアの魅力が発揮されていたと思います。特に印象的だっ
だと思います。今回は上野耕平さんのソプラノサクソフォンと堀内優里ストリングスによる演奏で、かつてない詩情豊かな「石焼きいも」を聴くことができました。ノスタルジーを刺激されます。 ヴァイオリニストの荒井里桜さんが選ん
ーマンのピアノ協奏曲。小林さんがとりわけ大切にしているという得意のレパートリーです。陰影に富んだ表現から、豊かな詩情があふれてきます。幼いころからYouTube等で脚光を浴びていた小林愛実さんが、メジャーレーベルからデビュ
あります。旧知の仲間同士のリラックスした音の対話といった趣。 葉加瀬太郎さんの「エトピリカ」では、3人の演奏から豊かな詩情が紡ぎ出されていました。ピアノトリオで聴くことで、一段と成熟した音楽として楽しめたのではないで
ぎてもいけないけれども、歌手に隠れてしまってもいけないという難しさがあると思いますが、3人それぞれが個性豊かなヴァイオリンを披露してくれました。 最初の大森駿音さんは、しっとりとしたイントロからやさしく歌手に寄
が新日本フィルをエネルギッシュに指揮していました。この曲はバルセロナ五輪開会式のために書かれた作品です。豊かな音楽文化を誇る芸術都市バルセロナだけあって、この開会式にはホセ・カレーラスやプラシド・ドミンゴ、モンセ
めに書かれたのではないかと錯覚してしまいそうになります。原曲の切れ味はそのままに、サクソフォンの柔らかく豊かな音色を楽しませてくれました。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック ツイート コメント
望」。冒頭のオーボエのソロをはじめ、クラリネットやチェロ、ホルンなど、ソロの聴かせどころがふんだんにあって、陰影豊かなオーケストレーションになっていました。不安交じりではあるけれど、希望の力がそれを上回っていく。そんな