いうことにはならない。大義なき戦争に突き進んだロシア軍に対し、ウクライナ軍には国を守るという大義があった。軍事同盟のNATOにも、経済・政治の連合であるEUにも属さず、ウクライナという単体で巨大なロシア軍と戦った。その事実
事的中立の立場を重視してきたスウェーデンなどが、NATO(北大西洋条約機構)への加盟を急いだのも、この巨大な西側の軍事同盟の核の傘に入ることを良しとしたからである。つまり、アメリカの核の傘で守られている日本と同じく、「核は
は、似た価値観も持っていた。ふたりとも、クリミアをロシアが併合するのは理にかなっていると考えていたし、西側の軍事同盟であるNATOが東方へと拡大することに強く反発していた。 しかし、プーチン氏が独裁色を強めるにつれ、ゴルバ
いうことにはならない。大義なき戦争に突き進んだロシア軍に対し、ウクライナ軍には国を守るという大義があった。軍事同盟のNATOにも、経済・政治の連合であるEUにも属さず、ウクライナという単体で巨大なロシア軍と戦った。その事実
は、似た価値観も持っていた。ふたりとも、クリミアをロシアが併合するのは理にかなっていると考えていたし、西側の軍事同盟であるNATOが東方へと拡大することに強く反発していた。 しかし、プーチン氏が独裁色を強めるにつれ、ゴルバ
事的中立の立場を重視してきたスウェーデンなどが、NATO(北大西洋条約機構)への加盟を急いだのも、この巨大な西側の軍事同盟の核の傘に入ることを良しとしたからである。つまり、アメリカの核の傘で守られている日本と同じく、「核は